週末に観た映画
■えびボクサー■
地上波で夜中に放送されたもの。うん。変な映画。でも、なんとなく趣き深い。ばかばかしくてありえないんだけど、もしかしたら少しはありえそうかもしれないとも思ったりして。ばかばかしい設定なのだけど、それを真面目につくってるのがいいです。最後のハグのシーンでは、ちょっとじ~んときちゃったり。
ちなみに、この映画に触発されて『いかレスラー』がつくられたというような話を聞いたことがありますが、こっちは観てがっかりしたというか、しょうもなーっと思ったというか、無駄に疲労した記憶があります。なんでこうなっちゃうかなぁ。さらにその後『コアラ課長』
とか『かにゴールキーパー』
などといった映画もつくられているようですが、観る気がしない。あ、でも、テレビで放送されたらちょっと観ちゃうかも。
■(ハル)■
深津絵里主演の古い映画。地上波で夜中に放送されたもの。以前に1度観たことがあって、そのときはけっこういいお話じゃんと思った記憶があるのですが、ひさしぶりに観てみたら、ちょっときつかった。インターネットが普及する前、パソコン通信&モデムの時代の話なのだけど、もう、なんというか、登場人物たちが気持ち悪い。深津さんはあいかわらず可愛いのだけど、時代もあってか、役柄上か、ときどきすごい化粧で登場するし、彼女を追いかける古い友人?は明らかにストーカーだし、あいたたたな青年実業家みたいのも出てくるし、もう、なんだかなぁ~といった感じでした。
ただ、走り抜けていく新幹線越しの最初の出会いのシーンと、最後のシーンでの深津さんのセリフは、やはり素敵な感じがしますね。若いな。いろいろな意味で。
■TOMMY■
地上波で夜中に放送されたもの。世界初のロック・オペラ・アルバム、The Who(フー)の『Tommy』
をミュージカル映画化したもの。映画の前に舞台用ミュージカルになっていたのでしたっけ?
アルバムのほうは、一部の曲がカットされた1枚ものCD(オリジナルは2枚組LPでした)で聴いたことがあって、けっこう気に入っているのです。哀愁も漂えばキャッチーなメロディもあり、なかなかドラマティック。
映画でもその音楽がふんだんに使われているので、曲を楽しむ分にはいいのだけど、ストーリーって、こんなだったんですね。最初のほうはPink Floyd(ピンク・フロイド)の映画『The Wall』
にちょっと似てるのかなと思ったのですが、途中から、熱狂的な信者を集める新興宗教が発生してから崩壊していくまでの物語?になっていきました。楽しみどころがよくわからん。けっきょく最後、Tommyは、彼の周囲にいるすべての人間からも自由になった、ということなのかしら? そうだとすると、やっぱりちょっと『The Wall』
に似てるのかもしれない。
ちなみに劇中、Eric Clapton(エリック・クラプトン)、Elton John
(エルトン・ジョン)、Tina Turner
(ティナ・ターナー)が登場し、歌や演奏を聴かせてくれます。
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