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2005年9月25日 - 2005年10月1日

2005/09/30

チンクエ・テッレの1週間(6)

2005/09/08(木) 晴れ/曇り

8時過ぎ起床。昨夜は最後にアマーロを飲んだからかすごく眠くて、23時にはさっさと寝てしまったのだけど、まだ眠い。

昨日の朝の天気予報ではこのあと週末にかけてずっと天気が悪いようなことをいっていたけれど、窓から見える空は天気でよかった。今朝の天気予報では雨ではなく曇りに変わっていたし。

10時過ぎにホテルを出発。昨日見つけた市場の残骸のような場所をめざす。もしかしたらあそこが朝市会場かもしれない。いってみたらやはり、ここで朝市が行なわれていた。さまざまなハーブや野菜の香りが漂い、ほかにも肉やチーズ、そしてもちろん魚もたくさん、いろいろな種類のものが売られている。ラ・スペツィアにもこんなにたくさん人がいたんだというくらい、多くの人が出てきていた。

朝市をしばらく冷やかしたあと、埠頭へ。フェリーに乗ってポルトヴェーネレ(Portovenere)へいく。

チケットを買い、乗船して出港を待っていると、斜め向かいに対面するかたちで座った、ひとりで旅行中らしいイタリア人のおじさんがスーパーの袋から葡萄を取り出して食べ始めた。それを見ていることに気づいたのか、自分たちにも葡萄を一粒ずつくれた。甘酸っぱくジューシーで美味しい。おじさんはその後も袋からトマトやプラムやいろいろな果物を出して食べていた。

11時15分、出港。ポルトヴェーネレまでは30分くらい。天気が曇ってしまったのが残念だが、それでも海からの眺めはやはり美しい。ラ・スペツィアは軍港でもあるので、軍艦や潜水艦も係留されているのが船から見えた。

ポルトヴェーネレの町もチンクエ・テッレと同じく、海に面した斜面に町があり、岬?の突端の崖の上には石造りの教会、山の上には古い城の跡がある。あちこちに詩人のバイロンの名前が見られるので、きっとバイロン縁の地なのだろう。

ひとしきり町を歩き回ったのち、リストランテ・エレットラ(Elletola?)で昼食。最初は表のテラスに座ったのだが、飲み物がきたところで雨が降ってきてしまい、店内へ。注文は、魚介のグリル(Grigliata al pesci)、アンチョビのレモン浸け(Acciughe al limone)、ミックスサラダ(Insalata mista)、水、ワイン500cc(ハウスワインだが、Colli di Luniらしい)、エスプレッソで31ユーロ。グリルは大きなスカンピ1尾にエビが3尾、小さなイカが4杯となかなか豪華で、どれも非常にいい味。エビはみそまで美味い。それ以上にアンチョビが美味。かなりしっかりレモンと酢で絞められていて酸っぱいのだが、魚の旨みが凝縮されている。しかも、これを食べながらワインを飲むと、ワインの甘みや旨みが引き立てられ、さらに美味しくなる。地元の料理とワインの相性のよさを改めて実感。

食事が終わっても外は雨が強いので、水やコーヒーを飲みながら雨があがるのをだらだらと待つ。

15時過ぎ、やっと空が少し明るくなってきたの出店を出て、午前中に散策したのとフェリー埠頭をはさんで反対側の町を海岸沿いに散策。波の穏やかな海で、小さいながらもビーチがあり、天気がよくて暖かければぜひ海に入りたいところ。でも今日は、泳ぐには寒すぎだな。とりあえずビーチに降りて、手だけ水に浸けてみる。水自体はそんなに冷たくないけれど、風が冷たいし日が出ていないので、やはり泳げない。

町の外れまでいってから、また中心街に戻り、海辺の縁に座ってぼーっと過ごす。きれいな景色。さわやかな潮の香り。これで天気さえよければなぁ。

潮風にずっとあたって寒くなったので、バールでカプチーノを飲んで少し暖まりながら、帰りの船を待つことに。しかし、風の当たらない店内でお茶が飲める店がなく、どこもオープンテラスばかり。飲んでる最中は少し暖まったが、けっきょく風に当たって冷えてしまった。

出港までまだ時間はあったが、寒いので早めに船に乗り、船内で待つことに。6時間くらいの滞在だったが、町の規模的にいい塩梅か。天気がよくて暖かければ海に入るなどしてもっといてもよかったな。その点は残念だったが、でも奇麗でいいところだった。

19時少し前、ラ・スペツィアに帰港。昨日見つけたスーペルメルカートで夕食の買い物。モッツァレッラ・ディ・ブッファーラ、スペックという生ハムみたいなもの、サレント産のワイン「Il Casato Rosso Salento」を棚から、ガストロノミア(総菜売り場)でトンノ(オリーブオイルづけのツナ)、メランザーノ(なす)のグリル、辛口仕上げのオリーブ、野菜のタルト、フォカッチャを買う。ホテルのバールでワインの栓を抜いてもらい、部屋でゆっくりと夕食。野菜のタルトはこの地方でよく食べられている日常食だそうで、機会があれば食べたいと思っていたので食べられてラッキー。

