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2004年10月24日 - 2004年10月30日

2004/10/29

2004年ドイツ旅行(3)

2004/10/18(月) 晴れたり曇ったり時々雨

6時半起床。シャワーを浴び、朝食へ。今日はリューデスハイムへ行く。

9時過ぎにホテルを出発。まずは電車でヴィースバーデンまで行き、そこでコブレンツ行きに乗り換え。ヴィースバーデンでの乗り換え時間が1時間ほどあったので、少し街を歩く。マインツにくらべるとずいぶん都会な感じ。

ヴィースバーデンから30分ほどでリューデスハイム着。有名なつぐみ横町は、小さな横町だが、なんだか楽しげな感じがあふれていてグッド。狭い小道の両側にレストランが並んでいる。

つぐみ横町を抜けて、少し町を散策。町自体はとても小さく、歩いてすぐに見終わってしまうが、なんだかとても幸せな感じがする場所。ローテンブルグにあるクリスマスショップの支店?のようなものもあった。

町をざっと見てから、つぐみ横町のレストラン「Weinhaus Bei Hannelore - International」で昼食。イングリッシュメニューを見ながら、グリルドソーセージとザワークラウト、マッシュポテトの盛り合わせ、ボイルドソーセージとザワークラウト、ピクルスの盛り合わせ、それにラインガウのリースリングをグラスで2杯(1杯4.50ユーロ)頼む。食後にコーヒーを2杯追加して、全部で32.40ユーロ。店にはバンドが入ってて、以前東京・新宿にあったホフブロイハウスを思い出す。ウェイトレスのおばちゃんはとても気さくで楽しく親切。片言のドイツ語での注文を喜んでくれた。おかえし?にか、それまではドイツ語でのやりとりだったのだが、最後には日本語で「ありがと」といってくれた。

店を出たあと、アイスクリームショップで売っていた今年の新酒ワイン(といってもまだワインにはなっておらず、発砲した葡萄ジュースもどきの状態。Federweiserというらしい)を飲む。さわやかで美味しい。

リューデスハイムからライン川クルーズ。約2時間ほどかけてザンクト・ゴアルスハウゼンという町まで川を昇る。ひとり14.20ユーロ。川の両側にはいかにもドイツ風な小さくてかわいらしい町が点在。山肌にはぶどう畑が広がり、町のそばには古城が点在。とてもきれい。降りる少し前に有名なローレライを見るが、これはただのでっかい岩だった。途中で雨が降ったり、それでなくても川の上を吹く風は冷たく、体が冷えてしまった。

ザンクト・ゴアルスハウゼンにはこれといって見るところもないようなので、電車でリューデスハイムに戻る。昼に店を探しているとき、1軒だけメニューにグリューワイン(ホットワイン)が載っていた店があったので、そこへ(店の名前を忘れてしまった)。ただしその店は英語メニューがなく、ドイツ語オンリー。メニューを指さしグリューワインを注文するが、もっと遅い季節にならないと提供していないらしい。しかたがないのでカプチーノで冷えた体を温めた。

再度リューデスハイムの町をしばし散策。昼に通らなかった道などを歩いてみる。

18時半、夕食をとりにつぐみ横町のワインレストラン「Hotel Lindenwirt」へ。ライン川地域の郷土料理らしい、牛肉をマリネにしたものを赤ワインで煮込んだもの(Sauerbraten)と、内容はわからないのだがあちこちの店に「郷土料理」の表示のある「プファルツァー・ザウマーゲン(Pfakzer Saumagen)」という料理、それにラインガウ・リースリングのシュペートレーゼを2杯、グラスで頼む(1杯5.20ユーロ)。

きりっと冷やしたシュペートレーゼはほんのり甘く、ドイツらしい品のいい味わいが楽しい。「プファルツァー~」はソーセージで、ちょっと内臓風なクセがあって、これも美味しい。牛肉の赤ワイン煮込みも、文句なく美味しい。ウェイトレスのおばちゃんも感じがよく、バンドも入っていて、これからマインツに帰るのでなければゆっくりとたくさん飲みたいところ。最後にアイスワインをグラスで頼み、二人分であわせて55.40ユーロ。アイスワインが1杯11ユーロするのでこの価格になったが、料金的には妥当で良心的だと思う。

