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2005年10月16日 - 2005年10月22日

2005/10/21

LA DIFFERENZA / PRESO!

2005年のサンレモ音楽祭新人部門参加曲「Che faro'」を収録した、La differenza(ラ・ディッフェレンツァ)のアルバムです。この曲は、新人部門で2位をとったんでしたっけ?

たぶん、まだデビューしてそんなに経ってないグループなんじゃないかと思うのですが、ジャケットに写ってるメンバーの写真を見ると、なんだかみんな冴えない感じの兄ちゃんです。ブックレットの裏表紙には写真の下にメンバーの名前が書いてあるのですが、写真での並び順とメンバー名の並び順が同じだとしたら、ドラムのMax(マックス)、あんた、けっこう年いってるんとちゃうん? キーボーディストのJakka(ヤッカ)、あんた、キーボーディストには見えましぇん。リズム隊だろ?

などと、どうでもいいツッコミを入れちゃおうかなぁというくらい、あんまりセンスのないジャケットです。ちなみに、右上でアルバム・タイトルの『Preso!』がツタに絡まってるようなイラストは、なんだかサイケデリック。

サンレモ参加曲の「Che faro'」はマイナー調で古いブリティッシュの香りがするノスタルジックな哀愁炸裂のバラード系ポップスでしたが、アルバム全体を聴いてみると、こういったマイナー系の曲は少ないみたいです。メジャーキーでミディアム・テンポの、けっこう軽快な曲がたくさんあります。なんとなく演奏にチープ感を漂わせて人懐こい感じを醸しつつ、シンセサイザーのオーケストレーションなんかは意外と分厚いという、チープなのにファットというなかなかいい感じの演奏を聴かせてくれます。

全体に古いブリティッシュ・ポップ・ロックの香りが強くあり、こういうのってLunapop(ルナポップ)あたりからイタリアの若いグループにけっこう蔓延してるよなぁ、イタリアの若手グループがどんどんブリティッシュ・ノスタルジィに向かってるなぁ、などと以前は感じていたのですが、最近では「古いブリティッシュ・ノスタルジィを感じさせるようなポップ・ロック」=「イタリアの最近のポップ・ロック」というような印象になってきちゃいました。これがイタリアのいまのグループ・サウンズだ(表現がおかしいか?)、みたいな。

だいたいね、いま20代前半くらいの若い音楽ファンの多くは、古いブリティッシュ・ポップ・ロックなんて、あまり知らないでしょうしね。Electric Light Orchestra(エレクトリック・ライト・オーケストラ)とかKinks(キンクス)とかElton John(エルトン・ジョン)などといった有名どころはいまでもたまに古い曲を聴くこともあるかもしれないけれど、彼らのような独特のやわらかさと、アメリカのポップスのように甘いだけでないユニークさのようなものを持ったブリティッシュ・ポップ・ロックが、むかしはたくさんあったのよ。あの頃の独特の甘さと哀愁が、ちょっと姿を変えて、最近の若いイタリアン・ポップ・ロック・グループの音楽にたくさん練りこまれている感じがするのですわ。

このアルバムで、とくにそういった印象が強いのが、やはりサンレモ参加曲のM1「Che faro'」でしょうかね。この曲はかなりノスタルジックで哀愁も強め。M4「Pensiero dolcissimo」も、さびで一気に演奏が厚くなるという、イタリアらしい美と哀愁のバラードですね。

でもM2「Percezione 90」やM3「Preso!」では明るい感じが前面に出てきて、べたべたと甘い哀愁を垂れ流すグループじゃないぞっていう主張?を感じます。M7「Lola」やM8「Onderadio」などは軽快で、むかしの歌謡曲ロックみたいなチープ感もあって、なんか楽しげ。ちなみにM7で聴かれるオルガンの響きも懐かしさを強めます。M9「Non cambiare discorso」はバラードだけど、メジャーキーを使ったシンプルで素直なメロディがさわやかで明るい感じを出しているのが好ましいです。

ベースがけっこう重い曲が多く、しかも単純にルートを8分音符できざむだけといったアレンジも多くて、それがブリティッシュ・ノスタルジィを感じさせる一翼をになっている部分はあるものの、ときに単調かなと感じてしまうこともあるのだけど、彼らがそういうアレンジしかできないというわけではない(意図を持って、わざとそういうアレンジにしている)というのが明確にわかるのが、M6「Sogno interrotto」。この曲、自分はけっこう好きだぁ。アコースティック・ギターのクリアなコード・ストロークで始まるイントロとか、なんだか印象的。ベースも曲前半ではフレーズを奏でて動きをつくり、さびではルートのほうに戻っていってどっしりとした厚みを出すという役割を演じてる。ノスタルジィとセンチメンタルを感じさせる歌メロも魅力を感じるし。

