I LEONI / LA FORESTA
ひさしぶりに聴いたなぁ、このアルバム。どんな内容だったか、すっかり忘れていたのですが、うん、なんだか懐かしい気分になる作品です。収録されている曲のタイプはばらんばらんなんだけどね。
M1に出てくるメロディって、別のアルバムでも聴いたことがある気がする。電車のなかで聴いてたので確認できてないのだけど、Samadhi(サマディ)の「L'ultima spiaggia」やAlessandro Errico(アレッサンドロ・エッリコ)のファースト・アルバムに出てくるメロディって、これじゃなかったっけ?
アルバム全部で35分弱というコンパクトさがいい。35分弱しかないのに、いかにもイタリアのコーラス系ポップ・ロック・グループといったメロディアスな曲のほかに、どことなく呪術的でおそろしげな雰囲気をうっすらとまとったプログレッシヴ風味な曲もあり、そうかと思えばZombies(ゾンビーズ)とか初期のEarth & Fire(アース&ファイア)などを思い出させるようなサイケデリック風味の曲もあって、アルバムとしてはまとまりがないね。
でも、このまとまりのなさが、かえって飽きさせない要素になっているといえるかもしれないし、こういった「なんでもあり感」が1970年代初頭のロックのおもしろさのひとつともいえる。
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