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2006/07/24

週末に観た映画


■機械仕掛けの小児病棟■
劇場で。ひさしぶりに劇場での映画鑑賞なのに、なんでこれを選んでしまったのかと、激しく後悔。
病院が舞台のホラー、というかゴースト・ストーリーだけど、恐ろしくも哀しくもなかった。看護士が積み木に近づいたときに積み木が表わす(=幽霊からの)メッセージ、「Don't touch」「Mine」「Not yours」が、実は積み木のことをいってるんじゃないとか、幽霊の正体はこっちじゃなくてそっちですかみたいな、ちょっとしたひねりは悪くないんだけどねぇ。なぜ幽霊がそこまで執着するのかが納得できなかったし、「幽霊は場所に憑くのではなく、人に憑く」と再三いっておきながら、だったらなぜ、そこまで執着している患者たちに着いて一緒に新しい病院に行かなかったのかとか、いろいろと腑に落ちないところだらけでした。幽霊のヴィジュアルも、あれかぁ。


■禁じられた遊び■
BSで放送されたもの。名画の古典ではありますが、う~ん、なんだかなぁ。
自分はもともと子供があまり好きじゃない、というか、率直にいって嫌いなこともあって、子供が主人公の作品はたいてい気に入らない。だって、バカなんだもん。そのうえ自分勝手で、わがままで。この映画も、どうしてもそう感じてしまう。
さらに鬱陶しいのが、みなしご(というのは、最近では差別用語なのだそうで。孤児、といえばいいのか?)になった小娘ポーレット。子供のいやらしさだけでなく、こんなにチビなのに女性のいやらしさも持ってる。そしてポーレットよりも年上のはずのミシェルが簡単に、それにひっかかって事件を起こす。中途半端に女性にかかわると男性はバカになるというある種の典型的なスタイルが、こんなに小さな子供たちの時代から確立している。しかもそこには、都会の女(ポーレットはパリ出身らしい)に熱を上げる田舎の男(ミシェルは田舎の農家の三男坊)という図式も組み込まれてる。
なんか、子供の無垢さとか戦争の悲惨さなどといったのとはまったく別の、すごくいやな感じが残ってしまった。


■マルホランド・ドライブ■
地上波で夜中に放送されたもの。
これは難解だ。すべてをきちんとした一連のストーリーとして把握・理解しようと思うと、かなりの脳内解析を行なわないといけないだろう。だけど、ただ画面に映し出されるものに身を任せているだけでも、意味と印象がじわじわと心と身体にしみこみ、広がっていくように感じるのがすごいところ。
もともと難解な構成なのに、テレビ放送された時点で40分!ほどカットされているようなので、正確に理解することは無理だろう。大雑把に、前半がダイアンの妄想と願望とときどき現実、後半(終盤)がほぼ現実ということだろうと思うが、いずれにしろ哀しい話だ。意味ありげに登場する人物たちのなかには、よく役割のわからない人もいたけれど、ノーカットで観ればわかるのだろうか。
それはともかく、非常に印象的な作品だった。「すべてはまやかし」なのだな。


■レイクサイド マーダーケース■
地上波で夜に放送されたもの。
はぁ、そうですか。柄本明のあまりの手際のよさに、こいつぜったい初犯じゃねぇなと思ったのだけど。あまりにも何もしない薬師丸ひろ子は、ぜったい主犯じゃないと思ったのだけど。役所広司が豊川悦司に詰め寄るシーンに現われた子供たちを見て、あ、こいつらだ、と思ったのだけど。その他もろもろ、見ている途中はいろいろと思うことがあって、それなりに楽しかったのだけど。そういう終わり方ですか。そうですか。はぁ。
箱庭的な舞台なので、芝居で観たらおもしろいかもしれない。うまい役者で、緊迫した演技で。

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コメント

きょう、もあで放送しなかったよ。

投稿: BlogPetの小丸 | 2006/07/25 11:29

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