すっかりお腹もいっぱい。テレビで映画『昨日・今日・明日』を観ながら、気分のいい食事だった。少し塩味が強くて喉が渇くのは、ガストロノミアの総菜だといたしかたあるまい。

フルで1日使えるのは明日が最後。天気がいいといいのだけど。そして海に入れるといいのだけど。


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ポークソテー レモン・バジル風味

会社のそばにあるドイツパンの店「ベッカー」のパンがすっかりお気に入りな今日この頃です。甘くなくて、しっかりとした味のあるパンが買える店はほんとに貴重だ。近所のピーコックのパン売り場がいつのまにか「ベーカリー」から「普通のスーパーのパン売り場」になってしまい「裏切られた感」に打ちのめされていたので余計、ベッカーに期待してしまいます。

そんなわけで、昨日もベッカーのパンを買って帰りました。んで、おかずのお買い物は裏切り者のピーコックではなく、ひさしぶりに丸正へ。丸正のほうが肉も野菜も安いのだけど、ピーコックのような気のきいた食材がない(最近はどんどん「普通のスーパー化」が進んでるけどね。ちっ!)のと、なんだか丸正の売り場って、わくわくしないのよねぇ。やっぱ、食品スーパーの売り場はわくわくしなくちゃ。

それはそれとして。昨日のメニューはポークソテーとナスの温かいサラダ、それにカプレーゼにしましたさ。

【ポークソテー レモン・バジル風味】
豚ロースしょうが焼き用の肉の両面に塩・胡椒をしっかり。さらにすりおろしたしょうが(肉のパックについてた)も塗りこむ。
肉を浅いバットに入れ、ひたひたになるくらいまで白ワインを入れ、さらにレモン汁をたっぷり。そのまま1時間ほど放置してマリネ状に。
フライパンにオリーブオイルをしき、肉を広げた状態で焼いていく。片面に火が通ったら、順番に裏返す。
肉全体に火が通ったら、バットに残ったマリネ液をフライパンに入れ、煮焼き。
マリネ液がぐつぐつしたところで、バジルの葉をそれぞれの肉に1~2枚ずつ乗せる。
バジルがちょっとくたっとなったらできあがり。

【ナスの温かいサラダ】
輪切りにしてアクだしをしたナスを、オリーブオイルをたっぷり敷いたフライパンで焼く。
味付けは塩・胡椒。
ナスがしっかり焼けたら器に入れ、熱いうちにうえから赤ワインヴィネガーをかける。

【カプレーゼ】
縦半分に切ったトマトを5ミリ幅くらいに輪切り。
半分に切ったモッツァレッラ・チーズ(昨日はバッカだったけれど、ブッファーラがあればそのほうがおいしい)を5ミリ幅くらいに輪切り。
トマトとモッツァレッラのあいだにバジルの葉をはさむ。
イタリア産(自分はトスカーナのものが好き)のEVオリーブオイルを軽く振り掛ける。

ワインはイタリア・ピエモンテ産のバルバレスコをあけました。しっかりした味わいの中にイタリアらしいさわやかさがあって、さわやか味付けの料理ともいい感じでしたわよ。もちろん、ライ麦たっぷりのドイツパンともおいしい。

こうして徐々に徐々に腹回りが成長していくのだな...

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DENOVO / VENUTI DALLE MADONIE A CERCAR CARBONE

シチリア州カターニア出身のポップ・ロック・グループです。1984年から1989年までのあいだに5枚ほどアルバムを出しているようで、この『Venuti dalle Madonie a cercar Carbone』は彼らの最後のアルバムのようです。同じシチリア出身だからか、アーティスト・プロデュースをFranco Battiato(フランコ・バッティアート)が行なっています。

Denovo(デノーヴォ)の中心メンバーは、Mario Venuti(マリオ・ヴェヌーティ)とLuca Madonia(ルーカ・マドニア)のふたりなのでしょう。どちらもグループ解散後、ソロ・アーティストとしてアルバムを何枚か出しています。ふたりとも、ヴォーカルをとり、ギターを弾き、キーボードも演奏します。

ヴォーカルを取れるフロントマンがふたりいるということで、MarioとLucaによるヴォーカルのコンビネーションとかハーモニーとか楽しめるのかなぁと思ったのですが、少なくともこのアルバムでは、そういうことはありませんでした。Denovoの他のアルバムは聴いたことがないので、以前からそうなのか、なにかしらグループ内での不和があってこうなったのか(最後のアルバムですしね)はわかりません。全部で10曲が収録されているのですが、Lucaの曲とMarioの曲が順番に5曲ずつ配置されているところ、そして、ざっと聴いたところ、それぞれに自分の書いた曲でしかヴォーカルをとっていないように思われるところも、なんとなく解体寸前だったのかなぁと思わせます。

