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2005年7月3日 - 2005年7月9日

2005/07/07

LUCIO BATTISTI / UNA DONNA PER AMICO

Lucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)は、おそらく20世紀のイタリアン・ポップ・ミュージック界で最重要なカンタウトーレ(シンガー・ソングライター)のひとり。...なんですが、実は自分、あんまり聴いたことがありません。初期のアルバムを4~5枚持ってるくらい。それほど思い入れもないです。すみません。

それでも『Il mio canto libero』なんかはけっこう好きで、むかしはよく聴いたな。Lucioの声ってどことなく頼りなさそうで、その声がちょっとセンチメンタルなメロディやオーケストラ・アレンジとからむと心にしみるんですよ。

そんなわけで自分にとっては初期のころのいかにもカンタウトーレなイメージが強いLucioなんですが、このアルバムではずいぶんと印象が違います。なんだかとても軽やか。カフェの外のテーブルでお茶を飲む若いカップルなんていうジャケットからして『Il mio canto libero』とはぜんぜん違うんだろうなという予感を抱かせましたが、そのとおりでした。

曲によってはアメリカのサーフィン・ミュージックかよと思わせるようなコーラスが入ったり、ディスコティークなリズム・アレンジがあったりと、あれあれあれぇ~という感じ。他の曲もほどよくスタイリッシュで、英米ポップスのニュアンスを感じます。

なのに、やっぱり歌メロがどこかイタリアンなんですよねぇ。それと、ストリングスのアレンジ。この音づくりやフレーズを聴いて、そういえばあの頃のイタリアン・ポップスってこういったストリングス・アレンジがたくさんあったよなぁと、あらためて思い出しました。

小洒落た都会(でも地方都市って感じ)の軽やかさやスタイリッシュさを感じさせつつ、英米のスッキリ感を含みつつ、でもそのベースにはしっかりとイタリアが息づいている。そんな印象を持ったアルバムでした。う~ん、Lucioは深い。

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2005/07/06

FRANCO BATTIATO / FLEURS 3

Franco Battiato(フランコ・バッティアート)って、そんなに好きというわけではないのだけど、意外とうちにCDがたくさんあるのは、中古で安く売っていることが多いからなのだろうな。このアルバムも中古で600円くらいで買ったような気がする。

『Fleurs 3』はFrancoによるカバー作品集のシリーズで、「3」というくらいだから前作もあるのだけど、なぜかシリーズ前作は『Fleurs』。そう、『Fleurs 2』というアルバムはどうやらないようなんですよねぇ。なぜなんだろう?

シリーズ前作は聴いていない(よな、たしか。と思って手持ちCDを調べると持ってたりすることがよくある今日この頃)のですが、多分このアルバムとそんなに変わらないのだろうな。カバー集なので、他のアーティストの曲ばかりが収録されてます。Franco作はM11「Come un sigillo」のみ。ちなみにこの曲にはAlice(アリーチェ)が参加してます。

というわけでほんとにカバー集なのだけど、どれもがFrancoの世界にきちんと翻訳されてる感じがするのは、オーケストレーションやキーボードのアレンジがいかにもFrancoらしいからなのでしょう。またFrancoのヴォーカルって、決してうまくないし声量もないのだけど、独特の声質と歌い方を持っているので、彼が歌うと「Francoの歌」に聞こえるという要素も強いな。

M1「Perduoto amore」やM3「Se mai」などは厚みのある、華やかなのだけどクールに抑えた感じのオーケストレーションがいかにもFrancoぽいです。エレ・ポップ期のFrancoはちょっと苦手な自分ですが、厚いオーケストレーションを大きく配置するようになってからの作品は、ちょっと心ひかれてしまうんだよなぁ。その流れの上にある作品ですね。

ただ、そのゴージャスさがM4「Ritornerai」などの素朴な感じの曲ではちょっと曲を殺しちゃっているというか、大仰なパーティに思わず私服で出かけてしまって萎縮しているような、そんな印象も受けてしまいました。その点、M7「In cielo in una stanza」のほうが、曲の素朴さとアレンジのつくりこみ具合のバランスが取れているかな。

プログレッシヴ・ロック・ファンにとってはやはり、Premiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ。PFM)の名曲「Impressioni di settembre」が収録されていることが気にかかるでしょう。でも、これは意外と普通な出来かもしれない。もともと歌メロ自体はとてもシンプルで構成もとくに凝ったところがない曲ですから、普通に演奏されたら普通な曲になってしまいますわね。Francoの頼りなげなヴォーカルとおだやかなオーケストレーションは美しく響きますけれど、単純な曲にダイナミズムを与えたPFMの演奏のほうがやはり聴いてて心震えるなぁと思います。

などということはありますが、全体にはおだやかで、少しロマンティックで、だけどところどころに変なアレンジがあって、ただきれいでロマンティックなだけでは終わらいというFranco作品らしい仕上がりになっていると思います。

