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2005年4月17日 - 2005年4月23日

2005/04/22

NADA

いかにもむかしのアイドル歌手といった写真がジャケットに見られますが、自分はこのNada(ナーダ)という人のことを知りません。人気があったのかしらん?

アーティスト名がそのままアルバム・タイトルにもなっているところを見ると、おそらくデビュー・アルバムなのでしょう。1969年にリリースされたようですが、中身はまんま、60年代のポップスですね。ちょっとビートが利いてて、ときどきハードに唸ったりして、いかにもあの頃という感じがします。

こういった曲の感じ自体はそんなに嫌いじゃないんですが、それほど好きというわけでもない。この頃の音楽っていろいろな意味で「シンプル」だから、その分「コア」となるところにクオリティの高さが要求されると思うんですね。

では「コア」とはなにかといえば、曲の場合、やっぱりメロディとヴォーカルじゃないかと。このふたつがよければ、他の部分でもどんどんクオリティを積み重ねていける。だけど、このふたつのどちらかもしくはふたつともだめだと、他の要素でのクオリティ・アップは要するにある種の「ごまかし」「はったり」といったふうに見えて(聞こえて)しまうのですよ。

このアルバムでは、「コア」のひとつであるメロディに、もうひとつ魅力が薄い感じがしてしまいます。いろんな人が曲を提供してて、Claudio Mattone(クラウディオ・マットーネ)の曲などはやはりメロディにもひきつけるものがあってさすがだなと思ったりはするのですが、アルバム全体を見ると、やはり平凡なメロディ、平凡な60年代ビート・ポップが多いかなぁと。しかもアルバムの締めは「イエロー・サブマリン」ていうのもどうなんだ?

もうひとつの「コア」であるヴォーカルについても、これといって可もなく不可もなく。これまたあの頃の女性ヴォーカルに少なくなかった、なんとなく好戦的な、少し乱暴な感じのする、投げつけるような歌い方。フランスのSandrose(サンドローズ)とかもそうですよね。こういう女性ヴォーカルのスタイルは、好きな人もいるようだけど、自分はどちらかというと苦手なんです。

そんなわけで、全体としてあまり自分には響いてこないアルバムでした。こういった、いかにも60年代なビート・ポップを聴くのであれば、このアルバムよりも、たとえばZombies(ゾンビーズ)とかを聴いたほうが全然いいよなぁと思ってしまいました。

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2005/04/21

フレンチ・ダイニング

知らない間にまた1軒、フレンチのお店が神楽坂にできてました。その名も「フレンチ・ダイニング」。なんてストレートな。会社からそんなに遠くないし、交差点のところにおいてあった黒板によるとランチは1050円からあるようなので、さっそく食べにいってきました。

広い店内。通りに面した大きなガラスから明るい光がたっぷり入ります。うん、けっこういい感じかな。太陽の明かりがたくさん差し込むのはいいね。でも夏は暑いんじゃないだろうか。

ホールにはフランス人ギャルソンがふたり。キッチンもフランス人がいるのかな? 日本人の女性スタッフがカウンター内にいるのは見えるのだけど。この女性はホールのフォローもしてるようです。

お昼のコースは3種類。サラダとメイン(ガルニつきワンプレート・ランチ)が1050円(ドリンクは+200円)、オードブルとメインのコースは1650円(ドリンクつき)。1650円のコースに+400円(600円だったか?)払うとデザートもつくみたい。やはり最初はコースのほうを頼んでみましょうね。

オードブルは4種類、メインは3種類のなかからのチョイス。どれも美味しそうな感じで迷ったのだけど、シーフードのキッシュとチキンのソテー・ラングドッグ風を選びました。そしてもちろん、白ワインをグラスで。

うん、悪くないんじゃないの。シーフードミックスみたいのが入ったキッシュもワインとあわせて生臭くならない。ソテーにはグリルされたでっかいナスとトマトがごん!と載った上からブラウンのソースがかかってる。どちらもとてもおおらかで陽気な感じがする。大きなナスはうれしいな、ちょっと。いかにもカジュアル・ダイニングという感じで、気軽に寄るにはいいんじゃないだろうか。