自分が以前にイタリアのアーティストたちに求めていた「イタリアらしさ」は、いまのイタリアの音楽からはなかなか見出すことができなくなってしまって、それはそれで残念ではあるのだけど、La differenzaとかを聴いてると、いまのイタリアの若者たちの音楽には、英米からの影響は強いものの、やはり英米とまったく一緒ではない、いまのイタリアの若いアーティストならではの「イタリアらしさ」といったものがあるのかもなぁと感じます。そして、それはそれで悪くないかなぁと思えるようになってきた今日この頃です。


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2005/10/20

最後にひとつ約束してね

仕事もせずに、こんなものを読んでしまいました。途中で止められなかった。

地下鉄で女の子のサイフを拾った前スレ1の話し
http://maesure.fc2web.com/index.html

うぅ、勤務中なのに、泣きそうです。

電車で女の子を助けてしまいますた 2両目(その2)
電車で女の子を助けてしまいますた 2両目(その3)

は、かなり危険です...

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SERGIO BORSATO / LA STRADA BIANCA

渋いなぁ。未舗装の砂利道の上に立つブルー・ジーンズに革靴の男の足だけと、その足の横に立てて置かれているブラウン・サンバースト(しかも虎目!)のアコースティック・ギターの写真がジャケットになっているのだけを見ても、このアルバムがどういったジャンル・タイプの音楽か想像できそうですが、まさにそのままの感じでした。

アメリカの開拓時代を思わせるような(その時代に生きてたことがないので、本当のところはわかりませんが)、少しカントリー風味の入ったフォーク。

これだけでこのアルバムの紹介は充分な気がします。ブックレット裏面に写っている、おそらくSergio Borsato(セルジォ・ボルサート)本人と思われる、アコースティック・ギターを肩に担いでいるおっさんも、いかにも「荒野に行くぜ!」風です(というには、少しワイルドさが足りないけど)。

ブックレット内には歌詞の背景にセピア色の写真がいくつも掲載されているのですが、それが蒸気機関車だったり、ノミで人形のようなものをつくってるおじいちゃんだったり、手のひらに大地の土を乗せた頑丈そうな男の手だったり、砂利道の上で自転車に乗るおっさんをめずらしそうに取り囲むご婦人方だったりと、いちいちなにか背景となるドラマがありそうです。きっとこのアルバム自体、なにかコンセプトというか、ストーリーのようなものがあるのかもしれませんが、イタリア語がわからない自分には、理解のしようがありません。

アコースティック・ギターのストロークを中心にした弾き語り風のフォーク・ミュージックに、フィザルモニカ(アコーディオン)やフィドル(ヴァイオリン)、ハーモニカなどが彩と、ときに哀愁を添えます。少し枯れた声質の落ち着いたヴォーカルもいい味を出していて、たとえばFrancesco Guccini(フランチェスコ・グッチーニ)だとかLuigi Grechi(ルイジ・グレキ)などに通じるところもあると思います。彼らの音楽、とくに少し古いものが好きなら、Sergioのこのアルバムも楽しめるのではないでしょうか。

地味な作品ではありますが、M1「La strada bianca」などはロマンティックな香りもするフォーク・ミュージックで、中期のFabrizio De Andre'(ファブリツィオ・デ・アンドレ)やMassimo Bubola(マッシモ・ブボラ)に通じるものもあると思いますし、一方でにぎやかなカントリー&ウェスタン調のM4「Vecio fighel」やエレクトリック・ギターの伸びやかなギターソロが聴けるフォーク・バラードのM5「Ricomincero'」などもあり、ただ地味で単調なだけのアルバムにはなっていません。ポップスやロックのような華やかさは期待できませんが、こういった、もともとはイタリアにおけるBob Dylan(ボブ・ディラン)フォロワーたちをさす言葉として生まれたといわれるCantautore(カンタウトーレ)という言葉が、その言葉のもともとの意味としてぴったりくる感じのする音楽も、たまにはいいものです。

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2005/10/19

BLUVERTIGO / ZERO

自分がふだん音楽を聴く時間は、主に朝の通勤電車の中です。ポータブルCDプレイヤーをバッグに入れて、手持ちのCDをヘッドフォンで聴いてるの。

ただ、うち、けっこう職場に近いんですよ。乗り換え利用の電車2本でいくのですが、だいたい30分程度で会社に着いちゃう。つまり、CDを聴ける時間が30分程度しかないわけです。

