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2006年4月23日 - 2006年4月29日

2006/04/28

UNDERGROUND SEARCHLIE / スケキヨ

元・筋肉少女帯大槻ケンヂさんのソロ・プロジェクトです。『スケキヨ』『アオヌマシズマ』の2枚のアルバムがあります。

このアルバム、なかなかの名作だと自分は思います。最近の大槻さんはすっかりのほほんおじさんな印象がありますが、ここにはカリスマ文学青年パンク・ロッカー大槻ケンヂの姿が色濃く感じられるのです。おそらく、筋肉少女帯の後期よりも、より強く。

M1「不必要にヒラヒラのついた服」はもう、プログレッシヴ・ロック以外のなんと呼べばいいのでしょうか。フリー・ジャズ&ファンクなスタイルの演奏。ひたすら「愛している」と呟くだけのシュールなヴォーカル。さまざまな効果音。ときどき現われるシャーマンなヴォイス。なんてかっこいいんだ。ちなみに大槻さんは、この曲は「King Crimson(キング・クリムゾン)でいえば『Islands(アイランズ)』というアルバムの1曲目のテイスト」といっています。やっぱりプログレッシヴ・ロックを意識してたのですね。

M2「少女はメッサーシュミットに乗って」は壊滅的なパンク。ぐにょぐにょした効果音。意味不明のシャウト。好きなタイプの曲ではないけれど、なんだかわからない他罰的ネガティヴ・パワーを感じます。可愛らしげな曲名からは想像もつかない音楽。ちなみに曲名のメッサーシュミットは、ミョーな型をしたクルマの名前と大槻さんは説明していますが、自分は名機と名高いドイツの戦闘機を最初にイメージしてしまいました。それに少女が乗っているのはシュールすぎるか。

M3「君は千手観音」は、思いっきり後期の筋肉少女帯ぽいハード・ロック。重いギター・サウンド。意外と素直でポップな歌メロ。妙にはつらつとした女性ヴォーカルの導入。だけど途中で読経?がまじってしまうあたりが筋肉少女帯風。怪しい響きのギター・ソロは、なんだか印象の似た曲が聖飢魔IIにもあったような気がします。最後はドラをぶったたいて終了。

M4「ワインライダー・フォーエバー」はイントロがかっこいいな。力強くて華やかなブラス。バックではクリーン・トーンのエレキ・ギターによる小気味よいカッティング。一瞬Spectrum(スペクトラム)を思い出しました。でもヴォーカルが入ると、そこはやはり大槻さんの世界。適当に歌っている感じの女性コーラスの導入、その女性たちとの掛け合い風ヴォーカルなど、いろいろなところで筋肉少女帯ぽさを感じます。ちなみにこの曲、映画『シザーハンズ』で出会ったジョニー・デップとウィノナ・ライダーの若気の至りな恋をベースにしてるそうです。

M5「横隔膜節」は、アヴァンギャルドなパンクですね。初期の筋肉少女帯風かなと思ったのだけど、あぶらだこの曲だそうです。あぶらだこ、インディーズ・シーンで有名なパンク・バンドですよね。音楽は聴いたことがないけど、名前は聞いたことがある。で、この曲は、混沌としたパワーの塊のような演奏で、そこに抑揚のついた詩の朗読のようなヴォーカル(ヴォイス?)が乗るという、プログレッシヴ・パンクといった印象です。

そしてアルバム最後のM6「Guru」。これは中期から後期の筋肉少女帯風でしょうか。シンフォニック・プログレッシヴ・ポップスといった感じ。「歌詞」というよりも「言葉」を演奏に乗せているといった印象の強い大槻さんのヴォーカル。透き通ったピアノの響きは初期の筋肉少女帯サウンドを支えていた三柴理さん(当時は三柴江戸蔵さん)によるもの。サンプリングのメロトロンによるオーケストレーションも入る、美しくもロマンティックで哀しい音楽。そして、突然の終焉。余韻が強く残ります。

全体に「大槻ケンヂの音楽」としかいいようがないものばかりですが、そのなかでも自分の好みとしては、やはりM1とM6がとても印象に残ります。けっきょくこういうのが好きなんだな、自分。全体の収録時間が33分程度と短いのですが、これもかえって「もう少し聴きたい」という欲求と余韻を残し、非常によいと感じます。とくにM6がああいうかたちで終わるので、この短さは重要といえるでしょう。うん、素敵なアルバムだ。


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2006/04/27

ぜんぜん読めなかったようですが

先日書いたSimone Cristicchi(シモーネ・クリスティッキ)のアルバム紹介が、彼のファンBlogにとりあげられてました。

Tutto chiaro, no?