20時過ぎ、店を出て駅へ戻るが、ヴィースバーデン行きの電車は出てしまったばかり。次は21時11分。1時間に1本しかなく、ちょっと不便。ヴィースバーデンでうまく乗り継ぎの電車があるといいのだけど。

幸いなことに、ヴィースバーデンではすぐに乗り継ぎの電車があった。22時過ぎ、マインツ着。お疲れさま。駅前のコンビニ?で水を買ってホテルに戻る。明日はマインツの朝市を見にいく予定。

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2004/10/28

2004年ドイツ旅行(2)

2004/10/17(日) 曇り時々小雨

7時半過ぎ起床。なんか暗~い。雨は降ってないようだけど、あまりいい天気ではないな。

朝食はビュッフェ形式。パン、ソーセージ、チーズともにいろいろな種類のものが用意してあり、ホットミールも少しある。数種類のシリアルに果物もあって、なかなかビューティフル。美味しい。朝から食べ過ぎ。

9時過ぎにホテルを出発。昨日通らなかった道を通り大聖堂の方へ。緑豊かな公園があり、同じヨーロッパとはいえ、イタリアとはずいぶん趣が違う。16年くらい前に行ったオーストリアにちょっと似ているかな。

昨日は暗くてよく見えなかった大聖堂。うす闇のなかに浮かぶ大聖堂はかなり恐ろしげに見えたが、明るいなかで見てもやはりイタリアの教会とは違う重さを感じる。

朝は礼拝をしているので、大聖堂はあとまわしにして、ライン川を見にいく。川のそばにインフォメーションセンターもあるので、そこで地図をもらおうと思ったのだが、日曜は休みだった。残念。

曇っていたが、それでもやはりライン川はきれい。川沿いの歩道はちょっとした遊園地になっているが、時間が早いのでまだなにも動いていない。

川沿いをしばらく散歩してから、グーテンベルグ博物館へ行ったが、時間が早く、まだオープンしていなかった。そこで時間つぶしに、むかしのマインツの街がそのまま残っているといわれるキルシュガルテン地区を散策(他の地区は第2次世界大戦でほとんど破壊されてしまい、戦後に再建したのだそうだ)。いかにもドイツなかわいらしい町並みが楽しい。

開館時間になったので、博物館へ戻る。世界で最初に印刷機を発明したグーテンブルグはマインツの出身なのだそうだ。博物館内ではむかしの印刷機を使った印刷のデモンストレーションをやっていた。また、古い印刷機がいくつも展示してあり、なんだか楽しい。また世界最初の印刷物=聖書も展示してあった。

博物館を出たあと、大聖堂そばのレストラン「HDW」で昼食。ビーフのグーラーシュ(パプリカとスパイスのソースで煮込んだもの。レシートにはRindergulaschとなっている)、ポークとマッシュルームをクリーム系のソースで煮たもの(Geschnetzelteとなっている)、白のグラスワイン2杯(1杯3.30ユーロ)、エスプレッソ2杯で、33.90ユーロ。グーラーシュには山盛りのサラダもついていたし、量もたっぷりだったので、決して高くはないと思う。店内は年齢層の高いドイツ人のお客さんでにぎわっていたし、従業員とも顔なじみみたいだったので、地元のお客さんが頻繁に訪れるのだろう。

食事のあと、再度ライン川へ。朝は動いていなかった遊園地が営業していて、各種飲食屋台も営業していた。やはりソーセージとビールを扱った屋台が多く、どれもおいしそう。

ひとしきり遊園地を冷やかしたあと、朝とは反対方向へ川沿いを散策。川の向こう側へ渡れる橋まできたので、橋を渡ってマインツ・カステルの町をちょっと散策。とくになにもないふつうの住宅街だったので、少し見てすぐに橋を渡って帰ってきた。

