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2005年7月24日 - 2005年7月30日

2005/07/29

SUSANNA PARIGI / SUSANNA PARIGI

サード・アルバムの『In differenze』が日本のイタリアン・ポップス・ファンの多くに高い支持を得たSusanna Parigi(スザンナ・パリージ)の、デビュー・アルバムのようです。中古盤屋で安く売ってるのを見つけました。イタリア・リリースのオリジナルはデジパック仕様だったらしいですが、手に入れたのは日本盤で、普通のプラスティック・ケースにびろびろと伸びるライナーがついてました。曲順とかがオリジナルとは違うらしい。

なんていうか、安心して聴ける、とてもイタリアらしいポップスですね。「In punta di piedi」や「Donne d'amore」などにはカンツォーネ~Laura Pausini(ラウラ・パウジーニ)系ストレート・イタリアン・ポップスの匂いがぷんぷんします。でも、そういった曲ばかりというわけではなく、どの曲だったか忘れちゃったけど(「Selina」だったかなぁ)、フレンチ・ポップスを思わせるようなふわふわした浮遊感を持っているものもあったりで、飽きさせません。

サビに大きなメロディを持ってきて力強く、ドラマティックに盛り上げるというスタイルは、個人的に大好物。また、そういったメロディや構成を歌いきるだけの歌声をSusannaは持っています。デビュー作ということもあってか、ところどころ少し声が緊張気味というか、のびのびと出し切れていないと感じる部分もあるのですが、それでもこれだけ歌えれば充分。『In differenze』ではAntonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)を思わせるスーパーな歌唱が随所にありましたが、このデビュー作でも、まだかなりおとなしめではあるものの、その片鱗をうかがえます。伸びやかに、力強く、エモーショナルに歌ってくれます。

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2005/07/28

ベーコンとザワークラウトで

昨日は暑かったですねぇ。暑いと冷たいものばかり食べたくなるという方もいらっしゃいますが、自分は1年中、どちらかといえば温かいものを食べたいと思ってしまいます。なので夏でもホット・ミールをよく食べます。
ということで昨日の夕飯は、ブロック・ベーコンとジャガイモにザワークラウトを加えて煮てみました。

にんにくをつぶして粗くざく切りにする。
ブロック・ベーコンをひと口大くらいにぶつ切りにする。
そこの厚い深鍋にオリーブオイルを軽く敷いて、にんにくとベーコンをさっと炒める。
ベーコンに軽く焼き色がついてきたら白ワインをほどよく入れる。少しだけワインで蒸し煮になる程度。ついでにフランベなどもしてみる。
大きめにぶつ切りにしたジャガイモ(水にさらしてアクを抜こうね)を鍋に投げ込む。
ザワークラウトをたっぷり入れる。
ひたひたになるくらいまで水を入れる。
適当にハーブ類を入れる。昨日はフェンネルとクローブ、マスタード・シードをそれぞれホールで入れてみました。ローレルがなかったのが残念。
あとは弱火~中火でジャガイモがやわらかくなるまで煮ればOK。最後にお好みで塩・胡椒。

はい。あったかくて、だけどザワークラウトの酢のおかげでさっぱりとした料理のできあがりです。キャベツにジャガイモで野菜もたっぷり。ベーコンの旨みも野菜に移ります。かんたんで美味しいのよ。

料理がドイツ風なので、ワインもドイツ・フランケン地方のものを用意。ヴルツブルガー・リースリング・シュペートレーゼのトロッケン。フランケン地方でリースリングというのは珍しいらしいです。しかもシュペートレーゼという上級ワインでトロッケン(辛口)。同じつくり手による、同じヴルツブルガーのシュペートレーゼ・トロッケン、だけど葡萄はシルヴァーナーというのも飲んだことがありますが、やっぱリースリングのほうがどこか繊細なキリッと感がある感じがして、こっちのほうが美味しいかも。ミネラルもたっぷり感じられるし。料理との相性もばっちりで、とてもいい感じでしたわ。

