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2004年9月5日 - 2004年9月11日

2004/09/11

薔薇の名前

ずいぶん時間がかかりましたが、やっと『薔薇の名前』がDVDになりましたよー。シネマスクエアに観にいったのが思い出されまするぅ。

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2004/09/10

SHLOMO GRONICH

イスラエルのシンガー・ソングライターだったと思います。例によって?ジャケットやブックレットはイスラエルの文字で書かれていて、アルファベット表記があるのはアーティスト名だけ。困った。

よく耳にするピアノのアルペジオによるクラシックの曲から始まります。ブックレットの写真からすると、鍵盤はShlomo Gronich(シュロモ・グロニシュ?)が自分で弾いてるのかな。このアルペジオが微妙にリズム感が悪くて、おいおい、この先だいじょうぶかよと心配になりますが、フルートその他の楽器が入るパートへとすすんでいくと、なんとかなります。ブックレットが読めないのでわからないのですが、おそらくシンガーのShlomo+バック・ミュージシャンという構成だと思うんですよ。それにしては、バックの演奏はみんな微妙に下手です。1971年リリースということを考えても、ねぇ。このあたりに西欧諸国とイスラエルの地域格差を感じちゃいます。しかし、そういった演奏力の弱さが逆に、アルバム全体にノスタルジックな雰囲気を与えているともいえます。

Schlomoの歌声は丸く、心持ち気弱な感じで、やさしく響きます。Tito Schipa Jr.(ティト・スキーパ・ジュニア)から神がかった部分?を抜いたような印象でしょうか。そんなSchlomoのヴォーカルを中心に、哀愁とノスタルジィに満ちたストリングスやハーモニカなどが美しく響くパート、ハードなオルガン・ロック風になるパート、泣き叫ぶような女性ヴォーカルを配したパートなど、さまざまな場面が展開されていきます。アルバムとしてはあまりまとまりがないというか、かなりとっちらかっている印象ではありますが、もしかしたらこの作品、ロック・テアトルとかポップ・オペラとかなのかもしれません。そう考えると、このとっちらかり加減がなんとなく納得できます。

多少まとまりは悪いですが、アルバムのなかには喜びがあり、悲しみがあり、郷愁があり、苦しみがあり、さまざまな感情とドラマが刻み込まれています。西欧諸国の持つ美しさとは少し違った美しさもあります。声だけでなく、アルバム自体にもどこかTito Schipa Jr.の作品に通じるなにかがあるように感じます。初心者さんにはすすめませんが、プログレッシヴ・カンタウトーレのコアなファンなら聴く価値のある、意欲的な作品だと思います。

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2004/09/09

プログレしりとりアルファベット全制覇

ここ数日、francofrehleyさんのBlogで開催されている「プログレバンドしりとり合戦」にすっかりはまっています。仕事中も気になって気になって(笑)。

もともとのゲームは、プログレバンド/アーティストの名前でしりとりをしようっていう、単純といえば単純な企画。でも、ゲームを続けるために、しばらく聴いてなかったアーティストの名前を一生懸命思い出したり、投稿の際にはそのアーティストについての一言コメントを書かなくてはいけないというルールがあるので、アルバムの内容を聴きなおしたり、記憶をたどったり。自分が知らないアーティストやアルバムの名前もコメントつきであがり、なんだかとっても楽しい。

最初はたんに「しりとりしよう」というゲームだったのですが、数々のアーティスト名があがるうちに、B、C、J、M、Q、V、X、Zで始まるアーティストが出ていないことがわかり、いつしか「アーティスト名の頭文字のアルファベット全制覇をしよう」という新たな目標が!

これらの頭文字で始めるには、これらの文字で終わるグループを探さなくちゃいけない。X、Zあたりはこれらの文字で始まるグループ自体の数が少ない。そのあたりのバランスを取りつつ、参加者同士でそれとな~くヒントを出し合いつつ、ひとつひとつ文字をつぶし始めたのが昨日の2時半ころから。それが一気に加速しだしたのが5時ごろからで、もうここからは仕事どころじゃありません(笑)。

自分でグループ名を出すことだけでなく、自分以外の誰かに出してもらうためにヒントとともに「つなぎ」を出したり、自分であげられるグループ名のヒントを出して誘導したり、あと一歩というところで思わぬどんでん返しがあったり。一瞬、もうだめかと思ったところで、別の解決法を見つけ出す人がいたり。

そして、緊張の瞬間。ついに最後の一文字が埋まったときは、感動しました(笑)。顔も知らないプログレ・ファン同士でひとつのことをやり遂げた(大げさな)。

なんか、おいしいところをいっぱい自分がいただいちゃって申し訳なかったけど、こういうことにハマッテしまうところが、やっぱりまだプログレ者なんだなぁ、自分と思ったのでした。

アルファベット全制覇は達成したけど、プログレしりとりはまだ続いてます。残りグループ数も少なくなってきて、ここからはさらにマニアックにいかないと厳しいかも。いつまで続けられるか、楽しみですわん。

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2004/09/08

滝川クリステルさんって

いつも、ちょっと困ったような顔をしてますよね。
それが、なんか……









すっごくかわいーんですけどーっ!

