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2005年1月2日 - 2005年1月8日

2005/01/07

MICHELE ZARRILLO / COME UOMO TRA GLI UOMINI

奇蹟の?来日公演 at 東京厚生年金会館からもう6年が経つんですねぇ。せっかくの初来日、せっかくの厚生年金会館という大きなステージにもかかわらず、けっきょく日本盤CDが1枚もリリースされなかったMichele Zarrillo(ミケーレ・ザリッロ)は、なんだかかわいそうです。本国ではトップ・シンガーのひとりだし、日本でもイタリアン・ポップス・ファンのあいだでは人気が高いんですけどねぇ。

とはいえ個人的には、彼への評価はいつも「おしい! あと少し」って感じなんです。来日のときのステージもそうだったし、今回このアルバムを聴いてもやっぱり「おしいなぁ」満載って感じです。

Micheleって、すごくいい要素をいっぱい持ってると思うんですよ。ほどよくひび割れていて味のある甘い声。美しいメロディを書ける才能。ロマンティックなものもポップなものもつくってうたえるバランス感覚。これらを巧みに操って、とても耳あたりのいい、しなやかで軽やかなイタリアン・ポップスを聴かせてくれます。

ただね、こういった「いい要素」のどれもが高い水準にはあるけど、突き抜けたものがないんですよ。「いい要素」同士がバランスを取り合ってしまっているの。そのため、インパクトに欠けてしまうんだよなぁ。これぞMichele!ってものを感じにくい。

たとえば、声。これが、もっとすごいだみ声だったら、あるいはもっとクリーン・トーンだったらどうだったろう。楽曲やメロディはこのままで、だけど声だけがもっとめちゃめちゃ個性的だったら。

あるいは、楽曲。彼の書くメロディはきれいだけど、楽曲として聴いた場合、じつはあまり展開がなくて平凡だと思います。これを、せっかくの美しいメロディを駆使してたたみかけるように展開するとか、うんざりするほど美しいメロディを連発するとか、構成面かメロディ面での個性を追求するとか。

なんでもいいのですが、なにかひとつ、突き抜けた要素、ときに全体のバランスを壊すくらいの圧倒的な特徴や個性といったものを、自分は期待しちゃうんです。

その点、Micheleの音楽って、どうも優等生的なんですよね。すべての教科でどれも高得点(だけどひとつも学年トップはない)みたいな。会社員でいえばゼネラリスト? あらゆる要素でハイレベルにあるというのは、それはそれで素晴らしいのだけど、自分はそれよりも職人的というか、ある部分に飛びぬけたものがあれば他の部分は平均点プラスαくらいでOKな感じのアーティストが好きなんです。

Michele Zarrillo、いいシンガーだとは思うけど、聴きやすいいい曲も多いと思うけど、もうひとつ心をガッチリつかむなにかがほしい、その点が「おしい!」といつも感じてしまうカンタウトーレなんだよな。

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2005/01/06

X-LEGGED SALLY / EGGS AND ASHES

ベルギーのグループでしたっけ? 以前から名前だけは知っていたものの、音を聴いたことはありませんでした。たまたま中古で安く見つけたので購入しましたが、なんだかこのグループ、すごいです。

ジャンル分けするとなにになるんだろう? アヴァンギャルド系ブラス・ロック? やっぱりシンプルに(でもわからない人にはすごくわかりにくい。笑)プログレッシヴ・ロックの一形態、といったほうがいいのかな。

スピーディでスリリングなホーン隊。やけに重たいベース。なんて分厚くてパワフルな音圧。半端なハードロック/ヘヴィメタルなんて目じゃないほどハード&ヘヴィ。そんななかに突如現われる、つかの間の静寂とヨーロッパのエレガンス。混沌としているようでいてスタイリッシュ。パワフルだけどメロディアス。シリアスなんだけど、なぜかどこかオープン・マインド。タイプ的には自分の苦手な音楽なはずなのに、聴いてていやじゃない、かえって引き込まれてしまう。

ジャズ、ロック、ファンク、ユーロ・ミュージックなどの要素が渾然一体となっていて、なんだかわからないけど不思議な力と魅力を持ったグループです。すごい。

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2005/01/05

これが最初か、それとも最後か

短い冬休みも終わってしまいました。今日からお仕事ですわ。

あぁ、働きたくない。

などともいってられないので、気分を変えて働こう。

次はゴールデンウィークか。でも、今年のゴールデンウィークは、カレンダーどおりにしか休めない人にとってはちっともゴールデンではないのだわ。

てことは、夏休みまでがんばらねいかんのかぁ。今年はなぁ、アレッツォまでドニーに会いにいってやらんといかんだろうなぁ。去年いってないし、年末には手術したし、様子を見にいかんと。

などと思いながら昨日、冬休み最後の日をだらだらとすごしてたら突然、届け物が。
こんな時期になんだ? なにも注文しとらんぞ。といぶかしみながら受け取ったら、カード会社から小包。

ん? ん?? 覚えがない。宛書にも中身の記載がないし。あやしい。カード会社を語ったネガティブ・オプションか???

とりあえず包みを開けてみると、中から出てきたのは「金賞受賞日本酒3本セット」でした。
そういえば2か月くらい前だったか、カード会社の懸賞に応募したのだったわ。
そうか、当たったのか。日本酒か。うれしいな。3本のうち2本は純米酒じゃん。純米酒好き。ちょっと甘いけど。日本酒があるなら、和食をつくるのもいいな。鍋とか寿司とか焼き魚とか。なにか日本酒と美味しい献立を考えよう。

というわけで、シドニーからの帰国早々、日本での新年1日目に届いた日本酒セット。これは新年早々縁起がいいってぇもんだ。この調子で縁起と運のいい1年をおくりてぇもんだなぁ、ご隠居さんよ。

おまえ、ばかいうんじゃぁないよ。そうそう運がいいことが続くかい。おまえさんの今年の運は、これで打ち止めだよ。

おぃおぃ、ひでぇなぁ。少しはおれっちにも夢ぇ見させてくれよ。

さてさて、今年の運は、これが最初か、これで最後か。個人的な希望としては、運が良くも悪くもなく、平穏・平凡に過ごせていければいいなぁと思う初出かな。まる。

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