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2005年5月15日 - 2005年5月21日

2005/05/20

GATTO PANCERI / GATTO PANCERI

短くてこじんまりとしていたながらも魅力的な初来日ステージを見せてくれたことが記憶に新しいGatto Panceri(ガット・パンチェーリ)。これは、もともとは『Cavoli amari』というタイトルでリリースされたファースト・アルバムに、1992年のサンレモ音楽祭参加曲「L'amore va oltre」を追加して再リリースされたアルバムです。

来日ステージではほどよくポップ、ほどよくロックで、イタリアらしい、だけど過剰にイタリア臭くはない美しいメロディの曲をたくさん聴かせてくれましたが、デビュー当時のGattoはもっとロック色が強かったんだなということが、このアルバムを聴くとわかります。また演奏だけでなく、曲のスタイル自体も、よりシンプルなロック・テイストを持っていたのだということも。

正直にいってしまうと、このアルバムに収録されている曲でロック色の強いものには、あまり魅力的なものがありません。メロディも演奏も、けっこうありきたり。ただGattoの少しひび割れたヴォーカルは独特の味わいがあります。この時点ではソング・ライターとしてよりもヴォーカリストとしての彼のほうに才能や将来性を感じます。

しかし、ソング・ライティングにも眠れる才能がたくさんあったのでしょうね。その片鱗が「L'amore va oltre」を含め数曲の、あまりロック色の強くないポップ・ミュージックに現われています。こういった曲には、のちの彼の作品に聞かれる、イタリアらしい、だけど過剰なイタリア臭さはない、美しく素直なメロディがいくつもあるのです。そして、のちのアルバムになるほど、こういったタイプの曲が増えているようです。

曲の出来としても、Gattoのヴォーカルとのマッチングとしても、ロック系の曲よりもポップ系の曲のほうがクオリティが高いと感じます。ただ、このデビュー・アルバム(の再発版)ではまだロック系の曲が主導権を握っていて、ポップ系の曲はアクセントのように含まれているだけです。Gattoの魅力が出し切れてはいない、だけど将来への期待は感じさせるという、ある意味でデビュー作らしいアルバムかもしれません。

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2005/05/19

ほうれん草とひき肉で

昨日はスーパーでひき肉とピーマンが安かったので、ひさしぶりにピーマンの肉詰めトマト風味でもつくろうかと思い買ったのだけど、帰りがけにトマトを買いに寄ったいきつけの八百屋さん(ここのトマトのほうがスーパーよりも旨い)でほうれん草が安くなっていたので、急遽メニュー変更。

にんにく2かけくらいを細かくみじん切り。
たまねぎ半分を細かくみじん切り。
ふだんは入れないのだけど、買ってしまって行き場のなくなっている(笑)ピーマン1個も細かくみじん切り。
これらと細かくちぎった赤唐辛子1本をEVオリーブオイルでじんわりと炒める。弱火から中火くらいでね。たまねぎの甘みが出るように。

野菜類がほどよくしんなりとしたら、ひき肉を加え、さらに炒める。お肉がぽろぽろになるようにね。野菜から出る水分を使って、煮炒めにするような感じ。肉がぽろぽろしてきたら、白ワインを適当(半カップくらい?)加えて、さらに煮炒め。

大きな鍋に沸かしたたっぷりのお湯にほうれん草を茎のほうから1分くらい茹でて、ほどよくしんなりしたらざるにあけて水で冷やす。

ほうれん草の水気を絞って、あとはひたすら細かく細かく刻む。ジョノヴェーゼ・ソースをつくるくらいの気持ちで、ともかく細かく細かく。

めっちゃ細かく刻んだほうれん草を、野菜とひき肉が煮炒めされている鍋に加えてよく混ぜる。塩胡椒をぱっぱっとね。

全体がひたひたになる少し手前くらいまで水を加える。全体が隠れるようにアルミホイルで落し蓋をして、あとは中火で30分~1時間くらい煮る。最後に必要であれば塩胡椒で味を調えてできあがり。

難しい調理はないのだけど、ほうれん草をきざむのに手間がかかるのと、そのあとの煮込み時間がかかるのが、忙しい夜には不向きかもしれん。んでも、落し蓋をしたあとの30分~1時間はなにもすることがないので、この間にメールチェックしたりシャワー浴びたりすればいいやね。

もともとはトルコかどこかの料理らしい。野菜の旨みとひき肉の甘みがダイレクトに感じられる料理なので、しっかりとした味わいのある野菜でつくらないとちょっと哀しいことになる。あと、塩も旨みの強い天然塩を使うほうがいい。

いきつけの八百屋さんで扱っている野菜は、どれもスーパーで売っているものよりも旨みが強く、値段も安いのだけど、小さな店なので、仕事帰りによると売り切れているものが多いのよ。それに、駅→スーパー→八百屋→家という道順になっちゃってるので、どうしても必要な野菜はスーパーで買っておかないと、けっきょく今日は野菜なし!となってしまうおそれもある。先に八百屋さんに寄れれば、そのほうがいいんだけどなぁ。

そして、行き場を失ったピーマン。どうしよう... ピーマンを使った西洋風の料理って、あんまりイメージがわかない。ざく切りにして、たまねぎと鶏肉と一緒に炒めてみようかな。最後にざく切りのトマトを加えたら、なんとなく洋風? ていうか、ナポリタン(は日本の料理です!)もどき??