ワインも含めて、どれも普通に美味しいし、フランス人ギャルソンも日本語はちょっと怪しいながらも普通にフレンドリー。お値段も普通。とっても普通にいい店だと思います。ただ、あまりに普通すぎて、なんとしてもまた来たい!と思わせるものはないかなぁ。ディナーはどうなのかわからないけど、少なくともランチに関しては、やっぱりビストロ・イデアルの、ていねいに手間をかけてつくられた料理と、フレンドリーなのだけど店とお客との距離感をきちんと保つ落ち着いたホール・サービスに自分はひかれてしまう。値段もほとんど変わらないし、ワインはイデアルのほうが美味しいし、どっちに食べに行きたいときかれたら、やっぱりイデアルを選んでしまうな。

あと、自分にとって致命的なのが、フレンチ・ダイニングではカードでの支払いが5000円以上からとなっていること。ランチでコース+デザート+グラスワインを飲んでも3000円程度にしかならないこのお店では、昼は現金で払うしかない。でも自分、現金をあまり持ってないのよ。1000円を超える支払いは、飲食店でもスーパーでも基本はカードなの。なので、ランチで現金を2000円も払っちゃうと、財布がちょっとしんどい。

そんなわけで、ときどき思い出したように食べに行くかもしれないけれど、頻繁に使うことはまずないだろうな、フレンチ・ダイニング。

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2005/04/20

PROCOL HARUM / THE LONG GOODBYE

Procol Harum(プロコル・ハルム)のフロント・パーソン、Gary Brooker(ゲイリー・ブルッカー)が中心になって企画した、Procol Harumの名曲をフル・オーケストラ入りのシンフォニック・アレンジで聴かせようというアルバム。Garyがヴォーカルをとったりはしていますが、正しくはProcol Harumのアルバムじゃありません。

録音は1994年から1995年に欠けて行われたそうです。オーケストラのコンダクターとしてDarryl Way(ダリル・ウェイ)の名前も載っているのですが、この人ってやっぱりWolf(ウルフ)のDarrylですよね、きっと。

全部で12曲が収録され、すべての曲にフル・オーケストラが導入されています。半分ぐらいの曲はいわゆる名盤と呼ばれた初期のころのアルバムに収録されていたものなので知っていますが、残り半分は、自分は初めて聴くもの。再結成後のアルバムに収録されていたのでしょうか。

どの曲も非常にシンフォニックなアレンジがされていて、とてもクラシカル。曲によってはオーケストラと合唱プラスGaryのヴォーカルのみといったアレンジもあり、ポップスというよりはかなりクラシック曲に近いような印象になっています。

合唱入りシンフォニック・ポップスは自分が大好物とするところではありますが、いわゆるポップ・ミュージック・インストゥルメンツ、つまりドラムやベースやギターがきちんと導入されていないシンフォニック・ポップスは、実はあまり好みではなかったりします。なので、バックがオーケストラ・オンリーの「A Salty Dog」や「A Whiter Shade of Pale」「Strangers in Space」とかは、曲自体はいいしドラマティックだしクラシカルだしある種神聖な感じすらするのだけど、ちょっと物足りなく感じてしまいます。

その点、バンド+オーケストラという形態で演奏される「Conquistador」や「Hamburg」などはいい感じ。また、インストゥルメンタル曲の「Repent Walpurgis」ではRobin Trower(ロビン・トロワー)のウォームで腰の太いギターがとてもいい音色で鳴っていますし、Matthew Fisher(マシュー・フィッシャー)はハモンド・オルガンではなく教会のパイプ・オルガンで録音に参加。もともとちょっとプログレ風な印象のあった曲がさらにいっそうプログレ風になっています。

とはいえ、「A Whiter Shade of Pale」と「Repent Walpurgis」はオリジナルの哀愁ハモンドの印象があまりに強く、オーケストラよりはモンドがなっていたほうがいいなぁなどと感じてしまう自分は年寄りでしょうか、やっぱり。

また、むかしの曲と、(おそらく)比較的最近の曲とで、曲の肌触りにずいぶん違いがあるような気がします。むかしのProcol Harumが持っていた、いかにもイギリスらしい気品の中に違和感なく織り込まれた世俗的な猥雑さが、最近の曲と思われるものには希薄で、なんか、普通のポップスになってる。Garyの特徴ある歌声も、最近の曲にはもうひとつマッチしきれていないような印象。

