« 2005年1月9日 - 2005年1月15日 | トップページ | 2005年1月23日 - 2005年1月29日 »

2005年1月16日 - 2005年1月22日

2005/01/21

生ハムは焼くにかぎる!?

日本産の生ハムって、なんであんなに厚くスライスしてあるんだろう? なんか、えらく噛みごたえがありますよね。のわりには旨みに欠ける。しょっぱいだけ。イタリアやスペインの生ハムは大好きなんですが、日本のものは、同じ「生ハム」という名称がついているけど、ぜんぜん違うものだわね。ま、値段も3倍くらい違ったりしますけど。

日本産のものはそのまま生で食べるより、料理に使って火を入れたほうが美味しいような気がする今日この頃。以前、輪切りにしたナスを生ハムでくるんでオリーブオイルで焼いただけ、というのがなかなか美味しかったのだけど、昨晩はもう少し手をかけて、いんちきサルティンボッカ風をつくりましたさ。

主な材料:本日の特売の豚ロース肉焼肉用、今月のお買い得品の日本産生ハム、セージ、にんにく、白ワイン

焼肉用の豚肉は、たたいて薄く延ばします。
伸ばした豚肉にセージの葉を1枚乗せます。
肉が大きいときは上から生ハムを載せて、肉が小さいときは生ハムでくるむようにして、セージを肉とハムのあいだに閉じ込めます。
生ハムがはがれないように、肉にしっかり押し付けます。
両面に軽く小麦粉をパタパタ。
フライパンにオリーブオイルを入れてくだいたにんにくをひとあぶり。
にんにくの香りのついたオイルでハムつき肉の両面をこんがりと。
肉の両面に焼き色がついたら白ワインを少し多めに入れて、両面を煮焼き。
白ワインが煮詰まったら肉にしっかり絡めとり、美味しくいただきましょう。

お好みで肉に塩胡椒してもいいけれど、生ハムがしょっぱいのでしなくてもOK。ハムのほのかなスモーキー感とワインの風味だけでも充分な味付けですね。セージもアクセントになってるし。

ワインはドイツ・ラインガウ地方エルトヴィレ産のリースリング・カビネットを用意。ゾンネンベルグという1級畑で作り手はフォン・ジンメルという一流どころ(らしい)なので、間違いなく美味しいです。とてもドライに仕上がってる。塩気の強いいんちきサルティンボッカ風との相性も抜群でした。豚肉とか鶏肉とかって、赤ワインでも美味しいけど、じつは白とあわせたほうが美味しいことが多い気がする今日この頃ですわん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/01/20

意外と奥が深いぞ!?

「鳴かぬなら、私が鳴こう、ホトトギス」
(みかんさんのBLOG「この映画はスバラシイ!」より)

日本の成功者は自分を戦国武将にたとえ、自己流の哲学で「鳴かぬなら、・・・ホトトギス」の句を詠む、という話から、自分だったらなんと詠むかとつながって、上の句。そして、この句に対し、みかんさんは自分のことを

ただのパシリだな。

と落としてるんだけど、いやいやなんの、これはなかなか奥が深い句ではないですか。

鳴かないホトトギスに対して、何もせずに待つ(鳴くまで待とう)のでもなく、ホトトギス側の気持ちをどうにかしてやろう(鳴かせてみよう)というのでもなく、否定する(殺してしまえ)のでもなく、まずは自分が鳴いてしまおう、自分の行動を変えることから始めてみよう、ってことですよね。自分が先に鳴けば、もしかしてホトトギスも一緒になって鳴き始めるかもしれない。これってすごくコーチング的な考え方だと思う。

他人を変えるのは難しい。でも、自分を変えることは、少なくとも自分の行動をふだんと変えることは、他人を変えるよりはやさしい。そして、自分の行動を変えると、相手の行動も変わってくることが多々ある。だから、相手を変えたいなら、まずは自分が変わること。コーチング的だぁ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