アルバムのオープニングはLucaによる「Buon umore」。アコースティック・ギターのアルペジオから始まるイントロが印象的です。どことなくミステリアスな雰囲気もたたえていて、このあとの展開が期待されます。

... しかし。

う~ん、盛り上がらんなぁ。Lucaは深みと粘り気のある、なかなかいい声をしているのですが、こういった声はドラマティックな展開やパワフルなビートにのせたほうが活かされるような気がします。しかし、Denovoの(Lucaの?)曲はメロディも構成も平板で、妙に淡々としてるのです。せっかくの印象的なイントロのアンサンブルも、曲の中でもずっと頻繁に使われるため、曲が終わる頃には新鮮さを失ってしまう。

その後の曲も、どれも華やかさに欠け、なんだか単調で平板です。Marioの書く曲にはそれでもほんの少しパンキッシュな風味が混ざったりしてアクセントになることもあるのですが、Lucaの曲はどうもオールド・スタイルな雰囲気です。そもそもLucaのヴォーカル・スタイル自体が、実はちょっとオールド・スタイルなのかもしれません。またFrancoがプロデュースということもあってか、曲によってはFranco風の細かいパッセージを弾くバッキング・アレンジなども聞かれるのですが、これもあまり曲の魅力を高めているようには感じられない。

そんなわけで、これといった印象が残らないまま、アルバムの最後まで来てしまいました。最後はMarioの「I promessi sposi」という曲なのですが、これは中盤からオーケストレーションがほどよく曲に厚みを持たせ、少しばかりロマンティックな雰囲気をつくります。この曲はまぁまぁかな。

けっきょく、アルバム冒頭のイントロと、アルバム最後の雰囲気だけがよかったような、そんな作品でした。MarioもLucaも、ソロ・アルバムはもう少しいい感じだった気がするのだけどなぁ。

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2005/09/29

チンクエ・テッレの1週間(5)

2005/09/07(水) 雨・曇り

8時少し前に起床。窓から外を見たら、雨が降ってる。残念。朝食のあと、しばらく部屋でテレビを見て過ごす。

11時少し前、雨があがったので、ラ・スペツィアの町を散策に出発。すでに3泊しているが、昼間の町を見るのは初めて。さすがに開いているお店も多いが、それでもやっぱりひっそりとしている。夕食をとる店を探すために毎晩歩いていたあたりが町の中心でそれ以外の場所は住宅街。とくに見るところがない。とりあえず埠頭までいったが、船があるだけで普通の埠頭。ただ、なぜか埠頭のあたりだけ妙に南国の雰囲気があるのがおもしろい。

そんなことをしているうちに13時近くなったので、昼食をとる店を探すことに。と思って裏道なども歩いてみたのだけど、これといってよさそうな店が見当たらず。そもそも開いている飲食店の数がとても少ない。けっきょく昨日の夜に入った店で食べることに。この店、他のお客が食べていたピッツァがすごく美味しそうだったので、ぜひピッツァを食べようと思って入ったのだけど、昼はピッツァを出していないらしい。残念。魚介のホイル包みパスタと、カニと海老のパスタ、水を頼む。18ユーロ。パスタはやわらかめの茹で具合だが魚介の風味がしっかり染みていて、なかなか美味だった。

14時過ぎ。ポルトヴェネーレ(Portovenere)にいこうかと思い、埠頭に戻る。しかし埠頭に着いたときにはフェリーが出たばかりで、次のフェリーは15時半。そうすると、むこうにいる時間が少しになってしまう。なのでポルトヴェネーレはやめて、リオマッジォーレに行くことに。

リオマッジォーレの駅からラ・スペツィア方面に伸びる遊歩道を散策。この前きたときは途中でやめてしまったのだけど、今回はいけるところまでいこうと思い、どんどん進む。すると、町の中心街の上のほうに出ることがわかった。また、前回は訪れなかった海への入り口やフェリーの埠頭、ビーチも散策。とくにビーチは、電車の窓から一瞬見えるだけだが気になっていた場所で、そこへの行き方がわかってラッキー。

ビーチでのんびりし、町の上のほうへも登り、観光道路を降りて、またビーチでのんびりしといったことの繰り返し。これがとてもゆったりとした気分になり楽しい。ビーチに降りる遊歩道にはさらに先があり、その先には素晴らしいビューポイントがあるらしいのだが、今日は時間も遅いし疲れてもいるので行かなかった。後日、もっと早くここにきたら先へも進んでみよう。

19時過ぎ、リオマッジォーレをあとにし、ラ・スペツィアへ戻る。ホテルのそばに、総菜も売っているミニスーパーを発見。チーズその他、美味しそうなものてんこ盛りだが、今日はそれらを食べるためのシルバー類がないので購入を断念。明日の朝食時にフォークを部屋に持ち帰ろうと決めた。

