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2006年4月2日 - 2006年4月8日

2006/04/07

METAMORFOSI / INFERNO

ひさしぶりに聴いた。自分のなかでは、もっとハードでヘヴィなものだったという印象があったのだけど、いま聴くと、意外とたおやかで、優しい感じすら受けてしまうのは、なぜかな。「地獄(Inferno)」というには、あまりにも美しく、おだやかで、花の咲き乱れる草原のような印象のパートすらある。チェンバロをバックにフルート(メロトロンのサンプリング?)がメロディをとる部分は、なんとなく東洋的な感じ。

いくぶんオペラティックでもある情感のこもったヴォーカルと、力強く分厚いキーボード群が、やはり印象的。オルガンの響きが怪しく魅力的だな。グループ全体の印象としては、Banco del Mutuo Soccorso(バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)をひと回り小粒にしたような感じか。



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鶏手羽もとのタンドリーチキン風と春キャベツの蒸し煮

喉が痛くて、つらいです。これだと微妙な味とかわからんな。ということで夕食は、比較的はっきりとした味のものを食べることにしました。

◆プレーンヨーグルトに、ターメリック少々(色づけ)、カイエンペッパー少々(辛味づけ)、フェンネル少々(風味づけ)、カルダモン1~2個(なんとなく)、白ワイン少々(ワイン好き)を加え、まぜる。
◆鶏手羽もとにしっかり塩・胡椒をし、スパイスを混ぜ込んだヨーグルトに漬け込む。厨房ポリ袋などを利用すると便利。
◆30分~1時間くらいつけたら、網の上に肉を並べ、30分くらいオーブンで焼く。漬け込みに使ったヨーグルトはたっぷりと肉にかけておきましょうね。
◆表面にうっすらと焼き色がつき、肉の中まで火が通ったらできあがり。

これだけだと野菜不足なので、春キャベツとパンチェッタの蒸し煮もつくりましょう。

◆春キャベツを適当な大きさにちぎる。
◆鍋にバターをとかし、パンチェッタ(イタリア風ベーコン。日本製の安いやつでOK)から油が出てくるくらいまで、軽く炒める。
◆鍋にキャベツを加え、塩・胡椒で味付け。
◆気持ち白ワインを加える。
◆全体をざっと混ぜ合わせたのち、蓋をして、弱火で10~15分くらい。
◆キャベツがしんなりしたらできあがり。

チキンはヨーグルトでやわらかく、スパイスで風味よく仕上がりました。ペッパーを少なめにしたので、ほとんど辛くはないですね。ときどき主張するフェンネルのさわやかさが素敵。

キャベツは甘く素朴な味に仕上がって、パンチェッタの塩味と旨み、バターの風味もほどよく合わさりました。

ワインは、まずは抜栓2日目のロッソ・ディ・モンタルチーノ。これ、ぜったい昨日より美味しくなってる。味がまろやかになり、旨みも増してる。やはりまだ若かったんだな。昨日のうちに半分以上飲んじゃって、グラスに1杯分しか残ってないのが残念。

グラス1杯では足りないので、抜栓直後から美味しいはずの、安いモンテプルチァーノ・ダブルッツォを開ける。ん? なんか、コルクの状態がおかしいかも。グラスに注ぐ。う~ん、ちょっとセメダインぽい匂い。これは保管不良の死にかけワインだな、きっと。お味のほうも微妙。飲めなくはないけど。これ、6本くらいまとめて買ったものの最後の1本なのだけど、ほかのボトルはみんな美味しかったんだけどな。残念でした。でも、飲んじゃうけどね。


ロッソ・ディ・モンタルチーノ2003 コルドルチャ モンテプルチャーノダブルッツオ コレチオーネマルケジ-ニ

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2006/04/06

いまさらサンレモ2006・3日目後半

今朝は、今週末のNew Trolls(ニュー・トロルス)来日公演に備えて(というわけでもないのだけど)『Live N.T.』を聴きながら出勤しました。あらためて感じたこと。「Concerto grosso」の旬は過ぎてる... 今回の来日公演は予想どおり「プログレのライヴ」になるそうで、ちょっと残念です。まぁ、見にいく人の(おそらく)大半がNew Trollsのファンではなくプログレのファンだろうから(そもそも「Concerto grosso live」だしね)、しかたがないのだけど。