カップスープはポッカよりクノール

自分、朝ごはん食べないんです。7時に起きて、7時半になる前には家を出ちゃいますから。水も飲まずに出発ってことが多い。でも、それだと喉が渇くんですよ。ていうか、渇いてるんですよ、会社についたとき。そんなわけで夏場は会社のそばのコンビニで野菜ジュース(これ1本で1日に必要な栄養素全部とれます!みたいなやつ)を毎朝飲んでたりするんですが、さすがに冬は寒い。

というわけで、最近は毎朝会社のデスクでカップスープを飲んでます。粉末の、お湯を注ぐだけですぐできるやつ。1杯のスープから始まる1日。なんだか素敵。インスタントだけど。

いま、デスクの引き出しには、おまえはスープ屋か!というほど、いろいろな種類のスープが入ってます。ストレートなポタージュはクリーミーとさっぱり系の2種、コーンクリームは粒入りと粒なしの2種、そのほか、完熟トマトとモッツァレラのミネストローネ風ポタージュ、ほうれん草とモッツァレラのポタージュ、きのこのポタージュ、ビーフコンソメ、などなど。これらを日替わりで、その日の気分でチョイス。

これがけっこう美味しいのですよ。インスタントあなどりがたし。
ちなみにデスク内にはクノールの製品とポッカの製品が入り乱れています。クノール製はスーパーで購入、ポッカ製は100円ショップで購入。どちらも美味しいのだけど、やはり100円じゃ買えないクノールのほうが、味に深みがあるというか、まろやかというか、クリーミーというか、濃厚というか、ひと言でいえば美味しい。ポッカはクノールよりもさらっとしてて、ちょっと旨みに欠ける気がします。

ただ、前日のワインが残ってる感じでなんとなく胃が重いようなときには、さっぱり系のポッカのほうが美味しくいただけるんですけどね。って、ほぼ毎日じゃん(涙)。最近すっかり体力の衰えを感じる今日この頃(休肝日をつくりなさい!)。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/01/19

A4 / MILANO-VENEZIA


女性ヴォーカリスト+ギターとベースの兄ちゃんふたりというグループです。それ以上のことは、自分は知りません。このCD、なんでうちにあるんだろう? いや、お店にいろいろなCDと一緒に注文したから届いたんですが、なんで注文したんだろう? どうして注文する気になったんだろう? 自分で注文しておきながら、謎だ。

ですが、内容はですね、これがけっこういいのですよ。女性シンガーに男性ふたりっていうと、Dirotta su cuba(ディロッタ・ス・クーバ)とかが思い出されますが、耳あたりとしては似ているかもしれません。ただ自分はDirottaの音楽をちゃんと聴いたことがないので、よくわからないんですけどね。

ヴォーカルに少しソウルのニュアンスがある、洗練されたシティ・ポップ。メロディも洗練された美しさとキャッチーさ、ポップさがあるんですが、それがいわゆる英米のメロディの借り物にはなっておらず、イタリアの匂い、イタリアの肌触りがたっぷりあるんです。このメロディの人懐こさ、身近さ、ほどよい哀愁、そして可愛らしさって、どこかMatia Bazar(マティア・バザール)にも通じるように思います。

こんなCD注文したっけ?と思うようなものに、ときどきこういう「意外といいじゃん」がまぎれていると、自分の直観力もまだまだ捨てたものじゃないなと思うのだわ(はずすケースのほうが圧倒的に多いことは、この際忘れよう。笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/01/17

イタリア・フェスティバル行ってきました

東京ドームで行なわれている「イタリア・フェスティバル」、1月15日(土)に行ってきました。お目当てはもちろん、今回初来日となる“現役”(ここ大切!)カンタウトーレ、Gatto Panceri(ガット・パンチェーリ)のライヴ&フラッグ・ショーです。なので午後2時過ぎにのんびりと出かけてきました。