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2005/07/27

ベーコンのブロックと野菜の炒め物

冷蔵庫にベーコンのブロックがあったので。

フライパンにオリーブオイルを敷き、つぶしてきざんだにんにくに、弱火でじんわり火を入れる。
1センチ角くらいの柱状に切ってアク抜きしたジャガイモを加え、じっくりと火を通す。
適度な大きさに角切りにしたブロック・ベーコンを加え、さらに炒める。
ジャガイモに火が通りやわらかくなってきたら、白ワインと粒マスタードを適当に加え、全体になじませる。
強火にし、適当な大きさに切ったピーマンを加え、あぶる。
塩・胡椒で味を調える。

かんたんです。全体にほんのりマスタードの風味がついて、ビールのお供にもよさそうですが、昨日は飲みかけのマルゴーのワインがあったので、それと一緒にいただきました。

んまい!

料理もうまかったのだけど、半分飲んで一晩ほったらかしにしておいたBaron de Brane(バロン・ド・ブラーヌ)のうまいこと。明らかに昨日よりうまくなってる。2001年ヴィンテージで、まだ若いんだなぁ。これはあと2~3年寝かせてから飲んだほうがよかったかも。

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FAUDEL / SAMRA

中古CD屋のフレンチ・ポップス・コーナーで安く売られていたので買ってみたのですが、フレンチじゃないですね、これ。もともとのアルバム・リリースがフランスだったってことなのでしょうが、聴かれる音楽は中近東やインドなどの匂いが強いエキゾティックなもの。ルックスもそうですが、メロディ・ラインや歌い方にアラブな香りがぷんぷんします。歌詞も何語かわかんないし。どこの出身かと調べてみたら、アルジェリアらしい。アルジェリアってどこでしたっけ。アフリカ?

レコーディングはパリ、ミックスとマスターリングはニューヨークで行なわれていることもあり、演奏自体はクリアかつ厚みがあって、なかなかにゴージャスかつソフィスティケイトされています。よくインド料理店などでかかっているインディアン・ミュージックのような、ちょっと口先で歌っているようなビブラートの強いヴォーカルが異国情緒を誘います。バッキングのフレーズもマハラジャとか出てきそうだし。

全体に軽やかでリズミックでエキゾティシズム満載の中近東風ワールド・ポップスが楽しめます。M4などは南米のラテン・ポップス風ですね。M7は中近東や南欧ぽいエキゾティックなヴォーカルにヒューマン・ヴォイスやキーボードによる分厚いオーケストレーションが施されたバラードで、1970年代から80年代初頭あたりの辺境系ユーロ・ロックになじみのある人にはちょっと懐かしい感じがするかもしれません。不確かで断片的な情報しかないままに手に入れた得体の知れないグループのアルバムを聴いたらわけのわからんトラッドやフォルクローレ風の曲ばかりで「失敗したかなぁ」とあきらめかけたときに流れてきたドラマティックで民族情緒たっぷりなバラードで救われた(大げさですね)... みたいな曲です(←どんなだ?)。

ま、こういうのものたまには楽しいですね。カレーが食べたくなってきた。

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2005/07/26

豚肉とワインヴィネガーで

最近、肉を焼いて最後にワインヴィネガーを振り掛けるのがちょっとお気に入りです。さっぱり味に仕上がります。というわけで昨日の夜は、豚ばら肉のソテー・ワインヴィネガー風味にしました。

にんにく1かけを半分に切り、芽をとったのち、叩き潰す。それからざっくりみじん切りにして、オリーブオイルを敷いたフライパンで弱火でじっくり炒める。
豚ばらの薄切り肉にしっかりと塩・胡椒。にんにくの香りの出たフライパン(中火)に1枚ずつ、ていねいに広げて並べていく。
半分ほど肉に火が入ってきたら裏返し、適度な大きさにちぎった舞茸を加える。ここからは少し強火。
白ワインを適当にふりかけ、フライパンをあおる。
全体に火が入ったら赤ワインヴィネガーをふりかけ、全体になじませてできあがり。
最後にドライ・オレガノを少しふってみました。