橋のすぐそばにあるローマ・ゲルマン博物館を見物。博物館のすぐ横にある催事場のようなところで行なわれていた中古CD/LPセールのようなものも見物。その後、教会のドームが見えたので見物に行ったが、中に入れず。さらに、なんか異教の匂いがする建物が見えたので見にいくと、そこも教会だった。ここはなかに入れたので見物。外は異教臭いけど、なかはいかにもカトリック教会。あまり大きくない建物のなかにやまほど金ぴかの装飾品が詰まっていた。

ライン川を見渡す位置に立地するヒルトン・ホテルをちょっと見にいく。宿泊料の高いホテルだが、べつにそれほど高級・豪華な感じはしなかった。うちらがとまっているホテルのほうがラブリーな感じでいいんじゃないの。安いし。

大聖堂を見物に。すごい大きな教会で、なんか恐ろしげ。イタリアの教会とはずいぶん感じが違う。十字架型してないし。なんだか、希望よりも恐怖を中心に表現しているような印象。やたらとどくろや死に神など「死」のイメージを感じさせるものが多い。

大聖堂を出たあとは、街をブラブラ。小さな街なので、見るべきところはほとんど見てしまった感じ。適当に散策しながら時間をつぶす。ちょっと寒くてからだが冷えてしまったので、19時ころ、駅のそばのセガ・フレードでカプッチーノを飲んで、ひとまずホテルへ戻る。

少し休んでから夕飯を食べに出掛ける予定だったが、朝も昼もしっかり食べたこともあって、お腹がすかず(ふだんは朝を食べないし、昼もサンドイッチひとつくらいしか食べない)。それに雨もいっぱい降っていたので、機内食で出たけど食べなかったチョコチップ入りデニッシュパンですませることにした。

テレビで『ライフ・イズ・ビューティフル』を放送していた。当然、ドイツ語吹き替えなのだが、そのため、収容所のシーンでドイツ兵がしゃべるドイツ語を主人公のグイドがウソのイタリア語に翻訳しジョズエに「これはゲームだ」と信じさせるシーンとかで無理が出てしまった。それと、日本のDVDにはなぜか収録されていないシーンがいくつかあった。なんでだろう?

23時就寝。明日はリューデスハイムに行く予定。

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RANDONE / RICORDO

Nicola Randone(ニコラ・ランドーネ)の3作目、Randoneというグループ名義になってからは2作目になります。2002年のでビュー以来、毎年のアルバム・リリース。いっぱい曲が浮かんじゃってしょうがない状態なんでしょうか。

Nicola Randoneという個人名義でリリースされたデビュー・アルバム『Morte di un amore』は、21世紀最初かつ本当にひさしぶりに出てきた本格的プログレッシヴ・カンタウトーレ作品として、その品質の高さも含めて、ある意味衝撃的でした。Peter Hamill(ピーター・ハミル)やTito Schipa Jr.(ティト・スキーパ・ジュニア)に通じるような、個性的で独特の存在感と説得力のある歌声を持ったこの若いカンタウトーレが今後、どんな作品を聴かせてくれるのか、大きな期待を感じたものです。

ところが、2作目からは個人名ではなくRandoneというグループになり、プログレッシヴ・カンタウトーレではない、プログレッシヴ・ロックのアルバムをリリースしてきました。う~ん、残念。このアルバムもよい作品なのだけど、カンタウトーレ・ファンの自分としてはやはり、Nicolaにはプログレッシヴなカンタウトーレ作品をつくってもらいたかった。

そして3作目となる本作ですが、やはり名義はRandone。もうソロ・アーティストに戻る気はないのかな。というわけで、このアルバムでも正統的なプログレッシヴ・ロックが聴けます。

ときにドラマティックに、ときにリリカルに響くキーボード群。もちろんメロトロンも入ってます。ギターはハードかつエモーショナル。こういうふうにギターとキーボードのバランスがいい作品って好みです。ちょっとギターのほうが目立ってるかなというところが、さらに自分好みのバランス。そしてもちろん、個性的で魅力的なNicolaのヴォーカル。曲によってはコーラスも入り、Nicolaの歌声を上手にサポートしています。

