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2006/12/07

ジャカランダの咲く街へ~アデレード(8)

2006/11/22(水) 曇りのち晴れ

8時10分起床。空は曇っているし、気温も少し肌寒い感じ。天気予報によれは今日のアデレードは曇りときどき晴れで最高気温は24度。昼間以外はTシャツ1枚ではちょっと寒そうだ。

9時半頃ホテルを出る。今日は主にノース・アデレードを散策する予定。まずはWoolworthでターキーハムを購入。それからトレンス川まで歩き、川沿いのベンチでホテルからもって来たパン、グリッシーニといっしょにハムをつまんで朝ごはん。朝方は曇っていて肌寒かったが、徐々に晴れ間も見えてきて暖かくなってきた。おだやかな川と緑の芝生は非常に静かで美しく、残り物のパンとスーパーのパック入りハムでも素敵なブレックファストになる。

川沿いの遊歩道から上がり、セント・ピータース教会へ。非常に大きく、雰囲気のある教会。観光客向けの日本語のガイドブックも2冊あった。

そのままキング・ウィリアム・ストリートを北上し、オコンネル・ストリートへ。ガイドブックによればおしゃれなカフェなどが並ぶ通りなはずなのだが、それほど栄えた感じはなかった。

オコンネル・ストリートから右折し、馬の飼育場?へ。広いグラウンドがあるが、馬がいる気配はない。と思ったら前方から馬に乗った若い女性が歩道を歩いてきた。普通に乗馬している姿がちょっと不思議。その乗馬女性が通り過ぎた先を見送ると、グラウンドの遠い端のほうに1頭の馬の姿。近くまでいってみると、痩せて毛艶のあまりよくない馬が寂しそうに柵沿いにたたずんでいた。どうしたのだろう、この子。

飼育場をぐるっと回り、となりの広場へ。犬が1頭、リードを離され、広場の中を自由に駆け回っている。走る犬の姿は美しい。

ノース・アデレードのもうひとつの有名な通り、メルボルン・ストリートへ。ここも思ったほど栄えておらず、飲食店もあまり賑わっていない。The Zambracca Cafeというイタリアンの店で昼食。シーフードチャウダーとリゾット・アル・マーレを注文。どちらも魚介たっぷりで、リゾットはお米もたっぷりで、かなりの分量。お腹いっぱいになりました。コーヒーとアップルタイザーをつけて、全部で38ドル30。

トレンス川沿いに戻り、エルダー公園から動物園までの間を行き来する遊覧ボートに乗船。エルダー公園から乗船し、動物園で下船。ひとり6ドル。そこから歩いてボタニック・パークとボタニック・ガーデンへ。どちらも広くて手入れの行き届いたきれいな緑の公園。木陰で休んだりしゃべったり寝ていたりする人がいて、とても平和な感じ。

ボタニック・ガーデンを出たあと、アデレード大学付属の国立ワイン博物館へ。南オーストラリア観光局制作のガイドブックでは入館料が必要となっていたが、実際は入館無料だった。ワインの製造方法についての解説や香りの見本などがあり、なかなか楽しい。

1階のカフェでは有料でワインのテイスティングもできる。アデレード大学ラベルのリースリング、シャルドネ、グルナッシュ、シラーズが少しずつ楽しめて6ドルというテイスティング・セットがあったので試してみる。カウンターで注文してテーブルに着いて待っていたのだが、なかなか持ってこない。他のお客もいたし、カウンターの兄ちゃんはときどきこちらを見ているので、たんに時間がかかっているだけかと思っていたのだが、あまりに時間がかかるのでたずねたら、すっかり忘れられていた。ごめんごめんと謝りながら兄ちゃんは、4種類のワインが入ったグラスと別に「これはお詫び。ぼくの大好きなマスカットでつくった甘いワインだよ」と大きなグラス1杯のスイートワインも持ってきてくれた。テイスティング4種は、シャルドネはちょっと樽の味(というのですか? 焦がしたバターのような風味)が強すぎな感じがしたのと、グルナッシュは熟成が進み過ぎて少しブランデーのような風味が出ていたのが気になったが、リースリングは品のある旨みと香り、すっきりした酸で美味しく、シラーズも強い酸と豊かな果実味がよいバランスだった。それぞれ少しずつとはいえ、全部をあわせるとそれなりの量があり、6ドルというのはお得だと思う。

