MARLENE KUNTZ / HO UCCISO PARANOIA
アルバム・デビューは1994年でしたでしょうか。イタリアの若いロック・ファンのあいだではコンスタントな人気のあるグループ。以前から名前は知っていたのですが、音は聴いたことがなかったので、ためしに1枚購入してみました。
最近はハード・ロック/ヘヴィ・メタルのジャンルが非常に細かく細分化されているようで、なんだかいろいろな分類があるようですが、1990年代以降の英米のロック・シーンをぜんぜん追いかけてこなかった自分には、なにがなにやらです。おそらくMarlene Kuntz(マルレーネ・クンツ)のような音楽も、それを表現するような分類名称があるのでしょうが、自分は知りません。
音がでかくて重たいハード・ロック。ギターのクリーン・トーンを活かして妖しげな美しさを出すこともある。ときにニュー・ウェーヴ風だったり、ほんのり退廃的な印象もある。歌メロの美しさは追求していない様子。
イタリア本国で若者に人気のロック・グループといえばBluvertigo(ブルヴェルティゴ)やSubsonica(スブソニカ)なども有名ですが、これらのグループがかなりデジタリックな印象を持っているのに対し、Marlene Kuntzはギターとベースとドラムというオーソドックスな楽器しか使っていません。そういう意味では、Bluvertigoなどよりもストレートなロック・グループだといえるでしょう。それもあってか、自分にとってはSubsonicaよりもMarlene Kuntzのほうが聴きやすく感じます。
こんな説明しかできない私を許して...
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