夕食は中心街の入り口近くにあるピッツェリーアで。ツナやモッツァレッラなどがたっぷり入ったインサラータ・マクシ(大きなサラダ)と、リグーリア州の特産であるコーンの粉をタルト状に焼いたファリナータ(Farinata)のジェノヴェーゼ・ペスト、ラ・スペツィア地域で生産されるご当地白ワインのヴェラメンテ・コッリ・ディ・ルーニ(Veramente Colli di Luni DOC)、水、食後にレモンチーノとアマーロを頼む。全部で31ユーロ。ファリナータは焼いたポレンタのような感じで、ジェノヴェーゼ・ペストともに素朴な味わいが楽しめる。地元ワインのコッリ・ディ・ルーニも青リンゴやハーブ、シトラスのようなさわやかな香りとやわらかい果実の甘みが楽しめる美味しいワインだった。

食後酒でほどよく酔っ払った状態でホテルへ戻る。明日は朝から天気がいいといいなぁ。


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2005/09/28

チンクエ・テッレの1週間(4)

2005/09/06(火) 晴れ

8時ころ起床。天気予報によると、今日はあまり天気がよくなさそう。ホテルの窓から見える空は青いのだけどな。

9時半過ぎにホテルを出発。今日はチンクエ・テッレの5つの町のうち、まだいっていないヴェルナッツァ(Vernazza)へいく。

切符を買い、10時発のジェノヴァ行きに乗ったら、この電車はリオマッジォーレとモンテロッサしか止まらない電車だったようで、気がついたらモンテロッサについてしまっていた。せっかくなのでビーチに降りてみるが、まだ午前中だからか、それとも台風が近づいてでもいるのか、海が妙に荒い。子供のころに大波に飲まれてこわい思いをした記憶が自分にはあるので、今日は海に入らずビーチにいるだけにする。

12時少し前、ビーチを離れお昼を食べに町へ。細い裏どおりにあるアル・カルージォ(Al Carugio)という店を選ぶ。Acciughe al tegameというアンチョビの料理(アンチョビとジャガイモ、トマト、タマネギを浅い鍋でオリーブオイル煮にした料理でした)、ズッパ・ディ・ペッシェ、野菜のグリル、モンテロッソ産のテーブルワイン「Al Cargio」(店と同じ名前ということは、店のオーナーがぶどう畑を持っているのかもしれない)500cc、水を注文。

ワインはほんのり甘い微発泡で、ほっとする味。アンチョビは骨まで軟らかく煮られていて、塩味も強くなく、いかにも家庭料理風でやっぱりほっとする味。ズッパは魚介の味がたっぷりと出ていて、具もたっぷり。ムール貝、アサリ、メカジキ、イカ、海老、スカンピ、メカジキ、タコがやわらかくじっくりと煮込んである。こちらの人は気にしないのか、魚のうろこがけっこうたくさん残っていて、それがちょっと口に残ってじゃまだが、味は抜群。野菜のグリルも野菜の甘みがしっかりと出ている。どれもとても美味しい。カメリエーレの兄ちゃんもいい感じ。食後にチンクエ・テッレ名産のデザートワイン、シャケットラ(Sciachettora)も飲んだ。ヴィン・サントのような香りと優しい甘み。やはりヴィン・サントと同じく、硬いビスケットがついてきて、これをシャケットラにつけて食べるとさらにグッド。さらに食後のエスプレッソも頼み、トータルで47.20ユーロ。充分に納得できるランチだった。

気がつくと昼食に3時間ちかくかけていた。店を出て町を少し見物したのち、16時少し過ぎの電車で今日の当初の目的だったヴェルナッツァへ。ここもまた小さな町で、駅前から海までの短い通りの両側に店があるだけ。砂浜はないが町のはずれが海になっていて、岩場でたくさんの人が甲羅干しをしていた。

教会を見物し、フェリーのつく埠頭の横の岩場でしばらくぼやんと海を眺めたのち、岩場の上の海に面したところにあるCastello Duriaという見晴らし台へ。名前どおり古い城の一部のようで、さらにその上に塔が立っている。この塔のいちばん上まで登って見る景色はとても美しい。

塔を降りたあと、教会の裏手の岩場にいき、少し海に手足をつけて過ごす。日も暮れてきたし、少し疲れてもきたので、18時過ぎの電車でラ・スペツィアのホテルへ戻る。

20時過ぎ、夕食をとりに外出。これまでと違った店がないかと裏道なども探してみたのだけれど、これといって魅力的な店は見つからず。けっきょくラ・スペツィア初日の日曜の夜に食べた店の向かいにあるピッツェリア/リストランテで食べることに。ちなみにこの店、入り口ののれん?にはd'Angeloとなっているのに看板にはda Sandroとなっている。どっちが正しい店名なのだろう? それはともかく、魚介のグリル、野菜のスープ、ハウスワインの白750cc、ミネラルウォーター1リットルで、あわせて25ユーロ。安い。