グループ名義になっての最初の作品だった前作にくらべると、より“バンド”としてのまとまりが感じられる音になっています。ある種のいびつさや、前作では少し残っていたプログレッシヴ・カンタウトーレ的な雰囲気ががなくなった分、すっきりとして、引っかかりも減っちゃったなぁという気もしますが、演奏力や楽曲自体のクオリティは、より高くなっているでしょう。あまり「イタリア!」という感じはしませんが、往年のブリティッシュ・プログレッシヴだけでなく、西欧から東欧までのさまざまな優れたプログレッシヴ・ロックの要素が見え隠れし、まさしくユーロ・プログレッシヴといった印象を受けます。

21世紀の優れたイタリアン・プログレッシヴ・ロック作品だと思います。でも個人的にはやはり、彼にまたプログレッシヴ・カンタウトーレ作品をつくってもらいたいと思うのだなぁ。

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2004/10/27

2004年ドイツ旅行(1)

朝の通勤電車の窓からチラッと見える民家の庭に黒い犬がいまして、それを見かけるのがちょっとした楽しみだったのですが、その犬が夏の猛暑が続いたころにいなくなってしまいました。庭の片隅にあった犬小屋もなくなっちゃってるし、あの暑さで死んじゃったのかなぁと、ちょっと哀しく思っていたのですが、ドイツ旅行から戻ってきてひさしぶりに通勤電車からチラッと庭を見てみると、いたんです! 以前のように縁側のすみに丸くなって寝てる黒い犬。なんだかうれしい今朝なのでした。

そんなわけで(どんなわけで?)、今年の夏休み(もう秋やっちゅうねん)に訪れたドイツへの旅行記を、少しずつアップしていきます。ただし、下書き状態です。いずれ写真も含めて清書したものをウェブのほうに掲載予定だけど、清書中の旅行記がまだほかにもいっぱいあるので、ウェブ登録はいつのことになるやら……。

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2004/10/16(土) 日本(曇り)→ドイツ(曇りちょっと雨)

ここ数回、朝早い時間の飛行機を使うために前の晩から空港そばのホテルに宿泊ということが続いたのだけど、今回は11時35分発なので、けっこうらくちん。

朝7時に家を出て、集合時間より30分はやく成田に到着。さくさくとチェックインを済ませ(通路側の席ゲット)出国手続き。セキュリティチェックのブザーに引っ掛かるのももうなれたな。ベルトと靴をぬいで再度ゲートを通り、無事解放。あとは搭乗時間まで搭乗ゲートで時間つぶし。

自分らが乗る飛行機には修学旅行の団体が入っているから、うるさいですよと旅行代理店の人がいっていたが、それと思われる男子高校生らしき集団が続続。でも幸いなことに男子校のようで、女生徒がいないからそれほどうるさくなさそう。よかったよかった。

定刻どおり搭乗開始。ラッキーなことに高校生の集団は自分らの席よりもだいぶうしろのほうなので、ぜんぜん影響なさそう。

定刻どおり離陸。天気が悪くけっこう揺れて、離陸してから1時間近くシートベルト着用のサインが消えなかった。

最初の機内食。メインは天丼かハンバーグ・ライスのチョイス。付け合わせはスモークサーモンとハム・野菜のサラダ、肉団子、太巻き、いなりずし、それにパンとチョコレート。変な取り合わせ。それぞれの味はまぁまぁだけど、せっかくこれからドイツ、というか気分はすでに日本国外なのに、思いっきり日本的。ハンバーグもふわふわで家庭っぽいし。やはり日本の航空会社だからなのね。帰りも全日空だから、きっとこんななんだろうな。ちょっと残念。ワインもフランス・オック産のヴァン・ド・ペイだったし。ドイツワイン飲みたかったなぁ。

機内の映画は10こくらいのなかから好きなのをチョイスすると、そのときから上映が開始されるオン・デマンド式。これはいいな。好きなときに好きなものを見られて。とりあえず『下妻物語』と『スパイダーマン2』を観ました。『下妻物語』はばかばかしい話だけど、機内で観るにはぴったりな感じ。『スパイダーマン』は前作も飛行機のなかで観たけど、今作もおなじくらい楽しく観られた。劇場で観たらもっとわくわくするだろうな。しかし、パート3へ続くような終わり方だったなぁ。

