ANTONELLA RUGGIERO / REGISTRAZIONI MODERNE
今週末は東京周辺に生息するイタリアン・ポップス・ファンのつきに1度のお楽しみ、イタリアン・ポップス・フェスタがあります(詳しくはこちら)。自分は今回、このフェスタでAntonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)の紹介をすることになってます。そんなわけで、選曲もかねて、あらためて手持ちのAntonella作品を聴きかえしている今日この頃。
んで、『Registrazioni moderne』です。「現代的な録音」?というタイトルが示すとおり、Matia Bazar(マティア・バザール)在籍時の往年の名曲をニュー・ウェーヴ系の若いロック・グループの演奏・アレンジでAntonellaが歌う、という試みが収録されてます。
典型的なイタリアン・ポップスといった印象のあるMatia Bazarの曲がアレンジと演奏が変わるとAntonellaが歌ってもここまで違って聴こえるんだぁ ―― ということを実感できる作品です。Matia Bazarって、ポップなんだけど意外と変なメロディ展開を持っていたんだなぁ、でもそれをとても上手に生かすアレンジ・演奏をMatia Bazarはしてたんだなぁと、あらためて思いました。このアルバムでのアレンジも悪くないけど、やはり本家のMatia Bazarのほうが、あの歌メロとAntonellaの歌声の魅力をきちんと理解してるといった印象でしょうか。
ま、このアルバムはこのアルバムとして、楽しんで聴けるのでよいとしましょう。とはいえ、やはりコアなAntonellaファン向けな感じがするので、今度のフェスタでの紹介は違うアルバムからにしようっと。
なお、このアルバムについてはここに、以前に書いたもう少し詳しい紹介があります。よろしかったらご覧くださいね。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 「every little music in my life」最近の更新(2023.08.06)
- Matia Bazar / The Best Of (2022)(2022.11.27)
- Umberto Tozzi / Io Camminero(2022.07.24)
- Spectrum / Spectrum 6; SPECTRUM FINAL Budoukan Live Sept. 22,1981 (1981)(2022.05.22)
- RockFour / One Fantastic Day (2001)(2022.05.22)
「ジャンル:ポップス」カテゴリの記事
- Matia Bazar / The Best Of (2022)(2022.11.27)
- 米津玄師 / STRAY SHEEP (2020)(2021.03.18)
- 久保田早紀 / Airmail Special (1981)(2019.02.13)
- Paolo Vallesi / Un filo senza fine (2017)(2018.03.11)
- Riccardo Fogli / Storie di tutti i giorni e altri successi (2016)(2016.11.06)
コメント