魚介のグリルはメカジキとイカ、海老の盛り合わせ。野菜のスープには豆やセロリ、トマトなど、さまざまな野菜が入っていて、やさしい野菜の甘みがたっぷり出ている。どちらも洗練された味付けではないけれど、大衆食堂的な気安さと身近な感じがあって、とても美味しい。また、出されたパンもおそらく手作りで、小麦の風味がしっかり感じられる田舎風の味わいで、料理との相性ばっちり。スープにひたして食べると旨さ倍増。ワインは小さいカラフェがなく、750ccしかメニューに載ってないのでそれを頼んだが、ラベルもなにも貼っていない、コルクも刺さっていない使い回しのワインボトルの口いっぱいまで得体の知れないワインが詰められて持ってこられた。水のように薄い感じのワインなのだけど、これが食事と一緒に水がわりに飲むには最適。ほんのり果実の甘みが感じられ、おそらくアルコールも少なめで、ワインとして単体で飲むのはきつそうだけど、この店の料理と一緒に楽しむワインとしては正しい選択だと思った。食中酒としてのワインの役割というものを思い出させてくれる味。このワインも含め、気取らない日常のイタリアの食事といった感じを楽しめ、非常においしゅうございました。

22時過ぎ、ホテルへ戻る。天気予報によると、明日は雨模様らしい。明日は、宿泊していながら夕食をとる店を探す以外にはろくに歩いてもいないラ・スペツィア散策を楽しもうと思っているので、できれば雨が降らないことを望む。というか、今週末まで雨が降らないといいなぁ。曇りでもいいけれど、雨はやっぱり残念だ。


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ANGE / TOME 87

フレンチ・シアトリカル・シンフォニック・プログレッシヴのビッグ・ネーム、Ange(アンジュ)の1987年のステージを収録したライヴ盤です。最近手に入れました。

いやぁ、懐かしいです。『新ノア記』とか学生時代、よく聴いたよなぁ。このライヴ、『新ノア記』前後の比較的古い名曲群がたくさん収録されていて、日本盤のLPでAngeをよく聴いていた人たちにはきっと、胸にしみることが多いのではないでしょうか。

そういった懐かしさはあるのだけど、またChristian Decamps(クリスチャン・デカン)の演劇的なヴォーカルはあいかわらず圧巻なのだけど、演奏的にはそれほど緊張感はないかな。ヴォーカルも含め各楽器の音量バランスがもうひとつなパートが多く、またリズム・セクションの録音があまりよくないためにボコボコもっさりした印象になってしまい、Angeの持つ「力強いのだけど繊細でどこかミステリアス」な音世界がうまく再現されてないように思います。それに、独特のあたたかみと厚みを持ったキーボードの音も、このライヴではあまり冴えない感じ。まぁ、スタジオ録音とライヴ録音を比較してはいけないのでしょうけどね。録音年代も違うし。

ただ、ライヴならではの、ちょっと粗い感じのするパワフルさは楽しめます。デビューは1972年だそうだから、すっかりおっさんになってるはずですが、まだまだ元気ですね。それにたしか、彼らはいまも現役でしたよね。

ちなみにAngeには『Tome VI』という名作ライヴ・アルバムが1977年にありまして、今回のライヴ盤のタイトルはそれにあやかっているというか、いかにも同じシリーズという感じで期待させるのですが、『Tome VI』ほどのクオリティ(総合的な雰囲気込みで)はないなという印象でした。

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2005/09/27

チンクエ・テッレの1週間(3)

2005/09/05(月) 晴れ

8時過ぎに起床。身支度を整え朝食に。3階の食堂は見晴らしがよく、なかなか気持ちがいい。ペコリーノ、ハム、サラミ、ゆで卵、クロワッサン、ブリオッシュ、マチェドニア、コーヒーとカプチーノ。朝から食べ過ぎ。

9時半過ぎ、ホテルを出発。駅でチンクエ・テッレ・カード1日券を購入。5.8ユーロ。これでチンクエ・テッレからラ・スペツィア間の電車が乗り放題&遊歩道の入場料がただになる。

まずは電車でリオマッジォーレ(Riomaggiore)へ。駅からラ・スペツィア方面へ伸びる、崖にへばりついているような遊歩道を散策。眼下にはすぐに透き通った海があり、とてもきれい。その後、山の上のほうに登り、町の中心街へ。中心街へいくまでの道は景色がよく気持ちいいが、町自体は小さく、15分程度で見終わってしまう。

リオマッジォーレからマラノーラ(Maranola)へ続く有料の遊歩道、La via dell'amoreへ。海に面した崖にずっと遊歩道が続いていて、景色は抜群。20分程度の道のりで、険しいところもなく、気持ちのいいウォーキングができる。

マラノーラへは12時前に着。ここも小さな町で、ほんの一部にレストランやショップがある以外は民家と畑ばかり。12時過ぎにトラットリーアでランチ。ねじりパスタ(Torofieとか書いてあった)のジェノヴェーゼ・ソース、平たくて四角くて厚みのあるもっちりしたパスタ(Testaloraとか書いてあった)のジェノヴェーゼ・ソース、アンチョビのレモンじめ、ハウスワインをカラフェで500cc、ガス入りの水1リットルで32.50ユーロ。非常に量が多く、味もよく、ちょっと久本雅美に似た(顔も声も)カメリエーラは元気で気持ちよく、楽しいランチを過ごせた。ただ、量があまりに多く、ちょっと食べ過ぎ。

