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2004年10月31日 - 2004年11月6日

2004/11/05

2004年ドイツ旅行(6)

2004/10/21(木)晴れ

7時45分起床。ドイツのニュース番組をつけたら、日本らしい映像が映って、強力な台風(Tokageという名前がつけられていた)のなかで道行く人が吹っ飛んでいたのだけど、いま日本はえらいことになってるんだろうか?

今日こそはエーデルバッハ修道院へ行く。今回ドイツに来てはじめての青空。気温も高めで気持ちのいい日。もし駅からのバスがなかなか来なくても気分よく散歩できそう。

9時半ころホテルを出発。ヴィースバーデンで乗り換えてエルトヴィレへ。ここからバスが日に何本か出ているのだが、バスの時刻表の見方がよくわからない。時刻と行き先の前にSだとかFだとかいった印がついているものがいくつかあって、この印の意味がわからない。時刻表に説明書きはあるのだけど、全部ドイツ語だし。次の修道院行きのバスにはSマークがついていて、くるのかこないのかわからない。出発時間から10分経ってもこないので、タクシーで行くことに。

映画『薔薇の名前』の室内撮影に使われたというエーデルバッハ修道院は山のなかにある。ぶどう畑が広がる山道をずっと登っていくと現われる。内部、とくにワインセラーや古い修道士の食堂などは重苦しい雰囲気に満ちていて、恐ろしげでもあるけど、外装は建て直されていることもあって、意外ときれい。映画でどの部分が使われたのかはよくわからなかった。修道士のための教会やセラーなど、それなりに楽しめたが、それほど取り立ててどうということのない感じの修道院だった。現在は修道士等はおらず、観光用の建物になっているのでしかたがないか。ただ、修道院の立地する地域は本当に美しく、とくに今日は天気がいいこともあってすばらしい景色だった。

バスに乗ってエルトヴィレへ戻る。バスの運転手は白髪のじいちゃんで、ドイツ語以外一切話さないもので、乗車時に料金を払うのにちょっと戸惑ったが、乗ってしまえば快適。降りるのは終点だし、景色はいいし、料金は安いし。

エルトヴィレから電車でリューデスハイムへ。15時過ぎだが、まだお昼を食べていない。つぐみ横町内のレストラン「Rudesheimer Schloss」で遅い昼食(早い夕食ともいう)。3種類のハムの盛り合わせ7ユーロ、、ブラック・プディングのソーセージ(なにでつくられているのかわからなかったが、おいしい)11ユーロ、赤ワインと白ワイン(各4.50ユーロ)で36ユーロくらい。ワインも料理も美味しく楽しめた。

ただ、来店時にはアメリカ人のお客がいっぱいでお店がにぎわっていて、バンドの演奏も派手にあったのだけど、どうやらみんな同じアメリカからの団体客だったようで、15時半過ぎにみんな出ていってしまい、その後にはうちらふたりだけが広いお店に取り残されてしまった。従業員もすっかりアイドル・モードに入ってしまい、当然バンドの演奏もなく、なんだか寂しかった。

16時過ぎに店を出て、リューデスハイムの街散策。ワイン畑内の散策道がすっかり気に入っているので、今日もそこを歩く。天気がよく、明るい日差しに照らされた葡萄畑はキラキラと輝いていて、とても美しい。また、丘の上のほうにある葡萄畑から見るライン川の流れも素晴らしい。リューデスハイム、とてもいいところです。

19時過ぎ、リューデスハイムを出てマインツへ戻る。駅前のスーパーでゼクトとプファルツのロゼをどちらも小瓶で購入。ほんとはレギュラーボトルを買いたいところだが、コルク抜きがないのでスクリューキャップの小瓶を買うしかない。20時過ぎにはホテル着。行きの飛行機のなかで出たおつまみを食べながら、ゼクトとロゼを楽しむ。

ドイツをフルで楽しめるのも明日が最後。天気だといいな。

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2004/11/04

離風霊船『お母さんの選択』

離風霊船の舞台を観るのは3回目なのだけど、なんだか観るごとにおもしろくなくなっていっているような。去年、下北沢のザ・スズナリではじめて観た彼らの舞台『ニューパラダイスタウン』がなかなかおもしろくて、以後、都合がつけば観ようと思ってたのだけど、この前観た『渚家にて』でちょっとあれぇってなって、今回の『お母さんの選択』であれあれぇ~となってしまいました。この劇団って、作・演出が大橋泰彦さんのときと伊東由美子さんのときがあって、今回は伊東さんの作品なんだけど、伊東さんの作風が自分には合わないのかなぁ(前に観た2作はどちらも大橋さん作)。