ちょっと一眠り。そのあとには『ハリー・ポッター アズカバンの囚人』を観る。ちょっとタイムトラベルもの入ってるんだね、これ。ただ、その時間軸のねじれがちょっと不自然だなぁ。その点『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はよくできてたと思う。しかし、あいかわらずハリーはやりたい放題ですね。

離陸の2時間ほど前、軽い食事。ロールキャベツのラタトゥイユと果物、パン、ワイン。ロールキャベツは冷凍食品っぽい味だけど、まぁまぁ美味しい。ラタトゥイユは美味しかったな。

ほぼ定刻どおりにフランクフルト着。着陸直前の機内アナウンスで、修学旅行の生徒さんは自動車専門学校の子たちだと判明。だから男の子ばっかりなんだな。ドイツはメルセデスやBMWなど自動車大国だから、研修もかねての修学旅行なのかな。

フランクフルト空港はこれまでにも何回か乗り継ぎで使ったことがあるのだけど、こんなにわかりにくい空港だったっけ? 案内表示が少なく、あっても英語標記が少なく、飛行機を降りてからどっちへ行けばいいのか、ちょっと戸惑ってしまった。トランスファーの表示はあるのにアライヴァルの表示がないんだもんな。

それでもなんとか無事に入国。最近は入国時にパスポートにハンコを押してくれないのだろうか。確認しただけでハンコを押さずに通されてしまった。ちょっと残念。ハンコほしかったな。

空港の地下に駅があるので、そこからローカル電車へ乗ってマインツへ。切符の自販機の使い方がわからず、チケットオフィスで購入。マインツへ行く電車は3番ホームからだというので3番ホームで待っていたところ、マインツ経由ヴィースバーデン行き(というように見えた)の電車がきたので乗り、ドアの上に張ってある路線図で確認していたところ、いっしょに乗り込んだドイツ人に英語で「どこに行くんだ?」と聞かれ「マインツだ」と答えたところ、この電車はマインツは通らない、ヴィースバーデンで乗り換えなくちゃいけない、直通の電車があるから、そっちを使ったほうがいいと教えられた。掲示板の経由にはマインツ・カステルとあるのでこの電車だと思ったのだが、自分たちが行くのはマインツ中央駅で、マインツ・カステルはこれでひとつの名前の別の駅なのだそうだ。

その後もわかりにくい時刻表や駅名標記に戸惑いながらも、なんとかマインツを通る電車に乗り、18時ころマインツ着。自分らが泊まるホテル・ケーニスホフ(Hotel Koenigshof)は駅前にあってすごくわかりやすかった。駅前だけど、こじんまりとしたかわいらしいホテルで値段もお手頃。ドイツ人以外はあまり泊まらないのか、室内の表示や備え付けのパンフレットがドイツ語オンリーでちょっときついがフロントのお姉ちゃんはきれいな英語を話し、とてもフレンドリーな感じ。けっこういい宿だと思う。

部屋で一休みしてから、街をちょっと散策。少し雨が降っていて、夜になると寒い。街自体はあまり大きくないようで、すぐに回れてしまいそう。今日はもう暗くなってしまったので地理の把握が難しかったが、昼間に丹念に歩けばすぐに覚えられるだろう。

おおよそ街の中心部当たりまで歩いて行ったあと、教会の鐘が19時30分を告げたので、ホテルに戻ることに。戻る前に駅のそばのバールのようなコンビニのような店「Yorma's」で、夕飯用にビール2本とサラダ、ホットドッグ2つを購入。9.6ユーロくらい。駅のスタンドの普通のホットドッグだけど、ソーセージがやっぱりとても美味しいのだわ。ビールも泡のきめが細かく、まろやかでとても美味しい。とってもドイツっぽいし。