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2005/05/18

ALBERTO CAMERINI / RACCOLTA DI SUCCESSI

ひさしぶりにイタリアのショップからまとめてCDを買いまして、それらが先日とどいたのですが、そのうちの1枚。まとめ買いをすると、届いた小包を開けたときに「あれ、こんなの買ったっけな?」と思うCDが出てくることがときどきあるのですが、注文時の控えを見るとちゃんと注文してる。だけど、そのときになにを思って注文したのかはやっぱりわからない、というものがありまして、このCDもそんな1枚です。

半分は、いわゆるディスコ・ミュージックとかユーロ・ビートとかいわれるタイプのものでしょう。派手なビートの上にふにゃふにゃと漂うチープでへなちょこなキーボードのアレンジが脱力ものです。そして、その演奏に派手さ加減でも音量でも思いっきり負け放題のヴォーカル。あぁ。

軽快なポップ・ミュージックも収録されてます。タイプとしては、Nuovi Angeli(ヌオーヴィ・アンジェリ)の「Donna felicita'」とか「Singapore」に似たタイプの、単純なメロディでとくに盛り上がることもなくだけど軽快だからまぁいいかなたいしておもしろい曲じゃないけどね、といったもの。あぁ。

というわけで、個人的に聴き続けるのはけっこうきついなぁという感じなのですが、そこはイタリアの底力? ときどき美しいメロディがあったりするのですよ。また、ディスコでもポップでもない、ちょっとアコースティックな感じの曲もあったりして、そしてそういう曲がどことなくデビュー当時のAlberto Fortis(アルベルト・フォルティス)を思い出させたりもして(声の感じが似てるのかなぁ?)、あなどれないのです。あなどってもいいのですけど。

このベスト盤は1995年の新録もののようで、オリジナルとどの程度アレンジなどが変わっているのかわからないのだけど、アコースティック・タイプの曲がもっと多くて、それを中心にアルバムがつくられているのなら、ちょっと聴いてみたいなぁという気もします。ただ、写真を見るといかにもロック兄ちゃんなんだよなぁ。この写真とアコースティックはあまり似合わないし、かといってダンス・ミュージックとも似合わない気がする。

いろいろな意味で、ちょっと困っちゃったなぁというCDでした。

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2005/05/17

意外と使える

自分、けっこう好きなんですよ、包丁砥ぐの。レストラン企業で社員をしてたときは定期的に包丁砥いでたので、それなりに砥げるんです、砥石を使って。なのでいまでも、自宅の包丁の切れ具合が悪くなると、砥いだりするのです。

包丁砥ぐの、リラックスします。砥ぐことだけに集中するので、心が落ち着きます。ただ、砥石を水につけたり、砥ぎ終わったあとのキッチンの汚れを落としたりと、準備と後始末がちょっと面倒。それに、きれいに砥ごうと思うと、それなりに時間がかかるのよねぇ。

というわけで、ここしばらく砥いでなかったのですよ、うちの包丁。そしたらね、えらく切れなくなっちゃって。生のトマトがさくっと切れなくなったら砥ぎ時ですよね、やっぱり。でも、ここのところ忙しくて、じっくり砥いでる時間がない。

そんなとき、見つけましたよ。西洋風の包丁砥ぎ棒。われらの味方、100円ショップのCanDoで。

しかし、こんな棒で本当に砥げるのか? 100円のものでも大丈夫か? などと不安は感じつつも、砥げなかったとしてもたった100円の損失だし、まぁいいかと買ってみました。んで、使ってみました。

意外と使える!

なれないと、刃の当て方とか、手の動かし方とか、ちょっととまどってしまうのだけど、自己流でもなんとなくいけます。そんでもって、数回シャシャッと砥ぐだけで、なんとなく切れるようになるじゃないですか!

これはかんたんでいいです。準備も後始末も要らない。砥ごうと思ったときに数回シャシャッ。砥石を使ってじっくり砥いだときにくらべると、切れのよさや、切れる状態の持続時間は劣るようですが、なんといっても手軽です。毎日の料理のあとに軽くシャシャッてやっておけば、それなりに切れる状態を維持できる。

うん。ゴリゴリしないでも生のトマトがさくって切れるのはいいな。やっぱ包丁はこうでないと。

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2005/05/16

ない生活もいいものだ

先週の日曜日に自宅のノートパソコンが壊れ、それからの1週間、自宅にはパソコンがない生活をしてたのですよ。それまでは毎日、仕事から帰ったらとりあえずスイッチを入れ、メールチェックをし、スパムを削除し、必要なメールはとりあえず読むだけ読んで、てなことをやってると少なくとも30分は時間がとられてしまっていたのだけど、この作業がなくなっただけで、けっこうラクチン。30分余裕があるので、思わずちょっと時間のかかる料理とかしちゃったりして、これはこれで楽しかった1週間でしたわ。

しかし、おとといの土曜日に、新しいパソコンが届いてしまいました。さっそくセットアップをし、古いノートパソコンからハードディスクを取り出して新しいパソコンに外部接続し、データや必要なアプリケーションをコピー。それから各アプリケーションの環境設定をし、なんてことをしてたら週末が全部つぶれてしまった。でもおおかた環境が復活しました(細かいところの調整がまだ残ってるけど)。1週間分のメールをチェックしたら2000通! 9割がSPAM。泣きながら(うそ)消しました。

これで今日からはまた普通にメールチェックでき、インターネットに常時接続で調べものもすぐできる便利な環境が戻ったのですが、その分料理その他に使う時間は減ってしまうわけで。

およそ10年前に最初のパソコンを買って以来ひさしぶりの「パソコンのない生活」でしたが、そういうのもいいなぁと思ったこの1週間でした。

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