« 2006年6月11日 - 2006年6月17日 | トップページ | 2006年6月25日 - 2006年7月1日 »

2006年6月18日 - 2006年6月24日

2006/06/24

いま、うちの前の道を

小学校低学年くらいの男の子数人が大きな声で

♪いっしょうだんごけ~
いっしょうだんごけ~♪

と歌いながら通り過ぎていきました。

いっしょうだんごけー?

一升だんご権??

一生だんご刑!?

だんごを食べるなら草だんご。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2006/06/23

TURQUOISE / PO DRUGIEJ STRONIE...

ポーランドのグループだそうです。デビュー・アルバムが女性ヴォーカル入りの極上シンフォニック・ロックということで話題になったようですが、これは2003年リリースのセカンド・アルバム。女性ヴォーカリストはふたりクレジットされてますが、デビュー作で歌っていた人とは違うらしいです。

うーん、どうなんでしょう。ざっと聴いた印象では、シンフォニック要素の強いプログレッシヴ・ハードといった感じです。それも、どことなく15年くらい前の日本のプログレ・ハードみたいな。

曲は大別して「男性が歌うもの」と「女性が歌うもの」の2種類に分かれます。男性&女性のヴォーカル・アンサンブルとかはないみたい。そしてM3「Spotkanie」やM5「Po tej stronie」など、とくに「男性が歌うもの」にプログレ・ハード要素が強く、しかも、ちょっといなたい。声質は個性があるし、投げやりな感じに歌うスタイルも悪くはないんですが、曲自体の魅力が弱いかな。たとえばM5は、テクニカル・プログレの要素も付け加えようとしたのだけど、演奏力と構成力が追いつかず、テクニカルになりきれないで中途半端な曲に終わっちゃったような印象もあります。

一方「女性が歌うもの」はトラッド風味があり、清楚ですがすがしい感じが心地よく響きます。ふたりの女性ヴォーカルは、それぞれに少し個性が違うようですが、M2「Desiderata」とかのヴォーカルを担当している人のほうが自分には好みです。またM4「Piesn Aayrne」はピアノをバックに、間奏にはアコースティック・ギターのソロも入り、なんとなくIllusion(イリュージョン)とかを思い出しました。しかし、女性ふたりによるヴォーカル・アンサンブルとかも、とくにないのだな。

M6「Suita d-minor」はちょっとした組曲。パイプ・オルガンとアコースティック・ギターによる「Tangal」はイントロダクション的な小曲ですが、一瞬、サンプリングと思われる合唱が入り、合唱ロック好きな自分は「おっ」と思ってしまいます。続く「Zdobede i ciebie」はMoody Blues(ムーディ・ブルース)の「メランコリー・マン」のようなメロディとコード進行のイントロで気を引かれるのですが、男性ヴォーカルが入ると普通のプログレ・ハードになってしまいます。第3部の「Glos serca」ではヴォーカルが女性にチェンジし、哀愁度も高まりますが、プログレ・ハード・グループが演奏するバラードといった印象が抜けません。しかし最終楽章である「Testament sel'entinell」では、より哀愁度の高いほうの女性にヴォーカルが代わり、演奏もトラッド色が強くなります。すがすがしく清涼感のあるゆっくりしたシンフォニック・ロックにヴァイオリンのソロも入り、たおやかでクラシカルな情感も高まります。

M1「Prolog」がパイプ・オルガンによるクラシカルな小曲で、ちょっと期待したのだけど、全体にはほどほどの演奏技術によるほどほどなシンフォニック・ハード・プログレといった感じでした。しかし、ヴォーカルはポーランド語(ですよね?)で歌われていて、あまり耳になじみのないその独特な言葉の響きがとても印象的です。いい要素はいくつもあるので、それなりに楽しめるシンフォニック作品にはなっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/06/22

Opera 9

自宅のコンピュータで使っているOperaをVer.9にアップデートしました。

うん、いいぞ、これ。

アップデートしたら特定のページで表示がおかしくなったとか、うまく動作しないページができてしまったといった不具合にあってらっしゃる方もいるようではありますが、自分の使用範囲ではいまのところ、とくに問題ないです。

というか、Accomodation Lineのページが使えるようになったのがうれしい!

