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2006/02/20

彼は芸人さんなんですか?……Italo pop festaで大爆笑


2月18日の土曜日は、関東近郊在住イタリアン・ポップス・ファンの月に1度のお楽しみ、Yoshioさん主催のItalo pop festaでした。気がつくと、Gatto Panceri(ガット・パンチェーリ)の来日を機に始まったこの集いもすでに11回目。もうすぐ丸1年を迎えようとしています。1周年記念はなにか特別なプログラムを組むのかしら?>Yoshioさん

前回は参加者20名程度と、いくぶんこじんまりとした開催だったのですが、今回のFestaからmixiのmusica italianaコミュニティ内での告知が始まったこともあってか、参加者はFesta史上最多の30名、そのうち新顔さんが7名と、大所帯で活気にあふれた会となりました。会場の室温もいつもより高かった気がする(笑)。会のくわしいレポートはYoshioさんのBlogにありますので、そちらを参照してくださいね。

今回も、途中にインターバルをはさんで4つの予定された音楽パート+エクストラ、という構成でした。

最初のパートは「最近のリリースから」パート。

まずは来日公演がまもなくのNew Trolls(ニュー・トロルス)。コンサートの予習の意味もかねて?『Concerto grosso n.1』から「Alegro」と、『Aldebaran』から「Quella carezza della sera」。「Alegro」はかなり古い曲で、学生時代に初めて聴いたときは衝撃的でしたが、いまとなってはさすがに曲の旬が遠く過ぎ去った感じがします。Pink Floyd(ピンク・フロイド)の「Echoes」などと同じで、いい曲だから普遍かというとそうでもない、といった印象。このへんが「時代を背負ったプログレ」の難しさでしょうか。一方ポップな「Quella carezza della sera」は、素直にシンプルに美しいメロディがいまも瑞々しく響きます。

続いて最近イタリアで大人気のNegramaro(ネグラマーロ)。今回はNegramaroの紹介をするということで、南イタリア(プーリアだったかシチリアだったか忘れちゃった)のネグラマーロ(葡萄の名前です)でつくったワインを持ってきてくれたのはどなたでしたっけ。曲の前にワインの紹介がされるという、これまでにない趣向となりました。肝心の曲のほうは、最近のメロディアス系イタリアン・ポップ・ロック・グループらしい曲といえるでしょうか。正直にいってしまえば、綺麗な曲だけど、あんまり印象には残らない感じでした。

インターバルをはさんだ第2部は、Poohlover.netのSiriusさんによる「ヴェテラン・バンド特集」。今回はNomadi(ノマディ)とStadio(スタディオ)を2曲ずつ紹介してくれました。どちらもヴェテランらしい安定感のある演奏とツボを心得た曲づくりで、さすがと感じられますが、自分の好みとしては、やはり哀愁のしわがれヴォーカルが魅力的なStadioに心奪われました。

第3部は「リクエスト&私のおすすめ」コーナー。今回は事前リクエストとしてFabrizio De Andre'(ファブリツィオ・デ・アンドレ)の「la canzone di Marinella」とMarco Bellotti(マルコ・ベッロッティ)の曲をなにか、というのがメーリングリストで出ていました。FabrizioのほうはPFMがサポートしたライヴ盤からSiriusさんが紹介、Marcoのほうは自分が選曲して「Le nostre ombre」を紹介しました。MarcoはSiriusさんからのリクエストを受けての紹介でしたが、これまでこのFestaで紹介されてきたようなイタリアン・ポップスとはちょっと(かなり?)肌触りの違うタイプの曲なので、会場のみなさんに楽しんでいただけるか少し心配ではあったのですが、比較的好意的に受け取られたようでよかったです。

リクエストのあとは、今回初参加のRさん(Lさん?)がMichele Zarrillo(ミケーレ・ザッリッロ)の「Una rosa blu」を、続いて会のマスコット的存在?のPさんがAnna Oxa(アンナ・オクサ)の「L'eterno movimento」を「おすすめ」として紹介してくれました。Micheleは、アルバムで聴くよりも、こうやって単曲で聴いたほうが、なんだか味わいがあるような気がするのは自分だけでしょうか。関係ないですが、昨日たまたまビデオで『星降る夜のリストランテ』という映画を観てましたら、厨房のスタッフにガミガミと文句を怒鳴り散らすシェフの「おまえらは頭の中が空っぽだ。歴史を知らん。知ってるのはサンレモの優勝者くらいだ」という言葉にトスカーナ出身のカメリエーレが「○○年(忘れちゃいました)はAnna Oxa」と答えるシーンがありました。すごいぞAnna(なにがだ?)。

第4部は、個人的に今回もっとも楽しみにしていたRenato Zero(レナート・ゼロ)特集。当初は1980年代のものと、彼の最高傑作である(と自分は思っています)『Amore dopo amore』の両方を少しずつ紹介、という予定だったのですが、短い時間で紹介するのはもったいないと、今回と次回の2回にわたって特集することになりました。