むかしのアルバムは30分~40分程度のものが多かったので通勤時でも大方が聴けるのですが、最近のアルバムは収録時間が長くて、いつも半分くらいしか聴けません。困ったものだ。

そんなわけで、このBluvertigo(ブルヴェルティゴ)のアルバムも、今朝は半分しか聴けませんでした。だって、総収録時間が68分とかなってるんだもん。長いよ。

ベーシストのMorgan(モルガン)率いるBluvertigo。イタリア本国でなかなか人気のある若手グループと思っていたのですが、気がつけばもう中堅といってもいいくらいに長く活動していますね。なのにうちには1枚もアルバムがなかったので、ネットショップで何枚か売られているもののうち、いちばん安い値段がついてたもの(笑)を買ってみました。1999年の作品のようです。

Bluvertigoに対して自分が持っていたイメージは、オムニバス盤などに収録された曲や、Antonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)の作品でコラボレートしたときの曲などから、“デジタリックでラウドなニューウェーヴ風ロック”というものだったのですが、このアルバムを聴いて、あながち間違いじゃなかったなと再確認しました。

リーダー(なんだよね?)のMorganがベーシストだからということもあるかもしれませんが、ベースの音がでかい。しかも重い。引きずるような重低音が、高校生の頃とかにたまに聴いていたニューウェーヴやオルタナティヴ・パンクを思い出させます。ベースを中心にした、このどっしりした重低音を屋台骨に、上に乗っかるシンセサイザーのわざと薄っぺらい音づくりとのコントラストが不思議にいい感じ。このぺらぺらしたシンセもあの頃のニューウェーヴ・パンク、Stranglers(ストラングラーズ)とか、あるいはSoft Cell(ソフト・セル)とかを思い出します。

Massimo Volme(マッシモ・ヴォルメ)などもそうですが、こういったタイプの曲は、若いころは聴いていたこともあるのだけど、最近はさっぱりです。どちらかというと、いまは興味を持てないタイプ。あまり得意ではないタイプ。

ではあるのですが、やはり高い人気を持つグループには、それだけのものがあります。Bluvertigoの曲には、ただのニューウェーヴ/パンク系といって済ませてしまうにはもったいない、なにかがあるのです。それは、ときおり現われる美旋律だったり、妖しいエロティシズムだったり。

まだアルバム前半しか聴けていないのですが、M3はほんの少し懐かしい感じのなだらかな歌メロがデジタリックな演奏に乗っかっていて、聴いていてひきこまれます。M5ではエロティックなベースラインの上にガラスのように透明なピアノの響きがかぶさり、初期の筋肉少女帯を思い出してしまいました。M6はBluvertigo featuring David Bowie(デヴィッド・ボウイ) with 筋肉少女帯みたいな印象だし。

イタリアらしい感じはほとんどないのですが、全体にいかにもヨーロッパな雰囲気、歴史と伝統を背負った重さのようなものが感じられ、それが現代的なデジタル・サウンドとうまく調和している。そんな印象を受けました。これはこれで、なかなかいいです。イタリアンじゃないけど。

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2005/10/18

雨降ってるのに

それにもう10月もなかばをすぎたというのに

なんだか暑いです

なぜか汗かいてます

天気が悪いと腰が痛いです

憂鬱です

U2です

UVカットです

キットカットです

きっときみはこなぁ~いぃ~です

だったら待ってないでもう帰れよって感じです

パソコンの漢字変換が妙に遅い今日です

仕事したくねぇなぁ~

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2005/10/17

イタリアン・ポップス・フェスタでおなかいっぱい

10月15日の土曜日は関東近郊在住イタリアン・ポップス・ファンの月に1度のお楽しみ、Yoshioさん主催のイタリアン・ポップス・フェスタ@亀戸(仮称)の日でした。

自分にしてはめずらしく開始時間どおり(おい!)というか、時間より前に会場のあるソシオグランデに着いたら、ふだん使っている19階のスカイルームがまだ別のグループに使われているため、最初の2時間くらいは1階のガーデンで行なうといいます。芝の生えた屋外にテーブルなどがあり、これはこれで気持ちがいいなぁと、やはり次官前に準備にきていたニョッキさん、Mariさんらと機材のセッティングなどをあらかた済ませたところに管理人さんがやってきて、スカイルームがあいたのでどうぞだってさ。セットしたばかりの機材をかたづけ、本会場であるスカイルームへ運び、改めてセッティングです。