んが! やはり土曜日ともなると、朝から雨模様なのに、午後には雪になると予想されているのに、めちゃめちゃ寒いのに、それでもたくさんの来場者がいらっしゃいました。自分は人がたくさん集まって自由に歩くのがままならない催物会場などがとても苦手なもので、入場した時点でちょっと後悔(笑)。もっと遅く、Gattoのコンサートだけに時間を合わせて来ればよかったかも。

コンサートは午後5時からなので、開始まであと3時間弱あります。席を確保するために30分前に着席したとしても、2時間はなんとかして時間をつぶさなくてはなりません。しかし、どこのブースも人だらけ。なんとかいうレストランはすでに今日の分の入店整理券全部配布済みだそうで、あとは自分の番号が呼ばれるのをひたすら待つだけになってるらしい。食事をする時間を自分で選べないなんて、そんなのやだな。もとから会場内で食事をする気はないのでかまいませんが。その他のバールやテイクアウェイの飲食店ものきなみ1時間待ち。ご苦労様です。

飲食以外の各ブースもけっこうな人ごみで、とくに試飲・試食があるところは飲食店なみの行列。いったい何を配っているかと見れば、ふつうにヴェルディッキオとペコリーノだったり、バゲットにオリーブのペーストを載せたものだったり、オリーブオイルとバルサミコをパンにつけてるだけだったり。ワイン数種類の試飲というのもあったけど、正直にいって、あんなちっちゃなプラスチックカップではそのワインの持つ本来の味わいなど感じられるはずもなく、1時間近く並んでまでも飲みたいとは思えないのでした。

一方で、自動車や自転車の展示といった、女性陣・おばちゃん陣にはあまり興味がないと思われるブースは比較的すいてました。いやぁ、美しかったですよ、フェラーリF2002(だったっけ?)。F1のチャンピオン・マシンですからねぇ。流れるようなライン、燃えるフェラーリ・レッド。ここにミハエルが、ルーベンスが、もしかしたらルカ・バドエルが?乗り、テストをし、場合によっては実戦にも使われたかもしれない。やっぱりF1マシンは美しい。

ほかにもアルファ・ロメオやパンダ、チンクェチェントなども展示されていて、イタリア車の美しさ、可愛らしさを堪能できました。こういった「本物のイタリア車」とくらべると、ニッサン・ムラーノとかはやっぱりパッチもんですね。あのフォルムのどこが「ヴェネツィアのムラーノ・グラスを意識」なんだか。

そのほかの展示物は、物販を含めてあまり興味がわかず。ワインはどれも高めだし、オリーブやプロシュートなどはインターネットで買えるものが大半。これは!と興味を持って手に取ったアマレットなどは展示のみの非売品だったり。ヴェネツィアン・グラスにしてもカメオにしても、どうせ買うんだったら現地に行って買おうって思っちゃいました。唯一楽しかったのは、やはり職人さんによる実演ですかね。絵画修復なんかはとても興味深い。ヴァイオリン職人はずっとバック・ボディの木を削ってるだけでしたが、それもまた楽し。靴づくりもなかなか見てておもしろいです。

そうこうしているうちに4時を過ぎ、少し早いけどちょっと疲れたこともあってステージ前の客席へ。会場内でもらった料理のレシピを見たり、持っていった本を読んだり、うとうとしたりしながら待ってると、そのうちにピッツァ・アクロバットがスタート。こういったショーはテレビで見たことはあるけど、生ははじめて。いやぁ、ほんとによく回しますね。生地がどんどん伸びますね。なかなか楽しいですね。しかし、こういったショーを見てていつも思うんですが、この技術って、美味しいピッツァづくりに関係があるんでしょうか。

ピッツァ・アクロバットのあと、ついについに今日のメイン、Gatto Panceriのコンサートです。初来日だというのに小さなステージで、バンドも置けず、ほとんどがカラオケ演奏をバックにという、いちイタリアン・ポップス・ファンとしてもなんだか申し訳ないようなこじんまりした舞台でしたが、それでもGattoはいいコンサートを行なってくれたと思います。