コメント欄に、機械翻訳かけてイタリア語に変換したものが掲載してあるみたいですが、きっとすごいイタリア語になってるんだろうな。イタリア語使えなくてごめんね、Simoneファンのみなさま。

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傘では通れません

今朝は朝から雨です。もうこれだけで気分どんより指数大幅アップ。
しかも強力に眠いし、頭もうすら痛い。
今日はもう、だめな1日だろうなぁとぼんやり思いながら神楽坂の自動改札を出ようとするとき、定期の代わりになぜか傘を差し出していました。

だめな1日、決定。

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2006/04/26

DOLCENERA / IL POPOLO DEI SOGNI

2006年のサンレモ音楽祭でもピアノに向かい口を大きく四角くあけて熱唱する姿が印象的だったDolcenera(ドルチェネーラ)。そのサンレモ参加曲「Com'e' straordinaria la vita」を収録したサード・アルバムです。

Dolceneraは、自分にとってはもうひとつ微妙なアーティストです。Gianna Nannini(ジァンナ・ナンニーニ)やLoredana Berte'(ロレダーナ・ベルテ)系のひび割れた歌声は自分の好みですし、歌唱力・表現力もあります。曲も悪くありません。なので、1曲もしくは数曲聴く分には、とても引かれます。だけど、セカンド・アルバムもそうだったのですが、アルバム全体を通して聴くと、なぜか退屈を感じてしまうのです。意外と曲やアレンジ、リズム、テンポのバリエーションが乏しいためかもしれません。

このサード・アルバムでも、大半がスローかミディアム・スローのロック・バラード系といった曲。ひとつひとつはそれなりに魅力的なのだけど、これを40分間聴き続けると、ちょっと飽きてきてしまいます。Dolceneraは才能豊かで、作曲もアレンジも自分でできる人だけど、それがかえって曲やアレンジの範囲を狭めているところがあるのかもしれません。プロデューサーにはLucio Fabbri(ルーチォ・ファッブリ)という大物がついていますが、それだけでなくコンポーザーやアレンジャーにもDolceneraの魅力を充分に引き出してくれる誰かがついてくれれば、より輝きが増すのではないでしょうか。このまま「Dolceneraの枠」の中で完結させてしまうのはもったいないような気がします。

M1「Com'e' straordinaria la vita」は2006年のサンレモ音楽祭参加曲で、力強いバラードです。徐々に盛り上がる構成がとってもイタリアン。Dolceneraのヴォーカル・スタイルにもよく合っています。

M2「Giusta o sgabliata」はストレートなハード・ロックで、Gianna Nanniniとかがやりそうです。

M3「Piove」では、イントロのアコースティック・ギターの美しい響きが印象的。淡々としたバラード系の曲ですが、歌のバックでなるベースとピアノの音が意外とファットで重い感じです。

M4「Il luminal d'immenso」は6/8拍子のアルペジオがすごく古くていなたい感じ。むかし持っていた家庭用キーボードに搭載されていたリズム・ボックスに「ロッカ・バラード」というリズムがあったのですが、それですね。サビではメジャー系のテンション・コードなども使っていまふうのしゃれた感じも出しているのですが、それ以外のところはコーラスも含め、70年代な感じでしょうか。変な曲。別の意味で、ちょっと物悲しくなりました。

M5「L'amore」はピアノのアルペジオでバラード風に始まり、サビでハード・ロックになっていくという構成。こういうタイプの構成は好みです。Dolceneraのヴォーカルも、力強く歌うところと、力を抜いて少し甘えるように歌うところを巧みに組み合わせ、聴き手の男心を翻弄します(笑)。その歌い方の切り替わる瞬間がとてもゾクゾクするというか、胸キュンものです。ただ、曲そのもののメロディは、そんなに好みじゃないのですけど。

M6「Resta come sei」はミディアム・スローな曲で、ウッド・ベースとピアノをバックにした少しジャジーな雰囲気。大人の集まる、アルコール・メインのライヴ・ハウスとかに合いそうです。

M7「Il popolo dei sogni」とM8「E la luna sale su'」は、どちらもなんとなく80年代ポップスの匂いがする気がします。M7はポップ・ロック系、M8はジャズ・ブルーズ系の80年代ポップス。学生時代にこういう感じの曲、よくテレビやラジオでかかってたなぁと思うのですが、違うかしら。