ワインヴィネガーはイタリア産を使ってます。フランス産のってなんか酸が強すぎる気がするし、国産のワインヴィネガー(ちゃんとワインでつくられているもの)って見かけたことがないので。

ヴィネガーを鍋に入れて火にかけると、むせます(笑)。食べるときも、気を抜くと酸にむせます。でも、肉の甘み・旨みをさわやかな酸が引き立てて、美味しいんだなぁ。なにより、さっぱりと仕上がるので暑い日にもぴったり。ヴィネガーを使ってるのできっと健康にもいいはず(なのか?)。

ちなみに、肉だけではなく野菜も食べましょうということで、豆もやしの炒め物もつくりました。

シチリア産のアンチョビが浸かっていたオリーブオイルを中華なべに敷く。
半分に割って芽を取り、つぶして粗微塵に切ったにんにくを香りよく炒める。
洗って水切りした豆もやし、適当な大きさに切ったピーマン、適当な大きさに切った舞茸を強火で炒める。
塩・胡椒を適当に。ほんの少し白ワインも入れてみる。
鍋肌から醤油をほんの少し入れてみる。
鍋をがんがんあおる。
火を止める直前にごま油をひとたらしでできあがり。

野菜をもりもり食べなくちゃね。アンチョビそのものは入っていないけれど、オイルに移ったアンチョビの風味がほのかに感じられて味に深みが出てるはず。

ワインはBaron de Brane(バロン・ド・ブラーヌ)というフランス・ボルドー産のものを開けてみました。すごく香りのいいワイン。しかし、アンチョビ風味とはあわなかった... やっぱイタリアの赤か、あるいは白ワインにしておくべきだったかなぁ。でも、ぶた肉とは美味しく飲めたので、よしとしよう。とはいえけっきょく、パン(プチミッシュ)をつまみながら飲むのがいちばん美味しいのだよなぁ。

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2005/07/25

FRANCIS LALANNE / SANS PAPIERS

フランスのシンガー・ソングライターのようです。中古で安く売ってたので試し買い。

ちょっと空気の抜けたような声の出し方は、フランス語だからなのか、それともFrancis Lalanne(フランシス・ラランヌ)のクセなのか、あまりフレンチ・ポップスを聴いたことのない自分にはよくわかりません。味わいはあるなとは思うのだけど、力強く声を張ってほしいパートでも空気が抜けてしまうためか、もうひとつ迫力に欠けてしまうのが残念。同じフランス語で歌っていても、ロック・グループのAnge(アンジュ)などは必要な箇所で確実に迫力を感じさせるので、これはFrancisの特徴なんだろうな、きっと。

声質自体はなかなか魅力的です。少しひび割れてて、中低域にふくらみがあって。ちょっと高音域が細いのだけど、これはトレーニング次第で厚みをませそうな感じがします。しかし、歌い方がどことなくポップ・オペラ的というかミュージカル・シンガー風な感じがしますね。

全体にポップ・ロック調の曲が多いのですが、明るく楽しげなラテン・ポップ・フレーバーのM7(だったっけな)があったり、M2やM4のようなドラマティックに盛り上がるバラードがあったりと、アルバムを通して聴いていて飽きないだけの曲や演奏のヴァリエーションがあります。ただFrancis自身はあまり表現力のあるシンガーではないようで、1曲を最初から最後まで同じように歌ってしまっているように感じます。演奏はドラマを演出しようとしてるのにヴォーカルがそれについていってないというか。

などといったことはありますが、アルバム全体としてはヨーロッパを感じるポップス作品としてまずまずの出来だし、シンガーとしてもそれなりに聴かせるし、曲も水準をクリアしているといえるでしょう。悪くないです。

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