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2005/04/28

ペーパーバックに挑戦!続けてます

『Of Mice and Men』のペーパーバック、なんとか読み終わりました。最後の数ページは通勤帰りの電車の中で読んだのですが、やっぱり泣きそうになってしまった。

ふたりで小さな農場を持って鶏や豚などを飼い、アルファルファを育ててウサギにやる、ウサギの世話はレニーにまかせるよという、これまでに何度も繰り返し語ってきた「ふたりの夢」をまた語ってくれよとジョージにせがむレニー。遠くにレニーを探している他の農夫たちの声を聞きながら、淡々と、何度も繰り返された話を聞かせるジョージ。話を聞き終わり、レニーがジョージに問いかけます。

「僕たちは、もうすぐ農場を持てるんだよね?」
「あぁ、俺は持つさ。俺たちは持つさ」

そして...

あぁ、こうして書いていても泣きそうになってしまう。

カリフォルニア州、ラッコが住む海モントレーに近いサリーナスの農場を舞台にした、ふたりの日雇い農夫のお話。会話部分はきちんとした教育を受けていない農夫の言葉なので、文法は間違いだらけ(knowの過去形をknowedとかいう)だし、見たこともない言葉は出てくるし、訛った発音を文字に書き表したつづり(all rightをawrightとか書く)は続出だしで、読むのがすごくたいへんでした。でも最後には、そうした会話文に、すごく心を動かされるようになったというか、そういう文法でしか話せない切なさのようなものも感じるようにもなりました。これ、日本語に訳したら「んだ、おらぁ、そんなこたぁいってねぇだ」みたいなふうにされちゃうんだろうけど、違うんだよなぁ。やはり、原文の持つ雰囲気というものは、意味がわかるわからないとは別の次元で、原文からじゃないと伝わりにくいんだなぁということを実感。

一方、会話以外の地の文では、ときに詩的な美しさも漂うきれいな英文で、会話文との対比が美しい。ときどき倒置法が使われていたりして、英語初心者の自分が読むには難しいところも少なくないのですが、音のつながりや単語の配置に美しさを感じました。意味がわかるかどうかはあとまわし(笑)。

ふぅ。なんとか1冊読みきったぞ。もともと内容を知っている話だから読みきれたということもあるけれど。時間を見つけて日本語翻訳版もまた読んでみよう。でも、きっと英語版のほうが心にしみそうな気が、いまはします。

そして今日から、次のペーパーバックに挑戦開始。今度は映画『シックス・センス』のノベライズ版です。朝の通勤電車で最初の数ページを読みましたが、普通の単語と普通の文章だ \(^◇^)/
印象としては、『Of Mice and Men』よりもかんたんそうです。これもノベライズの翻訳版を以前に読んでいるし、映画も見ていておおよその内容を覚えているので、きっと最後まで読みきれるでしょう。うん、楽しみ。

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