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2006年4月30日 - 2006年5月6日

2006/05/02

UNDERGROUND SEARCHLIE / アオヌマシズマ

元・筋肉少女帯大槻ケンヂさんのソロ・プロジェクト、UNDERGROUND SEARCHLIE(アンダーグラウンド・サーチライ)の2作目かつ最終作。

大槻ファンやジャパニーズ・パンク・ファンなどのあいだでは前作『スケキヨ』よりもこの『アオヌマシズマ』のほうが評判がいいような感じですが、自分の好みとしては『スケキヨ』のほうが好き。前作のほうが「歌」と「音楽」があったから。今作には「演奏」はあるのだけど、「歌」と「音楽」の要素が少ないように感じます。

M1「ジェロニモ」は力強さ爆発のハード・パンク・ロック。もともとはガスタンクの曲だそうですが、なかなか名曲かもしれません。

M2「これが私の登山口」は、いわゆるパンクなのかなぁ。自分の好みとは方向性が違う。

M3「猿の左手 象牙の塔」はナゴム時代の筋肉少女帯の曲だったでしょうか。フルートなども入りほんのりプログレッシヴな香りはありますが、筋肉少女帯ヴァージョンのほうが自分は好き。

M4「埼玉ゴズニーランド」は、このアルバムのなかではもっともインパクトの強い曲でしょうか。大槻ケンヂの世界炸裂といった感じです。トランス風の演奏に乗せて妄想世界を描いた歌詞を朗読しています。埼玉ゴズニーランドに行きたくなります。いや、ならないか。

M5「De Do Do Do, De Da Da Da」はPolice(ポリス)のヒット曲の日本語版ですが、派手でパンキッシュなアレンジがされていて、Policeとはずいぶん違った感じになっています。

M6「がんばったがダメ」は、もうタイトルだけ見ればいいというか、タイトルで完結してるというか、これもまたいかにも大槻ケンヂの世界といった感じ。アコースティック・ギターの音色がしみるブルース・フォークになっています。

M7「Underground Searchlie」では混沌とした演奏に歌詞の朗読が乗るという、やはりほとんど「歌」のない曲。歌詞の痛み具合がとても大槻ワールドです。

う~ん、どれも自分の好みとは方向が違うのだよなぁ。唯一よかったのは、収録時間の短さ。前作も33分程度とコンパクトでよかったのですが、今作では30分を切るという短さ。そこには好感を持てました。

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2006/05/01

週末に観たもの・聴いたもの

LA CRUS / OGNI COSA CHE VEDO■
イタリアでは人気があるのかどうかわかりませんが、日本ではほとんど誰も気にとめていないと思われるLA CRUS(ラ・クルス)。でも、けっこういいのですよね。このアルバムを含め2枚しか聴いたことがないけれど。ちょっとDavid Sylvian(デヴィッド・シルヴィアン)風の耽美混じりなヴォーカルが気に入りました。


CLAUDIO BAGLIONI / GLI ALTRI TUTTI QUI COLLEZIONE '67-'06■
3枚組ベスト盤第2弾。1980年代の曲に関しては、前作のベスト盤『Tutti qui』よりもこちらに収録されているものの方が自分は好き。70年代のものもなかなか渋いところをついていて、『Tutti qui』よりもちょっとコアなファン向けといった感じかな。しかし、思いたくはないのだけど、2種類の3枚組ベスト盤両方を聴いてみて、作詞についてはわからないけれど、彼の作曲面でのピークは、やはり70年代後半から80年代くらいまでだったのかなぁという感じがしてしまう。年代順に配置されたこれらのベスト盤の収録曲、うしろにいくにつれて魅力を感じなくなってしまうのだよな。トリノ・オリンピックのテーマ曲となった「Va」だって、曲としてはぜんぜんいいと思わない。う~ん、複雑。


MATIA BAZAR / BERLINO, PARIGI, LONDRA■
実はこのアルバム、彼らが来日したときにリリースされた日本編集版の同名LP(から録音したテープ)しか聴いたことがなかったのでした。オリジナル版は聴くの初めて。曲順や収録曲が少し違うんですね。でも、いいわぁ。楽しげなエレ・ポップ風味とAntonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)の伸びやかな歌声がとても素敵でした。


聖飢魔II 結成20周年ライヴ 恐怖の復活祭■
NHK総合で放送されたもの。自分、けっこう好きだったのですよ、聖飢魔II。なにげでアルバムもたくさん持ってるし。ギターもコピーしたし(笑)。エースさんのギターってすきなんです。音色も、演奏のニュアンスとかも。放送時間が短く(たったの40分!)、彼らのライヴの楽しさを伝えるには思いっきり不十分ではありますが、それでも雰囲気は感じられたかな。求む!コンプリート放送。ちなみに元構成員のジェイルさんとゾッドさんも途中から演奏に参加してましたが、無駄に音が分厚い(笑)のがよかった。他の構成員にくらべて出戻りゲストのこのふたりだけ妙にはしゃいでるように見えるのも微笑ましかった。そして、そんな彼らのうしろで黙々とベースを弾き続けるゼノンさんが素敵だった。


■映画『の・ようなもの』■
地上波で夜中に放送されてたのだったっけな。なんだかよくわからなかった。主演の伊藤克信さんって、以前はけっこう頻繁に見かけた気がするのだけど、最近はどうしていることやら。ちなみに自分、彼の魅力がぜんぜんわかりません。というか、彼って役者なの? 芝居、できてると思えないのですが。この映画に関していえば、秋吉久美子さんが可愛らしかった、といった印象しか残りませんでした。


■映画『ケンタッキー・フライド・ムービー』
地上波で夜中に放送されたもの。大量のパロディで構成された素晴らしくおバカな映画でおかしいのだけど、パロディの元ネタを知ってればもっとおもしろかっただろうな。あと、英語のセリフをそのまま理解できたならさらにおもしろかっただろう。「ドラゴン イカレの鉄拳」のパートはちょっと長すぎで、途中で飽きた。


■映画『凶器の桜』
地上波でゴールデンタイムに放送された(のだった気がする)もの。う~ん、どうなんでしょう。ヤクザをなめるな、ということなのかしら。なんか、ずーっとケンカしてて、最近の少年マンガみたいだ。こういうの、自分は苦手。あと、ヒロインの女優さん、どうしても高校生には見えないんですけど。32歳くらい? 幼稚園児の子供がいる? とか思ってしまいました。


■映画『エデンの東』
地上波で昼間に放送されたもの。ジェームズ・ディーン主演。自分、どうしてもジェームズ・ディーンの顔が覚えられません。彼の映画はいくつか観てるのに、毎回「この人がジェームズ・ディーンだったっけ?」と思ってしまう。ジョン・スタインベック原作ということで、舞台はカリフォルニアのサリーナスとモントレー。あのあたりは1度滞在したことがあるので、それだけでなんだか興味深いです。ジェームズ演じるキャルのお父さんの名前がアダムで、お兄さんがアロン。タイトルが「エデンの東」で、愛される兄と愛されない弟。めちゃめちゃ聖書な背景です。キャルとアブラ、ケイトもきっと聖書がらみの名前なんだろうな。じんわりとした趣のある映画でした。言語+字幕で見たかった。しかし、ジェームズ・ディーンってこんなような役が多いような気がする。


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