それはさておき、昨日の夜はやっと今年のサンレモ音楽祭3日目後半(以前RaiClickに登録されていたもの)を観ることができました。

★男性(Uomini)部門★
後半ヴィデオの最初に出てきたLuca Dirisio(ルーカ・ディリシオ)... 記憶に残ってない。たぶん、このときに自分は、夕食時に飲むためのワインのコルクを抜いてたんだと思う。そっちのほうが重要ということで。

★女性(Donne)部門・グループ(Gruppi)部門★
後半ヴィデオには誰も出てきませんでした。

★新人(Giovanni)部門★
後半ヴィデオのメインはここですね。L'aura(ラウラ)は普通の女性ポップスで、あんまり記憶に残らず。Riccardo Maffoni(リッカルド・マッフォーニ)はいいな。イタリアというよりはアメリカ風ですが、力強いフォーク・ロックで、曲もいいと思います。Ameba 4(アメーバ・クァトロ)も変な感じで印象に残りました。むかしのイギリスのグループみたいだ。CD購入候補に入れておこう。Ivan Segreto(イヴァン・セグレート)は、なんだかおしいなぁ。声もそれなりに個性があるし、ちょっとラテン・ジャズが入ったような曲もおもしろげなのに、小粒。もう少し突き抜けた感じがあるとよさそうなんだけどなぁ。Andrea Ori(アンドレア・オリ)は、ロック系のだみ声は悪くないのだけど、曲がつまんない。Tiziano Orecchio(ティツィアーノ・オレッキォ)は、正統派サンレモに近いタイプの曲かな。けっこう声もよく出てるし、さびの最後の張り上げ方も、ベタなんだけど、嫌いじゃないんだよな、こういうの。CD購入候補に入れておこう。

そんなわけで、3日目後半で個人的に印象に残ったのはRiccardo Maffoni、Ameba 4、Tiziano Orecchioといったところでしょうか。

ちなみに、一緒に食事をしながら途中から乱した妻はひとこと。

「これ、このあいだも観てなかった?」。

いや、3日目後半を見るのは初めてなんですが... まぁ、初日からずっとおんなじような絵面でおんなじようなことをやってますからね。とくにイタリアン・ポップスに対して興味や知識がないような人には、同じに見えてもしかたあるまい。


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2006/04/05

ANTONELLA RUGGIERO + ARKE' QUARTET / LUNA CRESCENTE [SACRARMONIA]

Matia Bazar(マティア・バザール)のヴォーカリストとしてデビュー以来、ずっとイタリアのポップス界で輝き続けてきた歌姫Antonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)。その輝きは、ソロ・シンガーになったいまでも曇りません。

このアルバムは、バックにArke' quartet(アルケ・クァルテット)という弦楽四重奏グループをしたがえた、とてもおだやかな作品。Antonellaの過去の曲数曲と、ミサ曲やクラシック、トラッドなどが収録されています。

Antonellaの歌声は、あいかわらず伸びやかに、たおやかに響きます。演奏が弦楽+パーカッションだけなので、彼女の魅力のひとつである力強さやダイナミックな歌唱といったものは期待しにくいですが、豊かな表現力で持ってのびのびと歌われるその声には、あたたかな想いが感じられます。素敵なアルバムだと思います。



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2006/04/04

I LEONI / LA FORESTA

ひさしぶりに聴いたなぁ、このアルバム。どんな内容だったか、すっかり忘れていたのですが、うん、なんだか懐かしい気分になる作品です。収録されている曲のタイプはばらんばらんなんだけどね。

M1に出てくるメロディって、別のアルバムでも聴いたことがある気がする。電車のなかで聴いてたので確認できてないのだけど、Samadhi(サマディ)の「L'ultima spiaggia」やAlessandro Errico(アレッサンドロ・エッリコ)のファースト・アルバムに出てくるメロディって、これじゃなかったっけ?