なんてことをしているうちに開始時間の16時を30分ほど回ってしまったのですが、その時点で会場にいたのは自分らのほかに、今回新顔のイタリア人男性&日本人女性のカップル、それに参加者みんなに愛されている(おもちゃにされてる?)丸岩さん(けっきょく彼のハンドルはなにに決まったのでしょうか?)のみ。さすがイタリアン・ポップスが好きな人たちの集まりだけあって、会場への集まり方というか時間の感覚もイタリア~ンな感じです。

とか思っていたらYoshioさんの携帯電話が鳴り、Yoshioさんは会場から出ていってしまいました。聴くところによると、本当は18時に亀戸で友人と待ち合わせて会場入りするはずだった今回新顔のイタリア人が、時間より1時間半も早い16時半に亀戸についてしまい、そこから自力で会場入りしようと思ったのだけど駅から会場に来るまでのあいだで迷子になってしまったようで、Yoshioさんへ救援要請の電話をしてきたのだそうです。遅れて会場入りするという連絡のなかった日本人よりも、遅れて会場入りするという連絡をしてきたイタリア人のほうが早く会場入りするという、実は日本人のほうがイタリア時間で生活しているのではないかと認識を新たにさせるようなこともあったのですが、これらの事実のほとんどは当日参加された日本人の方はご存じないのでしょう(笑)。

17時を過ぎたあたりからだんだんと参加者もそろい、まずは音楽紹介のコーナー。ニョッキさんのたっての希望であったORO(Onde Radio Ovest)による「Vivo per lei」のオリジナル・ヴァージョン(この当時は「Vivo per...」というタイトルでした)、そして、Andorea Bocelliによってカバーされたヴァージョンの歌詞をつけたGatto Panceriが歌う「Vivo per lei」のレアな音源の聴きくらべから始まりました。派手でゴージャスな雰囲気さえただようOROヴァージョンも、シンプルにギターの弾き語りで歌われたGattoヴァージョンも、どちらもそれぞれに魅力があり、やっぱもともとの曲メロがいいからなぁと納得。

続いて、僭越ながら自分の担当でナポリ出身のアーティストの紹介。といってもナポレターナとかはあまり聴かない自分が紹介するので、ほんのちょっとだけマニアックです。

まずは最近は日本でも人気のあるGianni Fiorellinoの、ナポリ・ローカルのスターからサンレモ出場へのきっかけになったであろうナポリ音楽祭優勝曲の「Girasole」、続いてGianniが曲提供とアレンジを担当した無名のシンガー、Luigi Amatoを1曲。続けて日本でもファンの多いGigi FinizioとGigi D'Alessioの“Gigi”つながりでは、どちらもあえて古い曲(D'Alessioはデビュー・アルバムから)を紹介しました。最近ではすっかりスタイリッシュな彼らももとは田舎臭いナポリ・ポップだったんだと、そのルーツを感じてもらえたらなと。

さらには、こうした若いナポリ・シンガーたちがあこがれにしていたナポリのスター、Nino D'Angeloと、そのNinoが曲を提供した得体の知れないグループ、Fratelli d'Itanoを1曲ずつ。Fratelli d'Itanoの曲はイタリア南部的というか地中海的というか、雑多な感じのお祭りソングぽいニュアンスがあったので、そのニュアンスをさらに推し進めた地中海ポップスということでDaniele Sepeを1曲。これがあまりに雑多で何でもありな地中海ポップスだったので、少し路線を戻すということで、地中海の香りとジャズの風味が心地よいPino Danieleと、南部の香りと超個性的な歌声が魅力のEnzo Gragnanielloを1曲ずつ。この流れがけっこうコアな南部ミュージックになってしまったので、締めにはオーソドックスなナポリ・ポップスということでEduardo De Crescenzoを1曲紹介しました。その後、Eduardoのヒット曲「Ancora」が聴きたいというアンコールがあったので、Yoshioさんが特別に「Ancora」もかけてくださいました。

こういった「特集もの」の紹介は、これまでは紹介者がひとりで曲をかけながらアーティスト・プロフィールや曲の背景などを紹介・解説というスタイルをとっていたのですが、今回は、自分があまりナポリに詳しくないということもあり、前半ではYoshioさんと、後半ではお仕事の都合で送れて会場入りされたkazumaさんと、かんたんな対談形式というか、パネル・ディスカッションのような感じで紹介しました。このほうが解説の幅も広がり、いい感じだったように思います。