なんだかね、登場人物のどれもキャラが立ってない。河童ってなによ、河童って。現代と『羅生門』を同じ舞台で同時に芝居としてかける意味があったの? 文芸風な味わいをねらったのかもしらんけど、成功してるようには思えない。笑いを取るシーンも中途半端ですべってるし。お父さん役の人だけ声でかすぎ。離風霊船お得意(らしい)の最後の舞台装置転換もどんくさくてほとんど意味なし。べつにあそこでセットを沈めなくても充分に芝居で表現できたはずのところを、「最後には舞台装置転換しなきゃ」っていう義務だけでセットを動かしてみましたって印象。

残念ながら、登場人物の誰にも感情移入できなかったし(それぞれの登場人物が現代人のもつさまざまな問題を表現していることはわかるけど、それは「頭」でわかるだけで、「心」でわかるほどには脚本上も演技上も完成されていない)、ストーリー全体としても「だからなに?」って感じだし、舞台から伝わってくることも訴えかけてくることも心に残ることも、少なくとも自分および一緒に観にいった妻にとっては、なにもなかった。芝居を観た気がしない。劇場にいった気すらしない。

今後の離風霊船はどうしようかなぁ。大橋さん作のときにもう1回くらい観にいって、それでその後を判断しようかなぁ。

芝居、楽しみにしてたんだけどなぁ。なんだかなぁ。残念だったなぁ。

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映画『バイオハザードII アポカリプス』

前作は公開終了間際に新宿に観にいったら、ほとんど大画面液晶テレビと変わらないくらいの小さなスクリーンの劇場でしかやってなく、いったい何十年前の映画館かよという環境で観るはめになった。今作もまもなく公開終了ということで、ちょっと心配しつつ新宿にいったのだけど、まだ大きなスクリーンの劇場で上映されててよかったですわ。

第2作ではいっそうゾンビというか『Dawn of the Dead』ぽくなりましたねぇ。銃砲店の屋上からリヴィング・デッドをシューティング!とか、ゾンビ化した身内を殺さずに生き延びさせようとするところとか、『Dawn of the Dead』の影響(リスペクト?)を感じます。

そんでもって今回のミラ・ヨボヴィッチは侍ぽい。『Kill Bill』(観てないけど)の影響? 前作よりもいっそうりりしく、パワフルに、ていうかめちゃめちゃ強くなってる! どんどん人間離れしていきます。まぁ、もうふつうの人間ではないわけですが。最後なんて、超能力?まで身につけてましたね。あれはフォースか? まもなく完結する『Star Wars』シリーズへのリスペクト? いずれにしろ、アリス計画がスタートしたところで映画が終わってますので、パート3もつくられるのでしょう。

展開もいい具合のはやさだし、アクションもまずまず。アリスの戦闘服が前作にくらべると露出が少なめなのでミラさんの意外とぽよぽよした太ももとかが今回はあまり楽しめませんでしたが、凛々しいミラさんはやはり美しいのですわ。テレビCMでも使われた「Move」とか「Run」といった短いセリフもなかなかに決まってる。

そういえばミラさんて、アクション系の映画に出演するとほとんど毎回半裸のシーンがある気がするのだけど、今回は全裸でしたねぇ。でもねぇ、半裸でも全裸でも、色気はないねぇ、ほとんど。

しかし、敵のボスキャラ?の、あのかたちはどうなのよ。もう少しなんとかならんかったのかなぁ。いかにも安っぽい感じなんですけど。それに、できれば徹底的にビーストであってほしかったなぁとも思うわけで。「残されたわずかな良心」なんていらん。

などというところもありはしたけれど、全体的に充分に楽しめたのだわ。

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2004/11/03

キャプテン・ジャック・スパロウのお父さんにあの人が!?

来年2月にクランクインが予定されている『パイレーツ・オブ・カリビアン2』では、ジョニー・デップ演じるキャプテン・ジャック・スパロウのお父さんが出てくるんだそうだ。そして、そのお父さん役を演じるのが……

キース・リチャーズ!!

そう、ローリング・ストーンズのギタリスト、あのキースですっ!
もともとジャック・スパロウのキャラづくりはキース・リチャーズを意識したものとジョニー・デップはいってましたが、続編でついに本家と競演なんですね。
う~ん、楽しみっ。

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2004年ドイツ旅行(5)

2004/10/20(水)雨のち曇り

7時30分起床。朝食をとり、9時半過ぎにホテルを出発。今日はエーベルバッハ修道院へ行く。

まずはヴィースバーデンまで行き、修道院へ行くバスの時間をチェック。しかし2時間くらい待たないといけないので、エルトヴィレまで移動。ここからだともう少し頻繁に修道院行きのバスがあるはずだし、バスがなくても歩いて1時間くらいで行けるらしい。