M9「America」はGianna Nanniniの曲のカバーですね。Dolceneraの声や歌い方にはGiannaに似ているところが多々あるので、カバーなのかコピーなのか、聴いているとよくわからないです。微妙に歌メロがあまり魅力的でないところも類似性があるかも。あまりにシンガーとしてのタイプがかぶりすぎていて、Dolceneraらしさを表現しづらい選曲なのではないかな。ちなみにイントロのギターはRainbow(レインボー)の「Since you been gone」に似ていませんか。

M10「Emozioni」はLucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)の曲。この曲だけ、アレンジをLucio Fabbriが担当し、オーケストラ入りで演奏されています。それもあってか、非常に趣のあるカバーに仕上がっています。歌メロと歌詞の分量バランスが絶妙で、優れたカンタウトーレの書く曲はさすがだと感じます。おだやかに盛り上がる構成も、イタリアらしい美しいメロディと展開も、非常に魅力的。それを歌うDolceneraのヴォーカルも、抑制の効いた、だけど内に強いエモーションを秘めた感じを出していて、とてもいいです。優れた楽曲を優れたアレンジで歌えばこんなにも魅力的に歌えるシンガーだということが、あらためてわかります。この曲を聴いても、やはり彼女にはコンポーザーとアレンジャーに優れた協力者が必要なのではないか、それが彼女を「次の段階」へと進ませるのではないかと感じます。



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2006/04/25

SIMONE CRISTICCHI / FABBRICANTE DI CANZONI

2006年のサンレモ音楽祭でAnna Oxa(アンナ・オクサ)とはまた別の方向に強い個性を振りまいていた新人カンタウトーレ。奇妙なルックスに気をとられがちですが、曲も非常に個性的で、サンレモ参加時からとても気になっていました。これは彼のデビュー・アルバムですが、ステージ等での音楽活動自体は1998年ごろから行なっていたようで、意外と地道な下積みを経験しているようです。デビュー・アルバムなのになかなか完成度が高いと感じられるのは、こうした地道なキャリアがあるからなのかもしれません。オフィシャルサイト(http://www.simonecristicchi.it)の「News」ページに「Simone、2005年のサンレモ音楽祭新人部門に“Che bella Gente”で参加」と年号を間違えた記事を堂々と載せているあたり、なんだか天才肌を感じさせます(←意味不明)。

サンレモ参加曲のM1「Che bella gente」はアコーディオンやマンドリンを導入し、古いユーロ・ミュージック的哀愁が感じられます。最近のイタリアン・ポップスにはなかなか聴けない個性的な曲で、今後に非常に期待が持てます。こういった、少し古いユーロ・ミュージックのような妖しく切ない哀愁は、彼の持ち味のひとつのようです。少し丸い感じのやわらかな声も個性的で、不思議な感覚を持ったこの曲との相性もバッチリ。

M2「Fabbricante di canzoni」ではホーンが入り、ジャズやラテンを感じさせるポップスになっています。派手さのあまりない東京スカパラダイスオーケストラとかを想像してしまいました(スカパラを聴いたことはほとんどありませんが)。

M3「Studentessa universitaria」では文字数の多い歌詞がカンタウトーレ風。どことなくユーモラスでありながらも少し切ない感じがするメロディが印象的です。アコーディオンが導入され、南欧風の哀愁も醸しだします。

M4「Vorrei cantare come biagio」ではミュートをつけたホーンのイントロや、ぶんちゃ・ぶんちゃというリズムがノスタルジック。Enrico Ruggeri(エンリコ・ルッジェーリ)の2003年のサンレモ音楽祭参加曲「Primavera a Sarajevo」をちょっと思い出しました。似てないか。終盤部分で一瞬、突然のオーケストレーションつきスロー・パートが差し込まれていて、びっくりします。構成を工夫してるな。ちなみに「Biagio Antonacci(ビァージォ・アントナッチ)のように歌いたい」といった意味の歌のようですが、この曲にBiagio Antonacci風のところがぜんぜん感じられないのもまたおかし。

M5「L'isola」は「島」というタイトルが非常にぴったりくる感じの曲。アコースティック・ギターとマンドリンによるイントロは南欧の雰囲気で、ヴォーカル・パートではレゲエ風のやわらかくあたたかなリズムが心地よいフォーク・ポップスになります。サビでは薄いオーケストレーションが入り、海の広がりのようなものを感じます。ただ、その海岸は人が少なく、少し寂しげな風景も思い浮かびます。