なにしろ、いまも現役ばりばりで活動中の人ですからね。ふだんからきちんと歌っている声、Gattoのことを知らない観衆がおそらく半数以上を占めるなかでも投げやりになることなくきちんと会場をケアするステージング。さすがです。そしてなにより、彼の曲って実はメロディがとってもポップでキャッチーだったんですね。自分は古いアルバムを2枚持っているだけで、今回のステージで歌われた曲は知らないものが多かったのですが、サビの部分などはほとんどその場で覚えてなんとなく一緒に口ずさめるものばかり。メロディもそうだけど、歌詞も比較的簡単な言葉をサビに置いてあるので、うしろの席に座っていたあきらかに「イタリアン・ポップスって何?」といったスーパーからの買い物帰りのようなおばさまですら最後は少し口ずさんでました(変な音程で。笑)。

また、数は多くないながらも、関西方面から応援に駆けつけたらしいペンライト女性集団は声を揃えて「ガットォ~」と声をかけ、単発ながらもところどころで「ブラヴォ~」(できれば「ブラァ~ヴォ」のほうがイタリア語っぽく聞こえるんですけどね)の声があがり、最前列では「GATTO 6 GRANDE」(「Gatto sei grande」、ガット最高!って意味ですね)横断幕をつくって応援する熱心なファンもいてと、こじんまりした分アットホームなよさっていうのもあったように思います。Gattoも初来日を楽しんでもらえたならいいんですけどね。

しかし、あの曲名紹介をするMC?のお姉さんは、もう少しなんとかならんのか。耳に痛いキンキン声は仕事柄しかたがないにしても、「Dove dove」を「どべどべ」と思いっきり日本語(しかも絶対ひらがなに違いない!)でいうし、Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)のことを「ぼっちぇり」っていうし(日本人にありがちな間違え方だ)。などということもありましたが、次回はぜひ、バンドを引き連れてのフル・ステージを見てみたいものです。

Gattoのコンサートのあとは、妙に笑顔のかわいいヴィオリノ&フィザルモニカのじいちゃん二人組「デュオ・イタリー」+ゲスト?シンガー「フランチェスコ」によるカンツォーネ・ショー。はい、いかにもイタリア。ひなびた哀愁のある「デュオ・イタリー」の演奏は古いイタリア映画を見ているようです(といっても、実際に古い映画を見たことはあんまりないので、あくまでも印象ですけど)。

そして午後7時10分。今回のふたつめの目的であったフラッグ・ショーの始まりです。これまた楽しかった。会場となったスペースが狭いため、ところどころやりにくそうな感じはあったけど、2回ほどミスもあったけど(笑)、美しくも迫力のあるショーを見せてくれました。しかも、たまたま自分が立っているすぐ前に小さな子供二人組(幼稚園から小学生くらいの姉妹?)がいて、この子たちがえらくショーに興奮し、手をたたいたり笑い声を上げたりするもので、旗振り隊の人たちの多くがこの子たちに視線を投げかけ、ほんの少しこの子たち寄りに演技をしたりしてくれたものですから、なんだかふつう以上に楽しかったように思います。髪の毛やわらかウェーブのスター?な兄ちゃんもたくさん微笑みかけ、しかし決めるときには引き締まった表情を見せと、メリハリのある演技をしていました。しかし、兄ちゃんからおっさんまで、股間もっこりのぴったりタイツは、なんだか見ていて恥ずかしい。

Gattoのコンサートにフラッグ・ショー。このふたつだけでも雨の降る寒いなか出掛けてきて入場料1500円払っても充分以上に価値のある、素敵な1日でしたわ。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

« 2005年1月9日 - 2005年1月15日 | トップページ | 2005年1月23日 - 2005年1月29日 »