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2006年7月2日 - 2006年7月8日

2006/07/07

またやってしまった

今日はCamaleontiのCDを聴こうと思って、昨日の夜のうちにディスクをセットしておいたポータブルのCDプレイヤーを持って家を出たのだけど、駅へ向かう途中の道でプレイボタンを押したのに音が聞こえてこない。あれぇ?と思ってディスプレイを見たら「no disc」の表示。

あぁ、またやってしまった。

そういえば昨日、電池がなくなったので充電したのだった。ということは、このCDプレイヤーに入れたはずのCamaleontiは、もうひとつのポータブルCDプレイヤーのなかだな。

自宅では、数年前にミニコンポのCDプレイヤーがきちんと再生できなくなったので、代わりに以前に使っていたポータブルCDプレイヤーをミニコンポの上に載せ、LINEに接続して使ってる。

持ち歩き用ポータブルCDプレイヤーを充電するためのコンセントは、ミニコンポのとなりにある。なので充電時は、ふたつのポータブルCDプレイヤーが非常に近い位置に置かれることになる。

そしてときどき、ディスクを入れるプレイヤーを間違える。

そんなわけで、今朝は音なし。

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2006/07/05

弱くなったのか、強くなったのか

寝ているあいだに、蚊にくわれました。
めっちゃかゆい。
ムヒを大量にぬったくってもかゆい。
しかも、くわれたのは昨夜じゃない。
もう、3日くらい前。
なのに、いまもめっちゃかゆいっ!

以前は、こんなことはなかったのに。
かゆくても1日くらいだったのに。
でも、ここ数年は、くわれてから何日もかゆい。

これも、
寝ているあいだに頬についた
枕の線のあとがなかなか消えないのと同様に、
歳をとって体が弱ってきたから、
かゆみがなかなか消えないのだろうか。

それとも、
年を追うごとに
蚊の威力が増してきているのだろうか。

かいぃ~よっ!

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JACULA / TARDO PEDE IN MAGIAM VERSUS

イタリアン暗黒ミサ・プログレッシヴ・バンド(?)Jacula(ヤクラ)の、唯一の正式アルバム。めちゃめちゃはったりが利いたゴシック系暗黒シンフォニックを奏でます。

いきなり鳴り響くチャーチ・オルガンで聴く者の不安をかきたて、チェンバロの演奏に乗ったシャーマニックな女性ヴォーカルでいっそうおびえさすという、安っぽいオカルト・ホラー映画のようなつくり。アルバム的には、このM1「U.F.D.E.M.」のはったり具合がもっとも聴きどころでしょう。

M2「Praesentia domini」に入ると、パイプ・オルガンの木管系の音によるバロック風な演奏が始まり、少し心が休まるかと思っていたら、そこに女性による詩の朗読が入ってきます。演奏をバックに詩の朗読といったスタイルは、プログレッシヴ・ロックにはときどきありますが、徐々にこれが「詩の朗読」なんてものではなく、実はなにかの呪文、おそらく異端信仰の魔術書(キリスト教における聖書)のようなものの朗読ではないか、ということに気づきます。それに気づいた瞬間、そこは異端信仰の儀式の場。オルガンの音色もいつのまにか、木管系のやわらかな音から脅迫的な金管系に変わっています。あぁ、なんてホラー映画チックなわかりやすいはったりでしょう。

前半で思いっきり驚かせ、怖がらせておいたら、そのあとにはつかの間の休息、最後のショックの前に「これですべてが終わったのね」と思わせるかのようなやすらぎの時間があるのがホラー映画の常。このアルバムでもその構成は踏襲されているようで、LPのA面に当たるM1、M2で怖がらせたあと、B面に入ってM3「Jacula valzer」、M4「Long black magic night」で安らぎます。チェンバロやフルートのやさしい音色。M3ではガット・ギターをバックにスキャットが流れ出します。ちょっと「ローズマリーの子守唄」(映画『ローズマリーの赤ちゃん』挿入歌)風? M4にはヴァイオリンも入り、英語による詩の朗読。ちょっとやすらぎパートが長すぎるかもしれません。