アルバム全部で35分弱というコンパクトさがいい。35分弱しかないのに、いかにもイタリアのコーラス系ポップ・ロック・グループといったメロディアスな曲のほかに、どことなく呪術的でおそろしげな雰囲気をうっすらとまとったプログレッシヴ風味な曲もあり、そうかと思えばZombies(ゾンビーズ)とか初期のEarth & Fire(アース&ファイア)などを思い出させるようなサイケデリック風味の曲もあって、アルバムとしてはまとまりがないね。

でも、このまとまりのなさが、かえって飽きさせない要素になっているといえるかもしれないし、こういった「なんでもあり感」が1970年代初頭のロックのおもしろさのひとつともいえる。



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2006/04/03

週末の食卓


◆金曜日◆

アサリが安くなっていたので、アサリのワイン蒸しと、マッシュルームのソテーで軽やかに。

深めの鍋にオリーブオイルを敷き、みじん切りのニンニク、マッシュルームのスライス(石突はみじん切り)を軽く炒めて香りを出す。
砂抜きをしたアサリをよく洗って加え、塩胡椒を少々し、軽く炒める。
白ワインをほどよく加えて蓋をし、蒸し煮に。
アサリが開いたら、細切りにした紫蘇でさわやかな香りと彩を。

マッシュルームは石突ごとスライスし、オリーブオイルと塩胡椒でソテー。
最後に白ワインをふりかけて香りづけ。

ワインはローヌの白、ドメーヌ・ロマノー・ディストゼ ヴィオニエ・ルーザンヌを。カモミールのような香り、レモンのようなさわやかな酸、セロリのような香味野菜のような風味もあるかな。明るく温かい春の陽射しを思わせるアサリのワイン蒸しと楽しい組み合わせ。

ヴィオニエ ルーザンヌ ブラン [2001] ロマノー   

◆土曜日◆

桜満開。あたたかい陽射し。絶好の花見日和。ピクニックボックスにパンと野菜、ワインを詰めて、花見にいこう。

レタスとプチトマトのサラダにドレッシングをかけるのは、桜の下についてから。オリーブオイルとワインヴィネガーに、塩、胡椒、クラッシュオニオンを少し加えた自家製を。
スライスしたバゲットに、サラダやザワークラウト、フランス産のレバーパテなどを適当に乗せてカナッペ風に。

満開の桜の下、温かい陽射しのもとで飲むワインは、やはりロゼ。フランス・ロワール地方サン・ヴァレンタン村でつくられたロゼ・ダンジュー・ル・アンジュを。ほんのり甘い風味とやわらかなピンク色が気分を盛り上げます。

フランス St.バレンタイン村のロゼワイン 『ル・アンジュ』

夜は、前日のアサリのワイン蒸しで残ったスープを使ってリゾット。アスパラを加えて春らしく。

厚手の鍋にオリーブオイルを敷いて、お米を砥がずに入れ、全体にオイルをなじませる。
温めたアサリの煮汁を加え、焦げないようにひたすらかき混ぜる。
節をそいで一口大にカットしたアスパラを加え、さらにかき混ぜる。
水分が減ってきたら少しずつスープを加え、かき混ぜる。
小さくかっとしたトマトを加え、さらにさらにかき混ぜる。
お米がいい塩梅にゆだったらできあがり。

メインディッシュは、イタリアンドレッシングでマリネ上にしてからオーブンで網焼きにした鶏の手羽中。なぜか焼き鳥風の甘い風味になったけど、これはこれでまた楽しい。

ワインは、昼にも飲んでいるので、アルコール分のやさしい南アフリカの白ワイン、パーリー・ベイを。明るく軽やか、ほんのり甘くて、休日のブランチ(じゃないけれど)にぴったり。焼き鳥風の鶏肉ともいい塩梅。

◆日曜日◆

春キャベツと豚肉をオーブンで蒸し煮に。エリンギとアスパラは軽くソテー。調理方法は... 妻がつくってくれたので、知らない。

甘くやわらかい春キャベツ。ふんわり旨みのある豚肉。これに合わせるワインはと、お気に入りのロワール、パスカル・シモニュティの赤ラベル。ヴィンテージ表記もない、ガメイでつくったテーブルワイン。でもこれが、並みのブルゴーニュなど目ではないくらいに、旨みが凝縮されている。甘いイチゴジャムのような風味。やわらかな酸。ガメイって、実はこんなにおいしくなるんだ。うららかな陽射しにぴったりの、飲んでいて暖かな、優しい気持ちになれる味わい。

▼自然派の“新星”がロワールで造る超ナチュラルなワイン!普通のブルゴーニュワインとは違う...

楽しい週末でございました。ごちそうさま。

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