マラノーラからさらに遊歩道を通り、隣りの町のコルニッリァ(Corniglia)へ。遊歩道からの景色のすばらしさは変わらないが、リオマッジョーレからの道にくらべて少し険しく、距離もあって、ちょっと疲れた。しかもコルニッリァの町は山の上にあり、駅からそこまで登るのに20分くらいかかる。疲れた足にけっこうキツイ。山の上の町に着いたところでティーブレーク。いや、マジ疲れたっす。

バールでゆっくりお茶を飲んだのち、駅に戻り、モンテロッソへ移動。パブリックビーチで短パンに着替え、海で少し泳ぐ。17時過でもまだ空気は暖かく、やわらかな日差しがさしていて、海もそれほど冷たくなく、気持ちがいい。海で泳ぐのはオーストラリアのパースにいったとき以来だから、およそ2年ぶりか。海から上がったあとはビーチでしばらく寝転がり、短パンが乾くのを待つ。

18時を過ぎ、日も陰り風も冷たくなってきた。でもなかなか服が乾き切らない。乾くのにどのくらいかかるかわからないし、冷たい服をずっと着ていると風邪をひきそうなので、ホテルに戻って着替えることにする。次はもっと早い時間、日の高いうちにこよう。そうすればおそらく、ビーチに寝転んでいれば1~2時間くらいで乾きそうな感じだ。

19時過ぎにホテル着。とりあえずシャワーを浴び、塩を吹いてる短パンを洗ってから夕食をとりにラ・スペツィアの町へ。今日は月曜なので、昨日よりは店が開いていることを期待。しかし実際は、昨日とたいして変わらず。昨日はオープンしていた店が今日は休みで、かわりに別の店が開いているといった感じ。とはいえ、トータルで考えると昨日よりも開いている店は多い。

昨日は開いていなかったトラットリーアで食事をとることにする。このあたりの名物料理であるアンチョビのフリットと「断崖のスパゲッティ?(Spaghetthi al Scoglio)」を注文したが、アンチョビが売り切れで残念。かわりに魚介のグリルにしたが、これがなかなか美味しい。海老、スカンピ、イカ、アンチョビがグリルされていて、とくにイカとアンチョビがグッド。これにミックスサラダと白ワイン500cc、水1リットル、エスプレッソ2杯で24ユーロ50というのはかなり安いと思う。味もよかったし。

隣りの席で一人で食事にきていた、この店の常連らしいイタリア人のおじさんが、最後のコーヒーを飲んでいるときに話しかけてきた。おじさんはイタリア語しか話さないので、こちらもインチキなイタリア語と英語で応酬。どうやら自動車の内装を行なう技術者らしく、トヨタやアウディ、ルノーなどの内装をよくやっているらしい。ボローニャ出身で、日本には行ったことがないがオランダやアフリカには旅行経験があるというようなことをいっていたようだ。おじさんは先に帰っていったのだが、帰り際にお店のスタッフに、うちらにレモンチーノを御馳走するように言い残していったようで、思いがけず美味しい食後酒まで飲んでしまった。今度会ったら1杯おごらなくては。

昼間にやまほど歩いて疲れたけれど、最後に思いがけず地元のイタリア人とちょっとした交流ができて楽しい1日だった。

23時過ぎ、ホテルに戻る。帰る途中の広場で夜のお散歩中の犬がいっぱい集まっている場面に遭遇。思わず犬達としばし戯れてしまう。

明日はヴェルナッツァ(Vernazza)にいく予定。また楽しい1日だといいな。


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2005/09/26

チンクエ・テッレの1週間(2)

2005/09/04(日) 曇り

7時過ぎに起床。ゆっくり眠れた。どこかの部屋に犬がいるようで、夜中にトイレにいくと犬に吠えられるのがなんかおかしかった。

1階の食堂で朝食。ハムとチーズ、パン、果物といったあたりは普通のメニュー。ボッコンチーノ系のパンとクロワッサンなどは美味しいけれど、ハムとチーズは日本のスーパーでも売っているようなもの。

卵は生卵が用意してあり、横に茹でるためのお湯が用意してあるのが新鮮。自分で時間を計りながら好きな状態に茹でられるらしい。適当に投げ込んでおいて引き上げたら思いっきり生ゆでで、ほとんど半熟以下の生暖かいゆで卵を食べるはめになってしまったが、これはこれで楽しかったのでよしとしよう。

9時20分過ぎにホテルをチェックアウト。10時8分ピサ中央駅発のラ・スペツィア中央駅行きに乗り、チンクエ・テッレへ向かう。

11時過ぎ、ラ・スペツィア中央駅着。今日から泊まるのは駅前のホテル・フィレンツェ・エ・コンチネンターレだが、まだチェックイン時間ではないので、荷物だけフロントに預け、チンクエ・テッレのいちばんジェノヴァ寄りの町、モンテロッソ・アル・マーレ(Monterosso al Mare)へいく。