第1回目の今回はPOP!ITALIANOのkazumaさんをメインに、飄々とした人柄だけど小さな声で意外と毒舌を振るうニョッキさんがサポートで、1980年代のものが紹介されました。大スターであるにもかかわらず80年代の作品がいまでは軒並み廃盤・入手困難な状態なので、これは貴重です。まずは「Amico」「Calendario」が続けて紹介されましたが、やはり「Amico」は非常に印象的です。Mさんなどは自前の歌詞カードを持ち込んでいて、一緒に歌ってました。うぅ、おいらも持って繰ればよかった。「Figaro」の歌詞カードは持ってきてたんだけどな。続いてRenatoがデュエットで参加したMariella Nava(マリエッラ・ナーヴァ)の「Crescendo」。クラシック・シンフォニーのようなイントロダクションが印象的でしたが、あとで聞いたらこれは「Crescendo」の前に収録された別の曲だそうな。

そして最後は、ニョッキさん提供によるライヴ・ヴィデオ(のDVD化)から「Madame」。これはすごかった。「これぞZeroの芸風」という紹介のあとに映像が上映されたのですが、サーカスのピエロもビックリな奇抜な衣装に場内大爆笑です。スクリーンを見ていたどなたかが(おそらく、新顔の方かと思われますが)「彼は、芸人さんなんですか?」というコメントを発していましたが、さもありなん。あらためてRenatoの多彩な?魅力を強く強く印象づけられました。来月の、ニョッキさんメインでの『Amore dopo amore』中心特集もすごく楽しみです。ちなみに、Renatoって映画『ハリー・ポッター』シリーズに出てくるスネイプ先生にそっくりな気がするのですが、いかがでしょうか?

インターバルをはさんでの最後のパート(エクストラ・パート)では、事前に盛り上がるだけ盛り上がっておいて本番で「これだけ!?」と多くのイタリアン・ポップス・ファンを落胆させたトリノ・オリンピック開会式の無念を晴らすべく?、オリンピック開会前に収録されたClaudio Baglioni(クラウディオ・バッリォーニ)本人が歌う「Va'」のヴィデオ(イタリアのテレビで放送されたもののキャプチャだと思います)を。画像は小さいし音もそれほどよくはないのですが、やはりClaudioの伸びやかなヴォーカルは魅力的です。曲はかなりベタな感じではありますが。

続いてLaura Pausini(ラウラ・パウジーニ)の「Escucha Atento」、PFMの「River of life」(もっとも印象的な部分の直前でフェイド・アウトされてしまったのが残念)と「La rivoluzione」、Dolcenera(ドルチェネラ)の「Mai piu noi due」と「Un mondo perfetto」が紹介されて、この日のFestaは幕を閉じました。

今回もたくさんの曲が聴け、おなかいっぱいです。また、参加者さんによる食べ物・飲み物の持ち込みも今回はいい具合の量でした。ワインもたっぷりあったし、缶ビールもけっこうあったし、水やソフトドリンクもいい塩梅。揚げ物系のおなじみおかずのほかに、おにぎりやおすしといった和食系主食、パンもあったし、大きなパルミジャーノ・レッジャーノの塊やブルーチーズ、さらには手づくりのスパニッシュ・オムレツ(かな?)なども集まり、この点でもおなかいっぱいになりました。

次回Festaは3月11日(土)の予定だそうです。Renato特集第2弾がとても楽しみです。


☆今回紹介されたアーティストやアルバムなど☆

おまけ↓

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コメント

トラバありがとう! 
4月のFesta一周年記念、何か特別なことやろうかと画策中です。ちょっと認可待ちみたいなところもあって、まだ具体的にお話できないのですが(笑)。

Marco Bellotti、良かったですね。投票の方も伸びてますよ。結果をお楽しみに。

投稿: YoshioAntonio | 2006/02/20 12:49

> Renatoって映画『ハリー・ポッター』シリーズに出てくるスネイプ先生にそっくりな気がするのですが、いかがでしょうか?

同じくず~っとそう思ってました。僕の中では、彼は既に「Renato先生」ですからぁ。

投稿: YoshioAntonio | 2006/02/20 20:00

> 飄々とした人柄だけど小さな声で意外と毒舌を振るう

放っといてチョーダイ!
前回は珍しく飲めもしないワインを初めに少し飲んでしまったので、ちょっとアルコールが回ってしまいました。

来月はコスプレ曲を控え目にして、ドラマチックな曲を中心に取り上げたいと考えています。
(さっきそう決心しました。Yoshioさんのブログを見ていてちょっと反省)
私自身もモードチェンジしようと思います。

「Figaro」の件、歌詞カードを持ってきて頂いていたのですね。申し訳ありませんでした。
来月は是非みんなで歌いましょう!!

投稿: ニョッキ | 2006/02/20 23:35

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