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2006/10/03

THE MOODY BLUES / HALL OF FAME (2000)

中古で安く落ちていたので、ひさしぶりにThe Moody Blues(ムーディ・ブルース)のCDなど買ってみました。音楽的興味の中心がプログレッシヴ・ロックだった学生時代によく聴いてたな、Moody Blues

これは2000年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行なわれたライヴを収録したもの。バックにはThe World Festival Orchestra(ワールド・フェスティヴァル・オーケストラ)を従えているということで、初期の頃のシンフォニックな彼らの演奏が再現されるか、とちょっと期待したのですが、さすがに30年も前の味わいが出るわけもなく、全体に軽やかでポップな感じになっていました。ポップ度の高まった中期以降(=オリジナルを聴いたことがない)曲はもちろん、オーケストラ比重の高い初期の曲も、たぶんオリジナルより少しテンポ・アップしているのかな、軽快に聴こえます。また、World Festival Orchestraの奏でる音色も、艶やかな厚みと旨みというよりは、さわやかで上品な美しさといった印象で、それも曲の軽快感を高めるのに寄与している感じ。

おだやかなパートでも激しいパートでも、あまり感情的にならず、どちらかというと淡々と、牧歌的とさえいえそうな落ち着いた歌い方をくずさないところは、やはりイギリス、というか、英国的。こういった匂いって、Barclay James Harvest(バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト)などにも通じますね。この雰囲気はけっこう好きなのだけど、こうしていろいろな時期の曲がランダムに演奏されるライヴで聴いてみると、Moody Bluesって、単発の曲で聴かせるメロディ・メイカーとしては、あまり魅力的なグループじゃなかったのかも。テーマと、それに沿った流れを持ったアルバムで聴いたほうが魅力的な感じ。ひさしぶりに『Every Good Boy Deserves Favor』とか『To Our Children's Children's Children』とか聴きたくなってきました。

ちなみに、大ヒット曲の「Nights in White Satin」はもちろん演奏されていますが、彼らの曲のなかで個人的にもっとも気に入っている「One More Time to Live」が演奏されていないのが残念。でも、この曲、このライヴのポップな雰囲気には合わないやねぇ。



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