Accomodation Line... 世界各国のホテルをオンラインで予約できるサービス。お値段も比較的お手ごろで、登録されているホテル数もけっこう多く、使い勝手も悪くないのですが、唯一困っていたことが、Operaではきちんとページが作動しなかったこと。かといってこのページを使うときだけIEを起動するのも面倒で、長いこと使わずにいたんですよ。

ここのページ、むかしはOperaでも作動したんです。というか、ページ側ではきっとこれといった変更はしてないだろうから、Operaの側の問題だと思うんですけどね。たしか、Opera6では使えたのだけど、Ver.7/8では使えなくなちゃった。でも今回のVer.9へのアップデートで、ふたたび使えるようになったのです。

うん、よかった。これでイタリア以外の国の宿探しが少し楽になるな(イタリアはVenereを使ってます)。

職場のマシンもアップデートしておこう。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006/06/21

SEBASTIAN HARDIE / FOUR MOMENTS

オーストラリアン・プログレッシヴ・ロックのトップ・グループであり、また、あまたあるシンフォニック・プログレッシヴ・アルバムのなかでも傑作としての輝きを放つ、Sebastian Hardie(セバスチャン・ハーディ)のデビュー作。プログレッシヴ・ロックやシンフォニック・ロックといえばヨーロッパのものだと(おそらく)多くの人が思っていた1970年代の半ばに、ヨーロッパから遠く離れた南半球の海に浮かぶ大陸で、よもやこんなにも芳醇な香りあふれるシンフォニック・ロックが生まれていようとは、当時、いったい誰が想像したでしょうか。

たしかLPではM1からM4までがA面で、この4曲で「Four Moments」という組曲扱いだったように記憶しています。実際、これらの4曲は共通したテーマ・メロディを持っていて、切れ目なく続いていきます。

M1「Glories shall be released」ではいきなりの雄大なメロトロンに圧倒されます。ここで奏でられるのが組曲「Four Moments」のテーマ・メロディで、マイナー調だけど、どこかおおらかなあたたかさがあります。続くヴォーカル・パートは軽やかでポップなメロディですが、これが第2のテーマ・メロディになっています。そして最後はまたメロトロンに乗った第1のテーマ・メロディに戻り、雄大に終わります。この終わり方は無理やりくっつけたような印象がありますが、こういった強引さもプログレッシヴ・ロックの醍醐味ではありますね。なお、M1で奏でられた、この2つのテーマ・メロディは、このあとの曲中にも頻繁に現われます。

ある意味で派手なM1に続くM2「Dawn of our sun」は、少し落ち着いた雰囲気を持っています。ゆったりしたメロディラインは、たくさんの星が瞬くオーストラリアの夜空を眺めているようです。演奏のなかに一瞬だけ、エレクトリック・ピアノによる第2のテーマ・メロディが可愛らしく奏でられるのも印象的です。

M3「Journey through our dreams」は、切なげに歌われる第1のテーマ・メロディで始まります。続いてそのメロディをメロトロンが引き継ぎ、分厚く、雄大に奏でていきます。その後はロックを感じさせる力強さを持った演奏で、スペーシーな雰囲気を持ったシンフォニック・ロックへと展開。2本のギターにキーボードもかぶせたハーモニーを聴かせたり、かすかにブルースのニュアンスを持ったギターが心震えるメロディを奏でたり。そして最後はメロトロンをバックに第1のテーマ・メロディを歌い上げます。

M4「Everything is real」では第2のテーマ・メロディがシンセサイザーで軽快に演奏されます。バックの演奏も楽しげです。そして突然、メロトロンが鳴り響き、一転してシンフォニックに。最後はオレンジ色に染まりだした夜明けの空を眺めているような、暖かな希望を感じさせる優しいメロディが余韻を残して終わります。

ここまでがLPのA面で、組曲「Four Moments」。以後はLPのB面で、別の曲になります。しかしM5「Rosanna」はM4の最後に出てきたメロディから始まります。M4は、組曲「Four Moments」のエピローグであると同時に、M5のプロローグでもあったわけですね。なかなか凝った構成です。

このM5は、最初はM4と同じ長調の暖かなメロディで始まりますが、その後、このメロディを短調へと変調し、哀愁系の曲へと変わっていきます。この印象的なメロディが何度も浮かんでは消え、澄んだ夜空のような美しくも懐かしい情景を映し出します。

そしてアルバム最後の曲「Openings」へ。最後なのに、オープニング。ここになにかの意図を感じますが、もしかしたら、たんにある種の時間あわせで収録されたのかもしれません。というのも、M1からM5まではメロディに連続性や関連性があるのに対し、この曲だけ、他の曲との関連を見つけられない、独立したものだからです。だからといって、この曲がたんなる時間合わせの内容かというとそんなことはありません。もそもそとしたテーマ・メロディには、ほのかにいなたい感じがありますが、それを奏でるギターの丸い音色に対し、キラキラと華やかなキーボードの音色がうまく対比しています。その後はエモーショナルに展開。ギターは天空へとのぼり、光り輝く星座のあいだを泳ぎまわるようです。やわらかに使われるメロトロン。どことなく東洋的な印象を漂わせるパートもあります。テーマ・メロディをはさんでさまざまな表情を見せる演奏からは、オーストラリアの広い大地と空間を感じられます。