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藤色のぱんつ

今朝、通勤客でごったがえす地下鉄の駅のホームになぜか、女性もののおぱんつが落ちてました。ぺろれ~んって広がって。素材はシルクかなぁ、藤色で、きれいなの。

なぜ、あんなところに、あんな時間に、落ちているのでしょう? 持ち主さんは、おぱんつを落としたことにいつ気づくのだろうか。あのようにきれいなおぱんつを持ち歩いていたということは、今日はだ~りんのところにお泊りとか、そういう予定じゃなかったんだろうか。まさか、はいていたおぱんつが歩いているうちにいつの間にずり落ちたことに気づかず... いやいや、そんなことはありえん。んが、その広がり方がいかにも脱ぎ散らしたあとのようで...

狭いホームにあふれかえる人ごみをかきわけかきわけ進むなかに突如出現する藤色のおぱんつ。そこに落ちているのがハンカチではなく女性者のおぱんつだということに気づいたおじさんたち(含む自分)は一様に一瞬ぎょっとし、恥ずかしげに目をそらし、それを踏まないようにためらいがちに少し迂回してやり過ごし、そしてまた猛然とホームを歩き去っていく...

今朝の風景でした。


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2005/07/05

もしもあなたがテレビ欄なら?

「ある編集者の気になるノート」で紹介されてたこの占い、くだらなくて脱力ですぅ。
ちなみに自分は「NHK総合タイプ」でした。つまらん。

テレビ欄占い

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指やら靴やらズボンやら


めちゃめちゃ眠いです。昨日も1日中眠かったですが、今朝も朝起きた瞬間からすごく眠い。あと6時間くらい寝ていたい。1日が24時間じゃ足りないです。日中の活動時間数はいまのままに、あと6時間寝るには、1日が30時間あるといいなぁ。

ここ1週間ほど、右手の人差し指の付け根が痛いです。神経痛? 腱鞘炎か?? PCのキーボードを打つときに違和感を感じます。このままキーボードが打てなくなって、ペンも持てなくなったら、仕事にならんな。

靴買いに行かなくちゃ。今日履いている靴は右のつま先のところの靴底がこれからはがれようとしています。すでに少しパクパクしてる。ほかの靴も、かかとが磨り減っちゃってエアクッションが効かないもの、かかと側の靴底が剥がれ落ちようとしているもの、インソールが取れてしまうものなど、ろくな靴がありません。でも、安くてそれなりの靴を売っている店が近所にないのだ。

ズボンも買わなくちゃ。ふだんはずっとチノパンなのですが、気がついたら右のポケットの下に丸く穴が開いてました。少しだけど、素敵なおみ足が見えてしまうではないですか。ほらほら、拝みなさい! ほかのズボンも、ポケットの中に穴が開いてて小銭が入れられないもの、すそのかかとが擦り切れ放題で糸が出てるもの、ベルト通しがいまにもちぎれそうなものなど、ろくなズボンがありません。でも、安くてそれなりのチノパンを売っている店が近所にないのだ。

むぅ。時間をつくって西友までいくかなぁ。

ちなみにふだん着ているもののトータル金額は、夏場は上下(靴と下着含む)あわせて5000円しないかも。ただし、メガネも含めると3万円。

はぁ~。

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2005/07/04

マシニスト(ちょっとネタばれ)

先週は『マシニスト』が早稲田松竹のラスト1本800円だったので、観てきました。1年間眠れずにいる男の話。一般公開のときに観そこねたのでね。

主役の男優さん、すごいです。役づくりとはいえ、あそこまで痩せるなんて。体力だってかなり落ちただろうし、体の具合だって悪くなったはず。その状態で映画撮影に耐えるなんて、想像もつかない。撮影って、たいへんなんでしょ、きっと役者さんにとっても?

この男優さんの異様な痩せぶりにはおおいに目を引かれましたが、ストーリー自体はそれほど興味深いものではなかったなぁ。「眠れない」という状況がそれほど効果的に使われてなかったように思います。もっと「眠れない」が故のいろいろな現象や混乱や錯乱があってもよかったかなぁと。

冷蔵庫のメモも、思わせぶりなわりには早い段階で「答え」がわかっちゃったしなぁ(最初は「Hunger」か「Hanger」かなと思った)。あふれる「血」もこけおどしふうだったし。謎の大男アイヴァンが主人公のトレヴァーにしか見えていないっていう時点で、これは「シークレット・ウィンドウ」とか「ウィリアム・ウィルソン」とかの系統の話だってのもわかっちゃったし(とくに赤い車の持ち主が判明した時点で確信)。

簡単にいえば「罪の意識から逃れることはできない」っていうお話で、オチも「まぁ、こんなところかな」というところに落ち着いて、ラスト1本800円で充分だったという映画でした。観終わってからすごく「眠く」なった(笑)。

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