11時過ぎにモンテロッソ着。少し町を観たあと、海沿いのリストランテ・イル・ガッビアーノ(Ristorante il Gabbiano)で昼。手打ちパスタの漁師のおかみさん風と、海の幸のパスタ、チンクエ・テッレDOCの白ワイン、魚介のスモーク、白ワインのカラフェを頼む。

手打ちパスタは、そんなにたくさん魚介の具が入っているわけではないのに、ソースとパスタ全体に風味のいい魚介の味が染み込んでいて、とても美味しい。少し干しだらのような味がする気がする。海の幸のパスタは、この値段のパスタとしては日本ではありえないほどアサリとムール貝がたくさん入っている。パスタもぷりぷり。魚介のスモークにはなぜかバターが沿えてあり不思議だったのだけど、塩味の強いマグロやメカジキのスモークにバターをつけるとマイルドな味わいになり、魚の甘みや旨みが強くなる。なるほどねぇ。おいしゅうございます。ここに来たらぜったい飲もうと思っていたご当地ワインのCinque Terre DOCは、ほんのりミネラルの香りと青い果実のさわやかな香り、ちょっとハーブっぽいような、シトラスのような香りもあり、軽やかで明るく、太陽のもとで飲むにはぴったり。魚介との相性もバッチリだった。

食後は町歩き。といっても小さな町なので、すぐに歩ききってしまう。途中で突然の大雨&雷。たまたまエノテカを冷やかしていたので、そのまま雨宿り。店で飼っていると思われる猫が箱の上で寝ていたので撫でたりかまったりしてみるが、ぜんぜん起きず、相手にしてもらえなかった。

雨が上がったので町歩きの続き。少し山の上のほうまで上がったり、この町の見所のひとつらしいカプチーノ会の教会を見たり。そのあとはビーチにいき、海を眺めたり、ひざまで海に入ってみたり。

18時過ぎ。少し日も落ちてきたので、ラ・スペツィアに戻ることへ。まだホテルへのチェックインも済ませていないし。駅でラ・スペツィア行き(Partenza)の電車に乗ったはずだったのだが、時刻表の見方を間違え、ラ・スペツィアから来た(Arrivo)電車に乗ってしまった(イタリアの時刻表はなぜか、どこ行きの電車が何時に駅を出るかだけでなく、どこから来た電車が何時に駅に着くかも表示してある)。Arrivoの時刻表ってイタリア以外では見たことがなく、2年ぶりですっかり忘れていた。

反対方向に乗ってしまったので隣りのレヴァント(Levanto)で降り、あらためてラ・スペツィア行きの電車を待つことに。

19時半ごろ、ラ・スペツィア着。ホテルにチェックイン。5階の禁煙室で、けっこう広い部屋に大きなベッド、アンティークな雰囲気のあるライティング・ビューローなど、なかなかいい感じの部屋。バスルームも広い。ただ、バスタブと冷蔵庫がないのがちょっと残念。

20時過ぎ、夕食をとりに外出。町の中心街と思われる通りにいくと、飲食店と思われるお店はたくさんあるのだけど、営業している店が非常に少ない。日曜はほとんどのお店が休業のようで、町には夕食がとれる店を求めてさまよう夕飯難民と思われる人がけっこういる。自分らも入れる店がなかなか見つけられず、あちこち探して、けっきょく食事にありついたのは21時ころ。

夕食はダ・ヴィート(Da Vito)で、海老のグリル、メカジキのグリル、ミックスサラダ、白ワインをカラフェで1/2リットル、ガス入りのミネラルウォーター500cc2本にエスプレッソ2杯で、トータル30ユーロ。量は充分で安いけど、安いなりの味。まずくはないけれど取り立てて美味しいという訳でもなく。もとがピッツェリーアのようなので、ピッツァを頼んだほうが美味しかったかも。

22時過ぎ、ホテルに戻る。シャワーを浴びて就寝。明日はリオマッジョーレから有名な愛の小道(La via dell'amore)を歩いてマナローラ(Manarola)までいく予定。

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キッコロはえび天を持っていた

F1ブラジル・グランプリはモントーヤ、ライコネンのマクラーレン1-2フィニッシュでコンストラクターズ・ポイント逆転&アロンソ3位表彰台でワールド・チャンピオン決定という、なかなか華やかな結果に終わりましたね。BARはバトンの契約延長を発表で琢磨君の放出決定ですが、まぁあの成績ではしかたあるまい。