そしてM5「In old castle」で、ふたたびチャーチ・オルガンが鳴り響き、終焉。

最初から最後まで、はったりだけで乗り切ったような作品。チャーチ・オルガンの厳かな音色には非常に心動かされるのですが、残念なことに、演奏が下手。せっかくのフレーズがきちんとつながっていないのです。そのうえリズム・セクションがないので、ロックとしてのダイナミズムもない。M5などはオルガン独奏で、これだったらバッハのオルガン曲集をリヒターか誰かの演奏で聴いたほうがましといった感じ。

イタリアン・ロックだから、プログレッシヴ・ロックというジャンルだから、とりあえずおもしろがって聴けるけど、暗黒ミサなロック(もどき)というアイデアがおもしろいから聴くけれど、これがたとえばGoblin(ゴブリン)だったら、演奏も曲づくりもアレンジも、もっと上手に、よりクオリティの高いはったりの利いたものにできたんじゃないかなぁとか思ってしまいます。Jacula、アイデアはいいけど、それを“ロック・グループ”として存分に表現するだけの力がないよなと。しかし、そのもやもや感は、のちにスロヴェニアから登場するDevil Doll(デヴィル・ドール)が払拭してくれるのでした。

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2006/07/04

GIANNA NANNINI / X FORZA E X AMORE

邦題は『愛と力にかけて』でした。Gianna Nannini(ジァンナ・ナンニーニ)のアルバムって、以前は中古で安く見つけることがけっこうあって、そのたびについ買ってしまっていたものだから、そこそこの枚数のアルバムがうちにはあるのですが、そのなかでもこの『X forza e x amore』はなかなか出来のいいアルバムだと思います。基本的にはGiannaらしい、シンプルでストレートなメロディと構成を持った曲に、力強いひび割れヴォーカルが乗るといったスタイルなのですが、それぞれの曲の持つメロディが、シンプルながらも素直で美しい響きを持っているからでしょう。

M1「Radio baccano」やM9「Lamento」などは、ストレートでドラマティックなハード・ロック。パワフルなヴォイスが美しいメロディに乗ります。M1には途中でラップを入れるなどの工夫も見られます。

M2「Io senza te」やM7「Oh marinaio」などではドラマティックなスロー・バラードを聴かせてくれます。M2はシンプルで美しいメロディを素直に歌っていますが、一瞬ファルセット気味になる部分があり、Giannaの歌ではちょっとめずらしいかも。M7ではピアノの演奏をバックに、どこか傷ついた心の傷みや哀しみを感じさせるような、だけどそれをあまり表には出さないようにしているような、そんな情感に満ちたヴォーカルが聴けます。サビではディストーション・ギターも入り、感情の高まりが上手に表現されています。

M5「Principe azzvrro」はほのかに危険な感じのする、ちょっといなたいブルーズ・ロック。たとえばストリッパーのいるようなバー/キャバレーと強いアルコールが似合いそうなイメージです。サキソフォンの響きもどことなく妖しい感じ。しかしサビに入るとGiannaらしい、シンプルなロック・メロディになります。

そのほかにも、軽快なリズムと素直なメロディが交換をもてるポップ・ロックのM3「Bell'amica」や、どことなくBob Dylan(ボブ・ディラン)風というかカンタウトーレ風の味わいがGiannaにはめずらしい感じのM4「Tira tira」のような曲もあります。

アルバム・タイトル曲のM6「Per forza e per amore」はスローな曲ですが、太鼓の響きにエスニックでエキゾチックな香りがあり、どこかの土着な祭典のようです。厚いコーラスも入り、ロック色の強いGiannaの作品のなかで不思議な味わいを持っています。さらにM8「Maremma」はいっそうトラッド風味があってめずらしいなと思ったら、この曲は本当にトラッド・ソングのようです。

基本はシンプルでわかりやすいロックというGianna Nanniniらしさをしっかり出していながら、収録された曲にはさまざまな表情や味わいがあるところが、このアルバムを魅力的にしていると思います。


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