Radici = Taurasi 2000 / Mastroberardino
イタリア南部、カンパーニア州でつくられるDOCGワイン。葡萄はこの地域の土着品種、アリアニコ。
黒みの強い、濃いワインレッド。エッジはほんのり桜色。豊かなアルコールや湿った木、なめし革のような香り。黒くて実のしまった果実の香りもあるか。抜栓から30分ほど経つとパイプタバコのようなよい香りも出てきた。
豊かな酸味。しっかりしたタンニン。凝縮感のある果実味。喉の奥を熱くするアルコール。長く豊かな余韻。力強く、かつなめらかな味わい。抜栓から時間が経っていないうちはタンニンが少し粗いが、30分ほどでなめらかにまとまった。バルバレスコに果汁の旨みを加えたような印象か。
タウラージって初めて飲んだのだけど、これは美味しい。いまも美味しいが、もうしばらく寝かせてもさらに美味しくなりそう。
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