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2004/09/07

ALUSA FALLAX / INTORNO ALLA MIA CATTIVA EDUCAZIONE

ひと言でいってしまうと、小粒だな。13の小曲を継ぎ目なくつなぎあわせることでアルバム1枚を形成するという手法なので、大きなうねりとかダイナミックな展開とかは出しにくい点もあるのでしょうが、自分の好みからすると、もう少し「おぉっ!」と思わせるような強引さのようなものが欲しかったです。

それと、聴き終わったあとにいつまでも耳に残っているような印象的なフレーズやリフレイン。これも欲しかったな。アルバム全体の構成とかが複雑で把握不能なような高度な?プログレッシヴ・ロックでも、名作・傑作と呼ばれる作品には必ず印象的なフレーズやリフレインがあって、はじめて聴いてもその部分が妙に耳に残っちゃったりするもんだと思うんですよ。自分の好みの問題なのかもしれませんが、そういったフレーズやリフレインがあるかどうかって、アルバムを評価するときの基準のひとつになっちゃいます。

そういった弱点はあるのですが、だからといってAlusa Fallax(アルーザ・ファラックス)のこのアルバムが聴くべきところのない平凡な作品かというと、そうではないところがプログレッシヴ・ロックの楽しいところ。いろいろ力不足なりに一生懸命に頑張ってるところが愛らしいんです。

フルートを中心に、各種管楽器がけっこう大きく導入されているのがひとつの特徴といえるでしょう。でも、このフルートが、なんだか肺活量が少なそうで、聴いててはらはらしちゃいます。それが幻想的かつはかなげな雰囲気を出すのに役立ってはいるのですが。ちなみにフルートの入るパートではスペインのGotic(ゴティック)とか思い出しちゃいました。

そのほかの管楽器、サックスや、ホルン?とかは力強く鳴っています。サックスの入るパートではOsanna(オザンナ)など、濃ゆいイタリアの血を感じます。

問題は、キーボード。ピアノやチェンバロなどでアルペジオやメロディを弾くときはまぁいいのですが、キーボードによるオーケストレーションのアレンジが、とても平凡。単純にコードを白玉で鳴らしただけみたいな部分が多く、もう少しひねりましょうよという印象を受けてしまいます。演奏技術的にもあまりうまくない感じです、ここのキーボーディスト。

ギターは普通かな。比較的クリーンな音を使うことが多く、フルートやピアノなどとの絡みでやわらかな哀愁を表現します。サックスの入るようなハードなパートではきちんと激しい演奏もできます。じつはこのグループの演奏は、このギターとフルートで支えているような気がします。

そして、やはり魅力的なのはヴォーカル。ざらざらとした声質で、あるときはやさしく、そしてときに情熱的に、力強く歌い上げています。いかにも1970年代のイタリアン・プログレッシヴらしい、豊かな声量と表現力を持ったヴォーカルです。むかしはこういうヴォーカリストがイタリアにはいっぱいいたんですが、最近は減ってきてしまいましたね。

全体に小粒だし、せっかくのパワフル・ヴォーカルやヘヴィなサックス&ギターとリリカルなフルート&ギターのアルペジオを上手に対比させぶつけ合うような瞬発力の不足、印象的なメロディ&リフレインの不足といった弱点はあるのだけど、つむぎあわされた小曲のなかに小さな「イタリアン・プログレッシヴの魅力」のかけらがたくさんちりばめられていて、それらを探し拾い集めるのはなかなか楽しいです。また、大きなうねりはないけれど、曲の並べ方、アルバム全体の構成は、けっして悪くはありません。ここになにかコアになる曲やフレーズがあれば、もっと締まった感じになったのだろうなとは思いますけどね。

そういう点で、ある程度多くの1970年代イタリアン・プログレッシヴを聴いてきた人に愛される、そういう人が楽しめる作品だと思います。逆にいえば、イタリアン・プログレッシヴの初心者や、1970年代のイタリアン・プログレッシヴにあまり興味がない人には、あまりすすめにくいというか、先にもっと聴くべきアルバムがあるはずだと感じます。

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