電車で移動中、どんどん雨が強くなってきたので予定を変更し、リューデスハイムへ行き、このあいだ入らなかったワイン博物館などの屋内施設を見物することにする。

11時ころ、リューデスハイム着。ワイン博物館へ。もともとはフレイザーという人(貴族)のお城を改装したもの。古い葡萄圧搾機や醸造用樽、1700年代から最近のワインのボトルやラベル、ワイングラスやカラフェなどといったものが展示してある。城の最上部は展望がすばらしいのだが、今日は雨のためあまり景色がよく見えずに残念。

ワイン博物館を出たあと、食事。つぐみ横町は観光客でどこもいっぱいな感じだったので、横町とは別の、リューデスハイムの街中にあるドイツレストランへ(と思ったら「Hotel Lindenwirt」のチェーン?店だった)。ドイツの伝統料理らしいローストポーク10.30ユーロと、ソーセージ7.70ユーロ、ラインガウ・リースリングのハルプトロッケン(中辛口)3.90ユーロを頼む。ローストポークは思いのほか巨大な肉の塊が出てきてびっくり。山盛りのザワークラウトとマッシュポテトもついていて、強力にお腹一杯。

レストランを出て、古い自動オルガンなどを展示してある博物館へ。ここは施設のシステム上、最低4人の見学者がいないと入れないとい入り口でいわれ、ちょっと困ったなぁと思っていたところ、幸いなことにすぐあとから欧米人の2人連れがやってきて、あわせて4人になったのでみんな入ることができた。

ロールペーパーを使った自動ピアノや、映画などでむかしのサーカスのシーンなどで見かける、さまざまな楽器が人形つきの箱に入ったからくりオルガン、手回しオルガン、蓄音機、オルゴールなど、さまざまなむかしの自動演奏楽器が展示してあった。それらのいくつかは現在でも作動し、実際に音を出して聞かせてくれた。

博物館を出たあと、リューデスハイムの街の背後に広がるぶどう畑のなかを続く道を散策。丘のかなり上のほうまで昇った。激しく降っていた雨もいつのまにかあがり、雨上がりの湿った空気が気持ちのよい散策になった。ぶどう畑のなかから見える街やライン川の景色はとても美しく、空気もよくていい気分。収穫直前であるはずの葡萄が木にいく房もなっている。内緒で一粒つまんで食べたが、甘酸っぱくみずみずしい味がして美味しかった。このへんでつくっているってことは、これはもしかしてリースリングだろうか。

ぶどう畑散策から街に戻り、カフェで紅茶を飲んで一休み。さらに街を1時間程散策してお腹をこなしてから、前にきたときにお昼を食べたつぐみ横町のお店「Bei Hannelore」で夕食。前回給仕をしてくれたおばちゃんがこちらを覚えていて、とてもフレンドリーな笑顔で迎えてくれた。

ポークのコルドン・ブルー(ポークにハムとチーズをはさんでカツレツ状にしたもの)12.50ユーロとサラダ・プレート8ユーロ、ラインガウ・リースリングのハルプトロッケン4.50ユーロを注文。コルドン・ブルー自体もかなりボリュームがあったが、付け合わせのポテト・フライも大量。ふたりで食べても充分な量。サラダ・プレートもでっかい皿に山盛りで、パンもつくので、これだけでも充分な食事になる。グラスワイン1杯では最後までもたず、途中でラインガウの赤ワイン4.80ユーロを追加。最後にコーヒーも飲んで、ふたりで47ユーロ強。まぁこんなもんかな。

21時11分の電車でマインツへ戻る。リューデスハイム駅の乗車券自販機が壊れていてチケットが買えなかったが、駅員に「今日はもう終わりだよ」と冗談をいわれてしまった。けっきょく電車内で購入。自販機故障のことは駅員が伝えていたようで、とくにトラブルなく買えた。

22時過ぎ、駅前の店で水とビールを買ってからホテルへ戻る。イタリア・RaiUnoのくだらない(でも楽しみにしてたりする)クイズ・バラエティを見ながらビールで今日の締め。今日も楽しい1日でした。

明日こそはエーデルバッハ修道院へ行けるか。

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2004/11/01

2004年ドイツ旅行(4)

2004/10/19(火) 曇り

8時起床。シャワーを浴びてから朝食へ。メニューは変わらないけど、あいかわらず美味しい。

10時過ぎ、ホテルを出発。大聖堂前の広場で行なわれている朝市を見物。野菜や肉類、チーズ、なぜかイタリア風の総菜、そして花などの屋台が広場一杯に展開され、見ているだけで楽しい。卵屋さんの屋台には、丸々と太った大きな鶏が看板鳥としてとまっていた。生きててびっくり。

