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2004年12月19日 - 2004年12月25日

2004/12/24

MUZZI LOFFREDO / TU TI NNI FUTTI!

コアなプログレッシヴ・ロック・ファン、イタリアン・ロック・ファンには、古くから知られているアルバムです。オリジナルは1976年ころのリリースですが、その後ずっと入手困難になっていて、2001年にCD再発されるまでは自分も見たことがありませんでした。そしてその内容は……

思いっきり泥臭いトラッド・フォークでした。しかも、かなりシリアス。

どうやらシチリアのトラディショナルをベースにしたアルバムのようです。詠み人知らずの古い詩に曲をつけたものも多く、主にガット・ギター1本による弾き語り。力強く太い歌声。完全にトラッド世界の作品だと思います。

なのになぜ、コアなイタリアン・ロック・ファンに知られていたかというと、曲づくりや演奏の一部に、Pierrot Lunaire(ピエロ・リュネール)が関わっているからです。なので当然、プログレッシヴ・ファンとしてはこのアルバムにPierrot Lunaireの影を追い求めてしまうのですが、基本的に追うだけムダ。

たしかに、ときにPierrot Lunaire的な、ミニマムできらきらしたフレーズが聞こえてくることはあります。でも、それは一部の味付けとしてだけ。このアルバムの基本は、あくまでもMuzzi Loffredo(ムッツィ・ロッフレード)の野太い声と力強くかきならされるガット・ギターによるトラッドなんです。そこに、一部の曲でほんの少しPierrot Lunaireが入り込んでしまう様は、なんだかいびつです。

いずれにしろ、コアなプログレッシヴ・ロック・ファン、もしくはコアなトラッド・ミュージック・ファンだけが聴けばいい、マニアックな作品、コレクターず・アイテムだと思います。

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2004/12/21

UFO / PHENOMENON

ひさしぶりに聴きました。高校生時代にLPから録音したカセットテープをMDにダビングしたものなので、音質はよくないけど、むかしのポピュラーミュージック(ロックにかぎらず)って、曲自体に魅力があるものが多いので、録音クオリティってそれほど問題じゃない気がします。もちろん、きれいな音のほうがいいのだけど、音が悪くてもそれはそれで味になるっていうか。

そんなわけで、いまとなっては古のブリティッシュ・ロック・バンド、UFOの代表作。その後のヘヴィ・メタルとかも聴いたことのある耳には、意外とポップなんだなぁというふうに聞こえます。彼らの代表曲である「Doctor Doctor」や「Rock Bottom」も、けっこうメロディがポップですよね。でも、演奏は粗い感じ。この粗さがロックを感じさせてくれていいです。

そしてやはり、Michael Schenker(ミハエル・シェンカー)のギター。ひずませすぎないザラザラとした耳あたり。中音域が強調気味の暖かい音づくり。1音1音を丁寧にピッキングしているように感じられる演奏スタイル。どれも魅力的です。そしてなにより、彼のギター・ソロにはドラマがあります。たんにメロディアスだったりスピーディだったりするのではなく、そのギター・ソロ自体がひとつの「曲」としての構成を持っている。その構成のなかでメロディやスピードが表現されていくので、なんだか官能的に感じます。昨日はRainbow(レインボウ)のベスト盤を聴いてたのだけど、どうしてもRitchie Blackmore(リッチー・ブラックモア)のギターに引き込まれなかったのは、Ritchieのギター・ソロにはあまりドラマや官能を感じないからなんだな、きっと。スピーディでエキサイティングではあるのだけど、Michaelのように「1音に想いをこめて」といったところはないしね。

もともと自分はギター弾きだったこともあってか、ついついMichaelのギターにばかり注意がいってしまいますが、なにげでPhil Mogg(フィル・モグ)のかくかくしたヴォーカルも味があります。イギリス英語ならではの四角い感じの発音と、意外とメロディにうまく乗ってない(笑)歌詞が、パワフル・シャウト・タイプではないPhilのヴォーカル・スタイルとあいまって、イギリスらしい情感を出します。アメリカ人のスピーディでなめらかな英語では、こういった味わいは出しにくいだろうな。

ブリティッシュな味わいにジャーマンなドラマ性が上手に混じりあった、自分好みのよいアルバムです。ロックの名盤と呼ばれるだけのことはあるでしょう。ヘヴィ・メタルやグランジなどのハードで激しいロック以後のロック・ファンにいまもアピールするかどうかはわからないけれど。

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2004/12/20

今週末には

すっかり更新が滞っている Pensiero! website ですが、今週末には更新するつもり。これが今年最後の更新になります。この別館Blogに先に書いたものをまとめて、一部修正等して登録するのだけど、なんだか大量の新規登録になっちゃいました。原稿の読み返し&ウェブ掲載用に調整&ジャケット写真撮影などをするのに、すでに週末が2回もつぶれてしまった。

最近発行が滞っているメルマガ le notizie "Pensiero!" のほうも、なんとかしなくちゃなぁ。Blogや掲示板との差別化をどうしていいかわからなくなってきたのと、だからといってメルマガ専用のコンテンツを準備したり執筆したりする余裕が自分になくなってしまったのもあって、今後の方向性を見失いぎみです。もっと簡単に考えて、掲示板やBlog、websiteに掲載したものを単純にメルマガとして再送信する、って感じにしようかなぁ。

ぜんぜん関係ありませんが、水泳の岩崎恭子さんがヌードになるんだそうで。あの人の顔を見ると、いつも元F1レーサーの片山右京さんを思い出してしまいます。岩崎恭子のヌード→裸で恥じらいがちにポーズをとる片山右京という連想が……うげ。

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