ほんのり酔っ払ったので、ボタニック・ガーデンに戻り、日当たりのいい芝生で昼寝(といっても夕方だが)。すっかりいい気持ちで40分くらいマジ寝してしまった。

ボタニック・ガーデンが閉園の時間になったので、トレンス川に戻り、少しずつ低くなっていく夕日に照らされる川面を眺めながら、アデレードでの最終日を惜しむ。緑の美しい広い公園がたくさんあり、景観のいい川があり、海にも近いアデレード。とくにエキサイティングなことはないけれど、素敵な場所がたくさんある美しい町だった。明日にはもう発たなくてはいけないのが本当に名残惜しい。

川のそばで19時過ぎまですごし、最後の夕食をとりにグージャー・ストリートへ戻る。今回はホテルにガスレンジがなかったため、肉を焼いていない。なので最後は焼いた肉をと思い、毎日すごい大きな肉の塊を焼いているのが外から見えるアルゼンチン料理店「ガウチョ(Gaucho)」で食べようと思ったのだが、いつもどおり大盛況で空き席がなく、別の店にする。

もう1軒、いつも他の店にない盛況ぶりを見せているタイ料理店「スター・オブ・サイアム(Star of Siam)」という店があり、こちらは5分待ちで入れるというので、最後の夕食はここで取ることに。パンダン(Pandan)という葉っぱで巻いた鳥肉をフライにしたパンダン・チキンと、ココナツ風味のカレーソースにエビをからめた料理(名称を忘れた。Chee Choo Prawnとかそんな名前だったように思う)、それにシンハー・ビールとクーパーズ・ペールエールを注文。ジャスミンライスがついて、全部で53ドル10。量もしっかりあり、チキンの甘酢ソースも、エビのココナツカレーも、甘みと辛さのバランスがとてもよく、かなり美味。ひさしぶりのタイ米もすごくいい感じに炊き上がっている。また、注文時に「シンハー・ビール」と告げたときの、俳優の吹越満さんに少し似た感じの若いウェイターが見せた「よっしゃ!」といったふうな笑顔も好印象だった。

21時少し前、ホテルに戻る。フロントで、明日の朝5時にタクシーを呼んでもらうことと、ウェイクアップ・コールを4時にしてもらうことを頼み、部屋へ。お茶を飲み、シャワーを浴びて、アデレード滞在もいよいよ終わり。

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コメント

 充実したアデレードでしたね。

投稿: なこ | 2006/12/07 23:15

今回は初めてのアデレード滞在だったので、ちょっと詰め込みすぎでした。次にいくときはたぶん、トレンス川沿い&ボタニック・ガーデンおよびビーチでなにもしないで過ごす日が増えるんだろうな。

ちなみにアデレードは、これといったアクティビティのない町ですし、日本からの直行便が出ていないこともあってか、あまり日本人には人気がないらしいです。たいていはメルボルンあたりからパースあたりまで行く途中で2~3日滞在して終わりといったスケジュールなんだとか。カンガルー島とバロッサ・ヴァレーに1日ずついったら次の町へ、みたいな扱いらしい。もったいない。そもそも、日本からオーストラリアへのツアーって行き帰り含めて5日間てのが多いようですしね。

アデレードもパースもケアンズも、できることなら1か月くらい滞在したいです(シドニーはそんなにいなくてもいいや)。いまの仕事をしているかぎりは無理ですが。

投稿: もあ | 2006/12/08 08:39

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