愛・地球博も終了したそうで、最初は不人気がささやかれていたものの、最終的には大成功でよかったですね。今朝のワイドショーを見ていたら、クロージング・セレモニーではモリゾーとキッコロが森に帰るという演出もあったようで。一部でにわかに人気が出てきたキリゾーとモッコロはどこに帰るんだろう。やっぱり森? キッコロ(子供)にはモリゾー(おじいちゃん)はいるのにお父さんとお母さんがいないのはなぜかというと、お父さんとお母さんは伐採されて愛・地球博のパビリオンをつくる材料にされてしまった、だからモリゾーとキッコロはふたりの匂いが残る地球博会場を離れられずにいるんだ... という噂もどこかでありましたが、どうかおだやかに森に帰ってほしいものです。

そういえば、同じく先日千秋楽を迎えた九月大歌舞伎@歌舞伎座の昼の部では「東海道中膝栗毛」がかかっていました。おなじみヤジさんキタさんのどたばた旅行記です。おなじみとはいえ、実はどんな話か知りませんが。んで、今回の歌舞伎座公演は平成17年スペシャル版ということで、大井川で流されたヤジさんキタさんはなぜか、愛・地球博会場へとたどり着くのです。そこにはあだ討ちを逃れてきた侍もいたりします。占い師に「マンモスの牙を手に入れれば助かる」といわれ、牙を盗みにきたのです。んで、ヤジさんキタさんはあだ討ちの助っ人として参加し、侍からマンモスを取り返し、地球博を仕切ってるお奉行さんに感謝されるという、なんだかわけのわからないストーリーになってましたが、最後のほうではちゃんとモリゾーとキッコロも登場したのですよ。しかも、なんだか妙に平たい気ぐるみで。そしてキッコロの左手にはなぜか、えび天むすびが... 名古屋といえばえびふりゃあということで、おおきなエビフライもでてきました。歌舞伎... おかしなことになってておもしろいですわ。

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2005/09/25

チンクエ・テッレの1週間(1)

ご存じの方はご存じですが、9月3日(土)から1週間ほど、イタリアの東リヴィエラ、リグーリア州のチンクエ・テッレ(Cinque Terre)にいってきました。海とワインとアッチゥーゲ(アンチョビ)が印象的だった旅の記録です。

なお、Yahoo!フォト(http://photos.yahoo.co.jp/bc/pensiero1965/)に写真を登録しておきました。興味のある方はそちらもご覧くださいね。

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2005/09/03(土) 晴れ

いつもと同じく空港の団体カウンターで搭乗券を受け取る。でも今日はいつもと違い、搭乗券を受け取った時点ですでにチェックインが済まされており、しかも残念なことに窓側。エールフランスのカウンターにいって通路際の席に変更できないかたずねたが、満席のため希望かなわず。しかもカウンターの姉ちゃんがえらく感じが悪く、がっかり。これまでエールフランスにはけっこういい印象を持ってたのになぁ。まぁ、カウンターの姉ちゃんはエアフラの社員じゃないのかもしれないけれど。

AF275便は定刻どおり搭乗開始&離陸。席に着いて最初のドリンクが出るまでのあいだにひと眠り。アペリティフのドリンク(シャンパーニュ)を飲んだあと、映画『Hostage』を観るが、日本語吹き替え音声がなかったので英語で観てたら、やっぱりよくわからん。

映画の途中でランチ。スパイシーチキンとポテトサラダ、メインはボイルドビーフか鮭ご飯のチョイスだったのでビーフを、それにカマンベールチーズとチョコレートケーキ。ドリンクは白ワインを。ラングドック産VdP d'Ocのヴィオニエで、まずまずの味。メインのビーフやチーズと美味しく合わせられた。

食後は映画の続きを観て、あとはできるだけ寝るようにする。いつも寝不足だからね。

目が覚めたのでアニメ映画『マダガスカル』を観る。これは日本語吹き替えがあってラッキー。話自体はどうでもいいようなものだけど。少しうつらうつらしたあと、古い映画『トッツィー』を観る。これは英語のみ。観てると眠くなる。

次の食事。フレッシュサラダ、サーモンのロシア風パイ、舌平目にパン粉をまぶして焼いたもの、ポテトサラダ、チーズにフルーツサラダ。一応メニュー表では「ディナー」となっていたのだが、すべてがコールド・ミールだったのが少し残念。舌平目は温かいものを食べたかったな。

定刻より30分ほど早い17時にパリ着。さくさくと入国を済ませピサ行きのゲートへ。パリもけっこう暑い。

ピサ行きAF1066は定刻どおり17時50分に搭乗開始。1列に3席しかない非常に小さな飛行機。これに乗って、あと1時間半くらいでピサにつく。日本時間でもう夜中の1時過ぎ。眠いです。離陸して30分後くらいにドリンクのサービス。ジュースを飲んで、あとはずっと寝てた。

定刻どおりにピサ着。電車でピサ中央駅へ。今日はピサ駅前のホテル・ラ・パーチェ(La Pace)に泊まる。駅前にあるこじんまりとしたホテル。古ぼけているが、フロントの姉ちゃんはフレンドリーでいい感じ。

明日は電車でラ・スペツィア(La Spezia)へ移動。いよいよチンクエ・テッレ(Cinque Terre)へいく。今日はもう、シャワーを浴びて寝ましょう。

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