M8「La filastrocca della morlacca」はアコーディオンとヴァイオリンが古いヨーロッパの妖しいノスタルジイを醸しだすような曲。こういったサーカス音楽風の「いけない感じ」がまざった哀愁は、自分は好きです。

M12「L'autistico」もイントロが妖しいユーロ・ミュージックで引かれます。サーカス音楽風というか、Cirque du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)風というか。ヴォーカル・パートに入るとけっこう淡々としたものになってしまうのですが、そのうしろには「ヒッチコック劇場」の曲のような、どことなくユーモラスで、どことなくミステリアスな雰囲気があって、悪くないです。

全体的に独特の個性と構成・アレンジを持った曲が多く、自分の好みからすると非常に好ましいアルバムです。

なかにはM9「Telefonata per l'estate」のようにGianni(ジァンニ)とClaudio(クラウディオ)が電話でしゃべってるだけ(というか、こいつら誰だ?)で曲ですらないものとか、M13「Stupidowski」のようなどうということのない普通のポップスもあります。アルバムが後半に進むにつれて、曲づくりの面で少し息切れしてきちゃったかなという感じはないでもないです。

でも、そんなに(キワモノ的な)個性が強くない曲も、それなりに普通に楽しめます。M6「Cellulare e carta sim」などは構成も展開も素直で、ある意味でSimoneらしくない?可愛らしい印象を持った、もし日本語で誰かが歌うとしたら槇原敬之が似合いそうなフォーク・ポップスですが、これはこれでいい感じですし、M10「Ombrelloni」のような50's、60'sを思わせる普通のポップなロックンロールも楽しいです。オールドファッションドなテイストたっぷりのコーラスもいい感じです。M7「Senza」やM11「A samba」は曲自体はたいしたことのない、自分の好みからすればつまらないものなのですが、バックのリズムなどからすれば明るく楽しくなりそうな曲なのに、なぜかそうはならないという不思議さはちょっとおもしろいです。

そんなわけで、トータルとしてとても楽しめたし、今後も楽しみなカンタウトーレです。ところどころで歌声が一瞬、Tito Schipa Jr.(ティト・スキーパ・ジュニア)風に聴こえるところも自分にとってはポイントが高いし。

ちなみに、このアルバムはもともとは2005年にリリースされたものに、サンレモ参加曲のM1を追加収録して2006年に再リリースしたようです。

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2006/04/24

週末に観たもの・聴いたもの、など

ジブリ美術館
まもなくイタリアに帰る友人のRobertaが行きたいというので、初訪問。こじんまりしたディズニーランドといったところか。とくにジブリ作品に興味がないし、あんまり観たこともないので、これといった感動等もなし。美術館内の映写室で上映されていたオリジナル短編アニメ『やどさがし』は、観ていてすごく怖くて気持ちが悪かった。川の主(だと思われる妖怪?)が登場するシーンでは客席にいた小さな子供が泣いていたが、あれは怖すぎる。あのシーンと、宿の中のシーンでは、おっちゃんも泣きそうでしたよ。虫、大嫌いです。

『ダ・ヴィンチ・コード』
読み終わりました。文庫で上中下3巻組とボリュームがあるので、読むのに時間がかかるかなと思っていたのだけど、通勤時間に少しずつ読むのでも1ヶ月で読み終わった。めっちゃ読みやすい。展開も速い。とてもエンタテインメント作品ぽい。ハリウッドが映画にしたがるのがわかる気がする。でもこれ、日本だったら2時間ドラマにしてしまうかも? 意外と薄っぺらいというか、思ったほどワクワクしなかった。最初の、ルーブル美術館の館長が殺されて象徴学者と孫娘が巻き込まれ最初の鍵を見つけるところまではけっこうワクワクしたのになぁ。『薔薇の名前』のほうが奥行きも深みもあっておもしろかったように思う。


アンダーグラウンド・サーチライ
大槻ケンヂのソロ・プロジェクト。アルバム『スケキヨ』『アオヌマシズマ』の2枚を出しただけだったかな。中古でそれぞれ300円で見つけたので購入。これ、いいです。とくにファーストの『スケキヨ』のほうが気に入ったかも。フリー・ジャズ系プログレッシヴ・ロックの雰囲気を振りまき散らす1曲目から心わしづかみ。あぁ、ここにはプログレ風味が色濃く漂うパンクをやっていたころの筋肉少女帯の音楽があるのだな、きっと。大槻さん自身によるライナーに「もともと筋肉少女帯はこういう音楽をやるはずだったのに」といったことが書いてあり、納得。


