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2005/08/17

ANTONELLA RUGGIERO / REGISTRAZIONI MODERNE

今週末は東京周辺に生息するイタリアン・ポップス・ファンのつきに1度のお楽しみ、イタリアン・ポップス・フェスタがあります(詳しくはこちら)。自分は今回、このフェスタでAntonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)の紹介をすることになってます。そんなわけで、選曲もかねて、あらためて手持ちのAntonella作品を聴きかえしている今日この頃。

ジャケット写真
んで、『Registrazioni moderne』です。「現代的な録音」?というタイトルが示すとおり、Matia Bazar(マティア・バザール)在籍時の往年の名曲をニュー・ウェーヴ系の若いロック・グループの演奏・アレンジでAntonellaが歌う、という試みが収録されてます。

典型的なイタリアン・ポップスといった印象のあるMatia Bazarの曲がアレンジと演奏が変わるとAntonellaが歌ってもここまで違って聴こえるんだぁ ―― ということを実感できる作品です。Matia Bazarって、ポップなんだけど意外と変なメロディ展開を持っていたんだなぁ、でもそれをとても上手に生かすアレンジ・演奏をMatia Bazarはしてたんだなぁと、あらためて思いました。このアルバムでのアレンジも悪くないけど、やはり本家のMatia Bazarのほうが、あの歌メロとAntonellaの歌声の魅力をきちんと理解してるといった印象でしょうか。

ま、このアルバムはこのアルバムとして、楽しんで聴けるのでよいとしましょう。とはいえ、やはりコアなAntonellaファン向けな感じがするので、今度のフェスタでの紹介は違うアルバムからにしようっと。

なお、このアルバムについてはここに、以前に書いたもう少し詳しい紹介があります。よろしかったらご覧くださいね。

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