続いて、ニョッキさんによる「この曲を聴いてくれ!」(仮称)のコーナー。Danilo AmerioにFausto Lealiという、熱く歌い上げるカンタウトーレを紹介してくれました。Daniloはこれまでにアルバムが4枚出ていると思うのですが、そのなかで唯一自分がもっていないアルバムからの紹介で、あいかわらずの味わい深いダミ声が印象に残りました。

そして、kazumaさんとMariさんによる883の紹介。自分は883のアルバムは比較的最近の1枚しか持っていなくて、かなりチャカチャカした軽い印象を持っていたのですが、紹介されたのは少し前の曲のようで、意外とユーモラスななかにイタリアらしい美しさがあり、悪くありませんでした。

ちなみに今回のFestaには初参加のイタリア人が3人いたのですが、彼らは「もっとロックを聴きたい」といっていたらしいです。イタリアのロックは英米と違ういいメロディを持っていてかっこいいんだぞーと主張していたようですが、彼ら、ひとりを除いてみな日本語があまり得意ではなく、イタリア人同士でイタリア語で盛り上がっていたために、その主張は他の日本人にはあまり届かなかったみたいです。残念でした。でも、次回は少しロックをかけようかね。

ちなみに、これはのちに知ったのですが、今回参加のイタリア人のうちの一人(いっさい日本語をしゃべらん人。最後までイタリア語オンリーで通した)は、なんと2000年のサンレモ音楽祭に参加したLythiumというグループでベースを弾いていたのだそうです。Lythiumのアルバム、たしか持ってたぞ俺。あとで聴いておかねば。そんなこともあって「もっとロックを!」と主張したのでしょう。

音楽紹介のあとは、最近イタリアに旅行した自分とYoshioさんの、それぞれのたびの報告。写真やビデオをスクリーンに映しながらでしたが、ま、他人の旅なんてあまり興味がひかれるものではないですね(笑)。画像・映像は美しかったけれど。

そして最後は恒例の「一緒に歌おう!」(仮称)のコーナー。今回はAmedeo Minghi e Miettaの「Vattene amore」とEros Ramazzottiの「Piu' bella cosa」、Giorgiaの「Di sole d'azzurro」でした。個人的に、「Vattene amore」はAmedeoパートは音が低くて声が出ず、Miettaパートは音が高くて声が出ず、苦労しました。しかし、このコーナー、もう少し多くの人に参加してもらえればいいなぁ。もっと参加しやすく(みんなで歌いやすく)するいいアイデア、ないでしょうか。前に出て歌うのがちょっとハードルなのかな。ワイヤレスマイクを用意して、着席している人にもマイクをまわすとかできたらいいのかも。

またCD/DVDによる音楽紹介のコーナーも、だんだんと「聴く」よりも「参加者同士でしゃべる」ほうが主になりつつあるような感じがして、これもどうしたものか。もう少し「聴く」ことを楽しみつつ参加者同士でも交流する、という雰囲気にできるといいですね。たとえばいまは真ん中にセットしてあるテーブルは部屋の隅に置き、食べ物・飲物はそこでとる。部屋の真ん中にはスクリーン向きに置いた椅子だけにする、とかはどうだろか。あんまり効果ないかな。それよりも、もっとみんなが注意を向けたくなるような曲紹介・解説を考えたほうがいいのかしらん。

などと反省も含みつつ、次回はなにを紹介しようか、いまから頭を悩ましている自分です。

そうそう、今回は知人でトスカーナ州アレッツォ(Arezzo)出身のRobertaが初参加だったのですが、彼女、まだ日本に来たばかりであまり友達もおらず、日本語もそれほど堪能というわけでもなく、ちょっとさびしい思いをしていたようです。会場ではおかしなイタリア人2人とも友達になったようだし、また日本人参加者の方もいろいろと話しかけてくださったおかげで、とても楽しい時間を過ごせたと喜んでいました。みなさん、ありがとうございました。日本には数ヶ月滞在の予定だそうなので、また次回も参加してくれると思います。そのときにはまた、よろしくお願いしますね。

ちなみに今回のフェスタは、会前日に主催のYoshioさんから「毎回、主食が少し足りない感じです」といった趣旨のメールがメーリングリストで流された影響か、パン類・ご飯類が充実していました。すっかりおなかがいっぱいになりました。その分、ちょっとワインが足りなかったですね。途中でイタリア人2人がワインの買い出しにいって2本追加してくれたのですが、それでも最後は少しショート気味でした。むぅ、次回はもう1~2本多くもってかなくちゃだめかなぁ。

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