Procol Harumには『Live in Concert with Edmonton Symphony Orchestra』という、フル・オーケストラとの共演による素晴らしいライヴ・アルバムがあるのだけど、それとくらべてしまうのはあまりに酷。そもそも、このアルバムはProcol Harumというグループのアルバムではないからね。それに、安易なオーケストラ・アレンジがされているわけではなく、それぞれにアイデアを持って曲が演奏されているし、古いProcol Harumのイメージにとらわれずに聴けば、なかなか趣のある作品だと思う。とはいえ、Tom Jones(トム・ジョーンズ)をヴォーカルに迎えた「Simple Sister」の妙なロック乗りはどうしても違和感を感じてしまうけれど。

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2005/04/19

ジャガイモのガレットもどき

ジャガイモは、いつだって家に常備ですっ! 困ったときにはジャガイモを食えっ!

といった生活を何年も続けてます。ミナサン コニチハ ワタスィ ハラヘルート・イモスキー デス。ベラルーシ カラ キマシタ。

そんなわけで昨日はジャガイモのガレット風手抜きヴァージョンをつくりました。

ジャガイモを超薄切りにする。昨日はうちに小さめの新じゃがしかなかったので、5個くらい。

取っ手が取れるティファ~ルのフライパンにハーブ入りのガーリックバターとオリーブオイル(もちろんイタリア製EV)を少したっぷり目に入れて、火にかけて溶かす。

オイルとバターが交じり合ったら、薄切りジャガイモを半分くらい、フライパンにぺたぺたと敷き詰める。

敷き詰めたジャガイモの上に、すぐに火が入るもしくは火が入らなくても食べられるような、なにか美味しそうなものを平たく、うすーく載せる。昨日はもらい物のSPAMスプレッドがあったのでこれにしましたが、パルミジャーノをたっぷりでもいいし、舞茸とか入れてもよさそうだし、トマトの薄切りなんかも楽しそう。具になる「なにか美味しいもの」の味とのバランスで塩コショウをかけたりかけなかったり。

「なにか美味しそうなもの」の上に、残りの薄切りジャガイモをどんどん敷き詰めて覆い隠す。

ふたをして、中火でしばらく焼く。端が少しキツネ色になってきたら200度くらいのオーブンに入れて15分ほど。

表面がぱりっとして、全体に火が通ったらできあがり。

昨日はCorte ZardiniのValpolicella Classico Superiore "Siresol" と一緒に食べましたが、トロッケンかハルプトロッケンに仕上げたドイツのリースリングとかでも美味しそう。ふふふ、ジャガイモって美味しい。

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2005/04/17

うれしい たのしい だいすき


昨日はYoshioAntonioさん主催の「イタリアとイタリアン・ポップスが好きな人たちで集まってFestaをしよう」の会(そんな名称だったか?)だったのです。場所は亀戸という、ふだん行くことのないところで、ふだん使わない総武線に乗って、会場である某マンションの最上階スカイラウンジをめざしたのです。

YoshioAntonioさんには以前、1度お会いしたことがあります。んが、あれはもう何年前のことなのでしょう? 申し訳ないことに、その姿はおぼろげな残像としてしか自分のなかには残っていません。とはいえ、1度会ってはいるのです。会場で顔を見れば、きっと思い出すはず。そう思ってスカイラウンジの扉を開け会場内に侵入したのですが... わ、わからん。

自分は引っ込み思案で人見知りで恥ずかしがりやのシャイな人ですから(←反論、突っ込み、受け付けません!)、こういった、たくさんの人が集まる場所にはあまり出かけないのです。ネットにはパソコン通信のころからデビューしていますし、ウェブもオープンしてもう8年になるのですが、いわゆるオフ会といったものには片手で数えられるくらいしか参加したことがないのです。なので当然、今回の会場にいらっしゃる方たちも、いままで1度もお会いしたことのない方ばかりで、じつはとても緊張していたのです。唯一の望みは会ったことのあるYoshioAntonioさんだったのに、彼はいったいどこぉ~?