このアルバムに収録された曲はどれも、難しいことはやっていないと思います。インストゥルメンタル・メインのシンフォニック・プログレッシヴですが、けっしてテクニカル系の演奏ではありません。そのかわり、シンプルだけど印象的なテーマ・メロディを、わずかにバリエーションを加えながら、何度も上手に曲中に浮かび上がらせ、その前後で曲の表情を変えるといった構成のうまさで、最後まで飽きさせず、聴き手の心をひきつけます。音楽でひきつけるには、優れた演奏も大切だけど、それ以上に優れたメロディと優れた構成が必要だということが、あらためて感じられます。

あたたかい南半球の大地から生まれてきたシンフォニック・ロックは、ヨーロッパのそれとは違ったおおらかさと人懐こさ、あたたかさを存分に感じさせてくれます。同じピノ・ノワールやシラーでワインをつくっても、繊細さや生真面目な力強さを感じさせるフランスワインに対し、オーストラリアのワインはおおらかで気さくな感じがします。そしてSebastian Hardieの奏でるシンフォニック・ロックにも、やはりおおらかで気さくな感じを受けるのです。

また、このアルバムから聴かれる音楽から浮かぶ情景は、夜。秋のオーストラリアで、アサートン高原からケアンズに戻る途中の山道で眺めた、満天の星空を思い出します。初めて星座が「絵」として見えたあの日。天の川が本当に「天の川」だと感じられたあの夜。このアルバムを聴いていると、あのときの情景が脳裏によみがえってくるのです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/06/20

バーテンダーよりソムリエ

最近『バーテンダー』というコミックを読んでるんですよ。なんだか、いろいろな人が「おもしろい」と、お酒うんちくマンガとしてではなく「サービス」の世界を扱ったマンガとしておもしろいと、評価してたので。

とりあえず単行本の1巻から4巻までをそろえまして、読んでみました。

うん。おもしろいかもしれない。おもしろいかもしれないけれど、そんなにおもしろくない。

このコミックの原作は城アラキさんという人で、この人はコミック『ソムリエ』の原作者でもあるのです。『ソムリエ』も、単行本2巻の途中くらいまではそれほどでもないのだけど、そのあとはサービスの世界の物語としてどんどんイキイキしてくる。なので『ソムリエ』よりもあとに発表されたこの『バーテンダー』にも、イキイキとしたサービスの物語を期待してたのだけど...

1話1話はそれぞれにサービスの物語としておもしろいんです。1話完結読みきり形式の連載だから、それはそれでいいんです。でもそれを「単行本」というまとまった形で読むと、ものたりない。それぞれの「おもしろいお話」が連なりとして機能して「おもしろい単行本」にならない。

ちなみに、もうひとつ話題のワイン・コミックに『神の雫』というのもあって、これはこれでまたおもしろいのだけど、こっちは長~いお話が続く、「読みきり形式」じゃない連載なので、単行本でまとめて読む分にはおもしろいのだけど、きっと連載でぶつ切りで読んだらフラストレーションがたまりそう。読み逃しの回とかあった日には、その後に読み続けるモチベーションが一気に落ちそうです。

その点『ソムリエ』は、基本は読みきりだけどお話によっては2~3回の連続ものというフレキシブルさを持ち、それぞれのお話ひとつひとつに完結したおもしろさを持ちながら、お話同士のつながりのなかで背景にもっと大きな物語もつくっていた。その点が秀逸だなと思うのです。

しかし『バーテンダー』には残念ながら、少なくとも4巻まで読んだかぎりでは、「手前のお話」しか見えてこない。毎回のおもしろい「手前のお話」のつながりから「背後のお話」が見えてきて、その「背後のお話」に「手前のお話」とはまた違った物語が読み取れたりすると、そういった重層的な構造になっていると、単行本として多くのページを読むのにおもしろいものになるのだけどなぁ。いまはまだ、今日はこんな事情を抱えたお客さんがきました、それに対し主人公のバーテンダーがこんなサービスを提供しました、お客さんは喜びました... の羅列といった感じ。すべての「お話」に共通して登場する唯一の人物である、主人公のバーテンダーがめざすものや秘めている想い、それへの葛藤や挫折や喜びや成長といったものがすごく希薄。だから、なんだか1話ごとにぶつ切りの印象になってしまう。