My Chemical Romance
アメリカのロック・グループ? 映画『蝋人形の館』のエンディング1曲目に使われた「Helena」という曲がめちゃめちゃドラマティックでかっこよく、これを聴きたいだけの理由で『Three Cheers for Sweet Revenge』を購入。中古で800円だったので。アルバム中ではやはり「Helena」がもっとも印象的な名曲だと思う。他の曲も悪くないけど、ちょっと単調かな。


◆映画『ボイス』
韓国製(だったか?)ホラー映画。地上波テレビで放映されたもの。劇場公開当時は、ストーリーよりもなによりも携帯を持って叫び声をあげる子供の顔がもっとも怖いという評判だったのだけど、そのとおりだった。『着信アリ』のような、ポーの『黒猫』のような設定に憑依ものを組み合わせたような感じか。しかし、よくあそこまでルックス的に魅力(華)のない出演者ばかりを集めたものだ。それと、最初のストーカー男は、あれはなに? ほとんどストーリーのコアにはからんでこなかったし、そのもとになった援助交際の取材もとってつけたような感じ。そして最後は崖って、やっぱり日本の2時間ドラマですか? 教訓:子供には気をつけよう、いろいろな意味で。


◆映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
ティム・バートン監督のアニメーション。DVDで鑑賞。この映画の主題はよくわからない。自分のすべき仕事をしろ、人の仕事にちょっかい出すな、となりの芝生は青く見える、ということか(違う気がする)。ファンタジックな舞台設定、心地よい音楽、コンパクトな上映時間と、なかなか好ましい作品。ジャックの足は細長すぎ。サリーは可愛いな。最終的に現実に戻ってこないファンタジーは、正しいファンタジーではない、といったのは誰だったか忘れたが、その意味では正しいファンタジー映画だと思う。クリスマスが近づいたら、また観よう。


◆映画『フラットライナーズ』
地上波テレビで放映されたもの。キーファー・サザーランド主演、ケヴィン・ベーコン、ジュリア・ロバーツといったところが主役級で出演。ケヴィンもジュリアも不細工だと思うんですが、人気ありますね。まぁケヴィンは芝居がうまいかなと思うけど、ジュリアは... 臨死体験実験をした結果、過去の悪行に追い回され、しかもそれが幻影としてだけでなく実体まで伴って困っちゃったなという話。たぶんテレビ放映時に時間の都合等でいろいろカットされているからなのだろうと思うけれど、なんだか薄っぺらい感じ。それなりにおもしろいテーマなんだけど、もう少し被験者3人の過去と現在を丁寧に描いてあったなら、もっとよかったのかもしれないな。あと、結果的に被験者とならなかった兄ちゃん1名は、あんまり意味がなかったような気もする。教訓:いじめはいけないよ?


◆インディ・ジャパン◆
ツインリンク茂木で開催されたインディカー・レース。テレビ地上波で放送されたもの。インディを観るのはすごくひさしぶり。しかし、放送はあまり盛り上がらず。日本人ドライヴァーがひとりいるのだけど(名前忘れた)、彼のことばかり連呼しすぎ。たいしたドライヴィングもしてないのに。また、実況・解説の全員が現場にいて生でコース上を観られる環境にあったのか、みんなしてコース上(の日本人ドライヴァー?)ばかり追いすぎ。モニターで映し出された事故等にもぜんぜん気づかず解説等をスルーしたかと思えば、その事故による影響が出たところで初めて「おや、何かあったようですね、何があったんでしょう?」って、間の抜けたコメントをすること多々。みんなしてただの観客になってるじゃん。誰か一人くらいきちんとモニターをチェックしてろよ。インディカー・レースになんかこれっぽっちも興味のなさそうな松村邦洋やさとう玉緒とかをにぎやかしに起用しているあたりも非常に鬱陶しい。残念。

◆F1サンマリノ・グランプリ◆
フジテレビの地上波で。シューミィおめでとう。フェルナンドが最後にきて細かいミスをしていたのが印象的。タイヤとかきつかったのかな。ジェンソンは、いろいろな意味でがっかりしてるだろうな。ピット・ストップ2回も失敗されちゃねぇ。という以外には、あまり印象に残らなかったレース。カメラもほとんど上位しか映してなくて、中段以降の様子はわからず。残念。

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