さ、あしたはどこに行こうかな。どんな美味しいものが食べられるかな。

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2004/10/26

UMBERTO BALSAMO / MAI PIU'

自分はイタリアン・ポップスが好きなんですが、「イタリアン・ポップスってどんな感じなの? アメリカやイギリスのポップスとはどこが違うの?」ときかれると、けっこう困ってしまいます。歌詞がイタリア語!という以外に、じつはこれといって大きな特徴がないんですよね。頻繁に聴く機会がある英米のポップスと比較して、おしゃれ感の強いフランス、強烈なラテンを感じさせるスペイン、ちょっと硬質でデジタリックなイメージがある?ドイツ……といった、簡単でわかりやすい形容がしにくいところが、日本でイタリアン・ポップスが普及しない大きな理由のひとつだ、というようなことを誰かがどこかで書いてましたが、そうかもしれません。とくに最近の若いシンガーたちの曲は、ほとんど英米と変わらない。ちょっと垢抜けないところはあるけれど、歌詞がイタリア語じゃなかったらイタリアの曲だとわからない。そういうものが増えているように思います。

そんななかで、自分が「あぁ、イタリアらしいなぁ」と思うのは、やはりメロディやフレーズに対してなんですよね。イタリアのポピュラー・ミュージックの特徴のひとつは、美しく情感に満ちたメロディがふんだんにあること。主旋律はもちろん、バックのオーケストレーションなどにも美旋律があふれている。そうしたメロディの重なり・連なりでつづられる曲に、イタリアを感じることが多いんです。さらに、多少強引とも思えるドラマティックな展開が入れば完璧。少し前までのイタリアン・ポップスには、そういう曲がたくさんありました。そういう曲に魅了されて、イタリアン・ポップスの道に入ったんだよなぁ、自分。

Umberto Balsamo(ウンベルト・バルサモ)はシチリア出身のカンタウトーレ。1942年生まれだそうですから、この『Mai piu'』は40歳のときの作品ですね。地味な作風の人ですが、Umbertoの歌にはとても「イタリア」を感じます。素直なメロディ。やさしくあたたかい歌声。甘くなりすぎない、ほどよい哀愁。派手さやドラマティックさはないけれど、こうした奇をてらわない展開・構成は、Umbertoのヴォーカル・スタイルによくあっています。

ちょっと似通った曲想が多いですが、どれも親しみやすく、懐が深く、おだやかであたたかい愛情に包まれるような、聴いていてとてもリラックスできる曲ばかり。ストリングスによるオーケストレーションもけっしてでしゃばることなく、要所で効果的に雰囲気を盛り上げます。いくつか収録されているリズミックな曲はもさっとしててもうひとつな感じですが、バラード系の曲の魅力は高いです。とくにアルバムのタイトル曲となっている「Mai piu'」などは、優れたイタリアン・ポップスの1曲だと思います。

Umberto BalsamoのアルバムはあまりCD化されておらず、この作品も日本盤LPしか見たことがありません。初期の作品はプログレ系レーベルが再発した2枚しかCDになっていないし、1990年代以降のアルバム(CD)はプレス枚数が少なかったようですでにどれも入手困難。かろうじてたまにベスト盤CDを見かけるくらい。自分も、CDになったものと、この『Mai piu'』しか持っておらず、LPしかない1970年代・1980年代のアルバムは聴いたことがありません。ベスト盤CDを聴くかぎりでは初期作品にも魅力的なものが多く、これらが現在、どれも入手困難でほとんど聴けない状況にあるのはとても残念。ぜひオリジナルなかたちでCD再発を期待したいところです。

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2004/10/25

未読メールが1800

昨日の夜、ドイツから帰ってきました。あ、夏休みだったんです。
そんでもって、1週間メールをチェックしないと、未読メールが1800……。だるい。
フィルターソフトでダウンロード前にサーバー上で削除しても、フィルタリングからもれたメールが800。
そのうち、ほんとに読まなくちゃいけないメールなんて20つうくらいなのにぃ~。
とりあえずダウンロードするだけで昨日は終わっちゃった。メール自体の確認はこれから。
疲れるわよ。

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