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2006年1月1日 - 2006年1月7日

2006/01/06

GIANNA NANNINI / DISPETTO

お茶目に舌を出して笑っているGianna姉さん。このジャケットの雰囲気は、このアルバムの雰囲気によくあっているかもしれません。楽しそうにロックしているGianna Nannini(ジァンナ・ナンニーニ)の姿が目に浮かぶアルバムです。

M1「Bellatrix」は短い曲ですが、どことなくトラッド風の哀愁があって、Giannaの曲にはちょっとめずらしい感じがします。オーケストラのディレクションをRoberto Cacciapaglia(ロベルト・カッチァパッリァ)が担当しています。

M2「Meravigliosa creatura」はミディアム・テンポのメロディアス・ロックで、力強く歌い上げるGiannaのドラマティックなヴォーカル・スタイルが活きています。

M3「Per dispetto」とM4「Non ti voglio」は2曲続けてハード・ロック・チューン。ディストーションのきいたエレキ・ギターの音がかっこよく、バンドもGiannaも気持ちよくロックしているのが感じられます。曲自体はちょっと単調な感じですが、Aメロとサビでヴォーカル・スタイルを変えたり、中間部にキーボードによるドリーミーなパートを加えたりといったことで変化とアクセントをつけています。

M5「Fotografia」ではフランジャーのかかったクリーン・トーンのエレキギターや薄いキーボードのバッキングが、どことなくファンタジックな世界を演出します。優しい感じのポップスになっています。

M6「Piangero'」ではヴァイオリンも導入され、スローで優しげなポップ・ロックでありながらもサビでは一気にヴォーカルがパワフルになるという、Giannaのヴォーカルの魅力を活かしたものになっています。

M7「Ottava vita」は、ちょっとおもしろい曲です。演奏はハード・ロック、ヴォーカル前半は低音のラップ、ヴォーカル後半はほのかにインドのようなエキゾチック風味が混じったメロディ。この組み合わせが妙で楽しいです。

M8「Con te」はサビの“Stai lontano da me stasera(こんやあなたは私のそばにいない)”という少しさびしい歌詞が印象に残るポップスです。

M9「Non c'e' pace」はニューウェーヴ風のスロー・チューン。妖しい透明感があります。途中では呪文のようなもごもごいったヴォイスも入っていて、さらに妖しさ(怪しさ)が増しています。

M10「Ninna nera」はハード・ロック子守唄。これでは眠れません(笑)。

ちょっと歌メロが単調なものも多いのですが、ハード・ロック・ドライヴィンな演奏と元気いっぱいなGianna姉さんの歌声がストレートに「ロックって、楽しい」という雰囲気を出していて、聴いていて気分のいいアルバムだと思います。



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2006/01/05

MAURO SOLI / RESPIRO

みなさん、素敵な年末年始を過ごせたでしょうか。自分は暖かい(というより、暑い)国でダラダラと過ごしていたもので、東京のこの寒さが余計に厳しく感じられます。寒いよぅ。

さて、今年も有名・無名・売れてる・売れてないにこだわらず、なにかしらの縁あって入手した(してしまった)CDたちの紹介を(も)していきましょう。まずは、この人。

濃いグレーのスーツに派手な茶色系のネクタイ、さらには赤茶系のスカーフ?まで巻いてジャケットに写っているMauro Soli(マウロ・ソーリ)。ディナーショーぽい衣装です。年はそこそこいっているのかな。自分で作詞作曲します。このくらいしか、彼についてはわかりません(笑)。

M1「Proprio tu」では張りのある声と伸びやかな歌メロを聴かせてくれて、もしやMino Reitano(ミーノ・レイターノ)系のオーソドックスなカンツォーネ・ポップスかと思わせます。キーボード・オーケストレーションのチープなアレンジもMinoの再録ものなどと似た感じがあるし。それならそれで、悪くはないなという出だしです。

しかし2曲め以降は、こういったカンツォーネ風のポップスは出てきませんでした。もっと軽快でポップな曲が主流のようです。曲も歌も、これといって目立つところのない、平凡なポップスになってしまいました。

M2「Vivo」は軽薄なシンセサイザー・アレンジが施された軽薄な感じの曲で、シンセ・ベースも古臭く感じます。M3「Voglio le ali」はボサノバ風のアコースティック・ギターが入ったラテン風味の落ち着いたバラード。M4「Giu'」はクリーン・トーンのエレキ・ギターが都会的なイメージを醸しだす明るく乾いた感じの軽快なポップス。M5「Solo cenere」はほどよく洗練され、ほどよくラテンなポップスで、ビーチ・リゾートなどに合いそうです。M6「Il tuo respiro」ではブラスとコーラスがソウル風に響きます。M7「Sole a mezzanotte」はほんのりラテン風味で大きなメロディを持ったおおらかな歌謡曲風。M8「Inizio d'estate」はブラスとシンセサイザーのアレンジがチープな歌謡曲風ポップス。

M1だけがなんだか印象が違う感じです。M1の線でアルバム全体をまとめてもらえたほうが、よかったかもしれないなぁ。

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