朝市を見たあと、ライン川近くのインフォメーションで街の地図を手にいれる。川沿いの遊園地はやっていなかった。やっぱり土日だけオープンなのかなぁ。

お店がきちんと開いているマインツの街を見るのは、じつは今日がはじめて。本屋などをひやかして寒さを避けながら、ぶらぶらと散策。

昼は中心街からちょっと離れたレストラン「Speisegaststatte - Zum Salvator -」へ。大きな魚まるごと1匹を唐揚げ状にしたものをアーモンドとバターのソースで食べる料理(あちこちのお店で出しているようなので、郷土料理のひとつなのだろう。Forelle "Mollerin"とレシートに書いてある)、メニューに「ジャーマンフード」と書かれていたネック・ステーキ(Nackensteak。牛の首肉のステーキ?)、ラインヘッセンのシルヴァーナー(白ワイン)と、葡萄品種を忘れてしまったが同じくラインヘッセンのロゼ(どちらも2.50ユーロ程度)、食後に珈琲2杯で、全部で28ユーロ程。やはり中心街から離れると少し安い。でも量はたっぷりだし、味もよくて、満足度は高い。

食後、ザンクト・シュテファン教会へ。マルク・シャガールによる青いステンドグラスが有名なのだそうだ。じっさい、シャガール・ブルー(っていうんでしたっけ?)のステンドグラスは独特の趣があり、かなり美しい。

ちなみに聖シュテファン(聖ステファノ)は、キリスト教最初の殉教者(らしい)。キリストの死語、数々の迫害のなかでキリスト教をひろめた信者たちのひとりで、キリスト教を嫌ったユダヤ教徒に石で殴り殺されている。その際に「神よ、彼らにこの罪を負わせないでください。彼らはなにをしているのかわかっていないのですから」とかいったことをいって死んだ。それを見ていたキリスト教迫害者のトップ?であるサウロがショックを受け、のちにパウロと改名して、世界中にキリスト教を広める第一人者になったのだそうだ。キリスト教をもっとも迫害していたサウロが、もっとも熱心なキリスト教徒に改心するきっかけになった聖人がステファノで、この教会はその聖人から名前を取ったようだ。壁にステファノの殉教シーンの壁画があった。

教会を出たあと、これまであまり歩いたことのない道を中心に街を散策。街のはずれの広場に昇ったり、途中のスーパーを冷やかしたり。

その後、ホルツ塔という塔へ。物珍しげに塔を眺めていたら、どこからか現われたおっちゃんが塔の入り口へと階段を昇っていく途中で、自分らに手招き。そのおっちゃんは塔のなかで仕事をしているらしく、塔の入り口のカギを開け、塔の中へ入れてくれた。おっちゃんいわく、ふだんは中へ入れないのだけど、特別だそうだ。ラッキー。

125段の螺旋階段を昇って、塔の最上階へ。ここからはマインツの街が見渡せる。塔は800年くらい前にできたのだそうで、もともとはマインツの街が城壁で囲まれていたときに見張り台として使われていたようだ。ホルツというのはドイツ語で「木」という意味で、この「木の塔」以外にも「鉄の塔」と「魚の塔」などもあるのだそうだ。おっちゃんがいろいろ親切に説明してくれた。一般の観光客はなかなか入れないところに入れていい感じ。16年ほど前にドイツにきたときもいい思い出だらけなのだが、今回もいい思い出が多く、ますますドイツが好きになる。

ライン川沿いで少しときを過ごしたのち、キルシュガルテンのワインハウス「Zum Spiegel」で夕食。英語メニューがなく、ホールスタッフ2人のうちおっちゃんのほうしか英語を話さないという、ちょっと大変な状況の店だったが、ハムの盛り合わせとチーズの盛り合わせ(どちらも6.75ユーロ)、それにラインヘッセンのリースリングワイン(1杯2.45ユーロ)を注文して、楽しいディナータイムを過ごした。完全に飲み屋で、客は多分みんなドイツ人。ワインはグラスで1杯200ccなのだが、あきらかに200cc以上、たっぷり注いでくれる。パンも充分つき、すっかりお腹一杯。ワインはけっきょく妻と2杯ずつ、合計で4杯頼んだが、お勘定は全部で24ユーロ弱。支払いにはカードが使えず現金だけというのも、いかにも地元の人が使う飲み屋という感じでいい。滞在中にもう一度くらい行ってしまうかも。

ほろ酔い気分でホテルへ戻る。明日は映画『薔薇の名前』の撮影にも使われたというエーベルバッハ修道院へ行く予定だが、今朝の天気予報によるとあまり天気がよくなさそうなのが心配。

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