チンクエ・テッレの1週間(5)
2005/09/07(水) 雨・曇り
8時少し前に起床。窓から外を見たら、雨が降ってる。残念。朝食のあと、しばらく部屋でテレビを見て過ごす。
11時少し前、雨があがったので、ラ・スペツィアの町を散策に出発。すでに3泊しているが、昼間の町を見るのは初めて。さすがに開いているお店も多いが、それでもやっぱりひっそりとしている。夕食をとる店を探すために毎晩歩いていたあたりが町の中心でそれ以外の場所は住宅街。とくに見るところがない。とりあえず埠頭までいったが、船があるだけで普通の埠頭。ただ、なぜか埠頭のあたりだけ妙に南国の雰囲気があるのがおもしろい。
そんなことをしているうちに13時近くなったので、昼食をとる店を探すことに。と思って裏道なども歩いてみたのだけど、これといってよさそうな店が見当たらず。そもそも開いている飲食店の数がとても少ない。けっきょく昨日の夜に入った店で食べることに。この店、他のお客が食べていたピッツァがすごく美味しそうだったので、ぜひピッツァを食べようと思って入ったのだけど、昼はピッツァを出していないらしい。残念。魚介のホイル包みパスタと、カニと海老のパスタ、水を頼む。18ユーロ。パスタはやわらかめの茹で具合だが魚介の風味がしっかり染みていて、なかなか美味だった。
14時過ぎ。ポルトヴェネーレ(Portovenere)にいこうかと思い、埠頭に戻る。しかし埠頭に着いたときにはフェリーが出たばかりで、次のフェリーは15時半。そうすると、むこうにいる時間が少しになってしまう。なのでポルトヴェネーレはやめて、リオマッジォーレに行くことに。
リオマッジォーレの駅からラ・スペツィア方面に伸びる遊歩道を散策。この前きたときは途中でやめてしまったのだけど、今回はいけるところまでいこうと思い、どんどん進む。すると、町の中心街の上のほうに出ることがわかった。また、前回は訪れなかった海への入り口やフェリーの埠頭、ビーチも散策。とくにビーチは、電車の窓から一瞬見えるだけだが気になっていた場所で、そこへの行き方がわかってラッキー。
ビーチでのんびりし、町の上のほうへも登り、観光道路を降りて、またビーチでのんびりしといったことの繰り返し。これがとてもゆったりとした気分になり楽しい。ビーチに降りる遊歩道にはさらに先があり、その先には素晴らしいビューポイントがあるらしいのだが、今日は時間も遅いし疲れてもいるので行かなかった。後日、もっと早くここにきたら先へも進んでみよう。
19時過ぎ、リオマッジォーレをあとにし、ラ・スペツィアへ戻る。ホテルのそばに、総菜も売っているミニスーパーを発見。チーズその他、美味しそうなものてんこ盛りだが、今日はそれらを食べるためのシルバー類がないので購入を断念。明日の朝食時にフォークを部屋に持ち帰ろうと決めた。
夕食は中心街の入り口近くにあるピッツェリーアで。ツナやモッツァレッラなどがたっぷり入ったインサラータ・マクシ(大きなサラダ)と、リグーリア州の特産であるコーンの粉をタルト状に焼いたファリナータ(Farinata)のジェノヴェーゼ・ペスト、ラ・スペツィア地域で生産されるご当地白ワインのヴェラメンテ・コッリ・ディ・ルーニ(Veramente Colli di Luni DOC)、水、食後にレモンチーノとアマーロを頼む。全部で31ユーロ。ファリナータは焼いたポレンタのような感じで、ジェノヴェーゼ・ペストともに素朴な味わいが楽しめる。地元ワインのコッリ・ディ・ルーニも青リンゴやハーブ、シトラスのようなさわやかな香りとやわらかい果実の甘みが楽しめる美味しいワインだった。
食後酒でほどよく酔っ払った状態でホテルへ戻る。明日は朝から天気がいいといいなぁ。
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Yahoo!フォト(http://photos.yahoo.co.jp/bc/pensiero1965/)に写真を登録しておきました。興味のある方はそちらもご覧くださいね。
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