そんなこんなで、入り口でうろうろしているところを、ホストであるYoshioAntonioさんに見つけてもらったのですが、おたがいに名乗るまで相手が誰だかわかりませんでした(笑)。前に会ったときと自分、ずいぶん変わっちゃいましたからねぇ。前はもっと太ってたし、口ひげ生やしてたし。海外に行くたびにイミグレで長時間、パスポートの写真と見比べられること毎回です。日本の出入国のときもちょっと不審げに見られますし。

それでもなんとかひさしぶりの感動の再会をはたし、すでにいらっしゃってる方々を紹介してもらい、その後は楽しく会に溶け込むことができました。やはり、イタリアが好き、イタリアのポップスが好き、という共通項があるし、会場にいらした方の何人かはウェブ上でお名前を知っている方たちだったし。

そうそう。Poohlover.netのSiriusさんPOP! ITALIANOのkazumaさんといった、日本のイタリアン・ポップス・サイトの大御所にもお会いすることができたし、彼らのところやうちの掲示板に書き込みをしてくれているぷれぷれさんやPizzanoさん、謎の(笑)通りがかり青年?ニョッキさんなどともお会いして、ときに会場に来ていたイタリア人おじさん(彼は何者?)やこっちの困惑に気を遣うことなくイタリア語オンリーで話しかけて来るナポリ出身のLucaさんなどをまじえつつ、楽しくお話をしましたさ。

また、会場にいらした女性陣の素敵なこと。Gatto Panceri招聘に尽力されたALMAZのユミネさんはセクスィーなお姉さまだし、Momento musicaleのStellinaMotokoさんはBlogや掲示板での文章から想像されるとおりの落ち着いた大人の女性の雰囲気をゆるやかに漂わせてるし、Il castello di MarilynのMarilynさんは「まりりん」というハンドルネームから想像されるとおりのキュートで好奇心にあふれた眼をされたチャーミングな方。どなたもとても魅力的なのです。見つめられたらきっと恋に落ちてしまいます(笑)。

そして今回、ぜひご挨拶をしなければと思っていたあんきーおの そろそろmusica italianaのanche-ioさんにはもっともびっくりさせられましたよ。Blogでご自分のことを和製モニカ・ベルッチと書いていたり、ミュージック・ヴィデオの内容その他に絶妙の突込みを入れたり、他のBlog等へのコメントではじけた笑いを取ったりと、その文章のイメージから、なんていうの、おきゃん(思いっきり死語?)でグラマラスな女性を思い描いていたのです。

しかしYoshioAntonioさんに「こちらがanche-ioさんです」と紹介された女性は、スレンダーで知的な雰囲気を漂わせた、シャープで頭のいい女性といった印象でした。ちょっと怖いお姉さんなタイプかも... と少しびびったのだけど、笑顔の中には人懐っこい感じがあって、魅惑的でしたわ。話してみたら、そんなに怖い感じじゃなかったし。見つめられたら、やっぱり惚れてしまいそうです(笑)。

こんなに素敵で魅力的な女性に会えるのなら、もっとオフ会とかに出ておけばよかったと、ちょっとエロ親父化している自分に驚きつつ(汗)、亀戸の夜はふけていったのでした。

しかし、もともとはイタリアン・ポップスのDVDを見たりCDを聴いたりしながら交流を深めようというのが主旨だったはずなのに、音楽はほとんどBGM化し、飲んで食べて談笑してのパーティになってましたね。それはそれでイタリアっぽくて楽し。YoshioAntonioさんのギター伴奏でClaudio Baglioniやi Cugini di campagnaなどの曲を歌ったり、どなたが持ってきたのかわかりませんが自家製手巻き寿司や(おそらく)自家製のパンは美味しかったし、楽しい集いでした。

こういった会も、楽しいものですね。次の機会があったら、また参加したいです。でも基本的に自分はシャイなので(まだいうか)、会場ではやさしくしてくださいね>みなさん。あと、自分は人の顔と名前を覚えるのがすごく苦手なので、次回に会ったときに「どなたでしたっけ?」って聴いてしまうかもしれないけれど、ゆるしてね>昨日お会いした方々。

今日は喉がちょっとガラガラです。ひさしぶりに声を出したからか、飲みすぎか。
あぁ、いい天気だなぁ。いい週末だ。

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