ひとつひとつのお話はいいのに、全体としてまとめてみたときに大きな流れや物語が感じられず、断片しか印象に残らない。なんというか、ヒット曲ばかりを集めたベスト盤CDみたいだ。そして自分は、ベスト盤CDがあまり好きじゃありません。ひとつひとつに小さなドラマを、小さなドラマを内包したひとつひとつのつながりで大きなドラマを、と考えて構成されているようなものが好きなのです。

『バーテンダー』5巻では、そういったドラマが少しは見えてくるのでしょうか。それとも、これまでと同じような「1話ごとに読めばそれでよし」といった感じなのでしょうか。もしこれまでとたいして変わらない構造なら、5巻は読まなくてもいいや。

やっぱり自分は『ソムリエ』のほうが好きだなぁ。カクテルよりもワインのほうが好き、カウンターでのサービスよりもホールやテーブルでのサービスのほうが好きという、自分の好みからいっても、めざすべきはバーテンダーよりもソムリエだな... って、めざすのかよ!?

ところで、『ソムリエ』の続編?『新ソムリエ・瞬のワイン』は、どうなんでしょうか? おもしろいのかな。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/06/19

週末に観た映画

ダ・ヴィンチ・コード
金曜の夜に劇場で。さすがにもう、すいてました。原作本もたった2日間の間にたくさんのことが起きるスピーディな展開でしたが、映画はさらにスピーディ。というか、これ、物語ダイジェストですか? 勢いに乗ってスクリーン上に映し出される出来事を追いかける以外に、あまり楽しみはなし。この映画だけからでは、おそらく事件や登場人物たちの背景といった深みまでは楽しめないだろうなぁ。アメリカらしいアクション映画の一種になってました。なんとなく「ナショナル・トレジャー」ふうな印象でした。
あと、原作でモヤッとした登場人物たちの行動(なぜそんな行動を?)が、映画ではいっそうモヤッとしちゃってました。いくつか設定の変更もあり、いっそう薄っぺらくなった感じ。なぜソニエールとソフィーの関係を変えちゃったんだろう。映画でのファーシュは宗教団体と癒着したダメ警部にしか見えない。銀行の支店長の行動は映画ではいっそうわけがわからない。ラングドン教授がかなりキリスト教会側寄りに人物設定されちゃて、映画化に際してかなりキリスト教会に配慮した(というか、びびった?)のがありありといった感じです。
う~ん。原作も思ったより薄っぺらい感じでしたが、映画はそれをさらに薄くしちゃった感じだなぁ。


愛と青春の旅立ち
BSで放送されたもの。リチャード・ギアが若い。で、この映画の主題はいったいなんだったのだろう。いや、ギア演じる主人公ザックの成長物語だとは思うのだけど、だから、なに?といった感じ。ちなみに原題は「An officer and a gentleman」だけど、これもよく意味がつかめない。officer(将校)がザックで、gentleman(紳士)がフォーリー軍曹? それとも、officerもgentlemanもザックのこと? 士官学校を卒業するザックが「軍曹のことを忘れない」といったときに軍曹が返した「I know」という返事は、ちょっといい感じだったけど。


80デイズ
地上波で放送されたもの。新宿での劇場公開は、たしか2週間程度で打ち切られてた気がする。ジャッキー・チェンにアーノルド・シュワルツェネッガーといったあたりの出演以外に、これといって話題になるところなしといった感じ。だらだらとした展開と、突如繰り広げられるカンフー系アクション・シーン。むぅぅ。ジュール・ヴェルヌの原作を読んだことがないのだけど、有名な「80日間世界一周」って、こんな話なんですか? あと、日本語吹き替えの原田泰三さん、もう少し勉強しましょう。女武将の吹き替えを担当した杉本彩さん、はまりすぎ。この役の女優さんもどことなく彩姉さんぽい雰囲気だったし。
休みの日の昼下がりにお茶飲んだりお酒飲んだりしながらだらだらと見るには悪くない程度の映画かな。


ダブル・ヴィジョン
地上波で放送されたもの。これ、たしか公開時に劇場に観にいった記憶がある。そして、いまいちだったような記憶もある。あらためてテレビで観て、やっぱりいまいち。雰囲気はあるんだけどねぇ。オカルトとサイコ・スリラーのあいだを中途半端にすすんじゃって、最後はそんなオチですか、みたいな。「双眼(ダブル・ヴィジョン)」の持つ邪で恐ろしい意味が皮膚感覚として刷り込まれているような人には、これでもいいのかもしれない。ていうか、道教にはほんとうに双眼なんていう考え方があるのだろうか?


| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2006年6月11日 - 2006年6月17日 | トップページ | 2006年6月25日 - 2006年7月1日 »