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2004年8月29日 - 2004年9月4日

2004/09/04

蝋山陽子さんが亡くなったそうです

Vermilion Sands(ヴァーミリオン・サンズ)のヴォーカリスト、蝋山陽子さんが8月23日に亡くなったそうです。
たぶん、自分とそれほど年も違わないのに、まだ若いのに、びっくりです。
蝋山さんと直接の面識はなかったけど、Varmilion Sandsのライヴで美しい歌声に魅せられ、ニフティのプログレ隔離室で何度かやりとりをする機会があって(夢幻のライヴで鳴っていたのはサンプリングではなく本物のメロトロンなんですよと教えてくれたのは蝋山さんでした)、日本の女性ヴォーカリストのなかでは永井博子さん(大木理沙さん)にならんで好きな人でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
「Water Blue」を聴きながら……。

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2004/09/02

FLAMING YOUTH / ARK 2

プログレッシヴ・ロックのアルバムのひとつとして、古くから日本のプログレッシヴ・ファンのあいだでは知られていた作品。でもこれ、プログレッシヴ・ロックじゃありませんね。たんに、Genesis(ジェネシス)に加入する前のPhil Collins(フィル・コリンズ)が参加していたからというだけで、プログレ的知名度があるにすぎないものだと思います。

1969年リリースということを考えればしかたがないのかもしれませんが、録音はもこもこで、演奏でなにをやってるんだかよくわからないパートがいくつもあります。Philのドラムも、Genesisのアルバムでは「すげぇ」と思ったものですが、このアルバムではほとんど目立たず。いまとなっては古臭さばかりを感じてしまうオルガンの響きが支配的な感じです。

オーケストラの導入があったり、いくぶんサイケデリックな味付けがあったりもしますが、けっきょくこれはプログレッシヴ・ロックではなく、1960年代終盤のブリティッシュ・ポップ・ロックだと思います。アート・ロックにも達していません。なので、プログレッシヴ・ロックの範疇で語られるのではなく、Move(ムーヴ)とかPilot(パイロット)なんかと一緒に語られるのが本筋なんじゃないでしょうか。あえてプログレッシヴ・ロックの方面から彼らの音楽の持つ雰囲気を表現するなら、プログレッシヴな要素のないThe Moody Blues(ザ・ムーディ・ブルース)、シンフォニックな要素の薄いBarclay James Harvest(バークレイ・ジェームス・ハーヴェスト)、ポップなきらめきがない初期Electric Light Orchestra(エレクトリック・ライト・オーケストラ)……といった感じでしょうか。

楽曲のクオリティも、演奏のクオリティも、たいして高くない、どちらかというと資料的価値で聴かれるべきアルバムなんでしょうね。ただ、それでもメロディ・ラインやのどかな?コーラスなどには古のブリティッシュ・ポップな雰囲気が濃く漂っていて、ブリティッシュ・ファンとしてはそれなりに楽しんで聴けてしまうのではありますけど。そういう意味では、まったくの駄作というわけではないと思います。

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2004/08/31

ひさしぶりにご飯を炊いた

もう何か月ぶり?っていうくらいひさしぶりに、ご飯を炊きました。うちはほとんどお米食べないんですよ、ふだん。家に帰るのがほとんど9時すぎとかなので、ご飯炊いて、それに見合うおかずをつくる時間がない。たいていはパンかじって、ちょっとしたメインディッシュ(肉・魚類)とちょっとしたおつまみで、あとはワイン飲んで終わり。妻が仕事から帰ってくるのが10時過ぎなので、本格的なディナー?のスタートはそれからだけど、自分は9時半くらいからつまみを取りながら飲み始めちゃってるのが普通。

でも、そんな生活が何か月も続き、さすがに最近飲みすぎで胃が疲れてきました。昨日は8時半くらいに帰りつけたので、ひさしぶりに米を研いでみたのだわ。おかずは、ほんのりと温めた豆腐に豆板醤としょうゆでほんのりピリ辛に味付けをしたジャコを乗せたもの(飲みメニューだな)、それと麻婆豆腐。今日はアルコールなし。一滴もアルコールを飲まない日なんて、ご飯を炊く以上にひさしぶりな気がする。

おいしかったですよ。普通に。普段はワイン飲みながら2時間くらいかけるのだけど、アルコールがないと食事はすぐ終わっちゃうね。30分もかからない。なんだか、ちょっとさびしいです。おいしい料理があるのに、おいしいお酒を飲まないなんて! と思いつつも、たまには肝臓休めないとな。

ひさしぶりにアルコールを抜いた翌朝だけど、やっぱり胃の疲れはあんまり変わらない感じ。もう少し抜けということなのか、抜いても抜かんでも変わらんということなのか。とりあえず今日は、昨日炊いたご飯と、ジャコがまだ残ってるので、夜はジャコご飯。いちおう、今日も酒抜きの予定。明日は健康診断の再検査だしな。

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2004/08/30

Pixies

このあいだ『16歳の合衆国』という映画を観まして、まぁ、この映画自体はどうということもなかったのですが、映画で使われていた曲がえらくかっこよかったんですよ。そんで、スタッフロールで確認したら、どうやらPixiesというグループの曲のようでした。

Pixies。名前を聞いたことはあるような気がするのだけど、曲を聴いたことはいままでないな。思えば、中学生時代(1970年代終盤)はFMで英米のベスト・ヒット番組みたいなものを聴いていたけれど、高校生~大学生時代(1980年代)はユーロものを中心としたプログレッシヴ・ロックとヘヴィ・メタルにどっぷりだったし、1990年代以降はイタリアのロック&ポップス中心で、ここ20年以上、いわゆるチャートもの音楽ってほとんど聴いたことがない。

インターネットで調べたら、けっこう人気があるんですね、Pixies。のちのグランジに多大な影響を……とか書かれているのだけど、グランジってのがわからん(汗)。

映画のなかでかかっていた曲を聴いたかぎりでは、すごくブリティッシュな印象を受けたのだけど、アメリカのグループなんですね。ただ、デビューはイギリスの4ADレーベルというのが、納得といえば納得。

4ADといえば、このレーベルができた最初期のころにリリースされたMassとかModern English(のちのヘヴィ・メタル・グループとは違うよ)、それにMatt Johnson(The TheとかGadgetsのリーダー?だった人)のアルバムは、リアルタイムで日本盤LPがリリースされた。高校生のときだったと思う。陰鬱なイギリスの音色に満ちたMassとサイケなMattのアルバムはよく聴いたなぁ。

4ADってもともとはBauhausのレーベルだったと思ったけど、Bauhausが有名になってBeggar's Banquetへ移ったあと、彼らを追いかけるブリティッシュ・オルタナティヴ(当初はBauhausやKilling Joke、The Birthday Partyみたいなロック/グループをオルタナティヴと呼んでたのに、いまは違うみたいだね)の発信基地として、4ADには注目が集まっていたはず。なのに、いつのまにかコクトー・ツインズ(つづりがわからん)とかDead Can Danceとかで耽美系にいっちゃって、おやおやぁって感じだったんだよね。でも、Pixiesには、初期のころの4ADが持っていた雰囲気に通じるものを少し感じる。

1980年代以降の英米の音楽って、プログレッシヴ・ロック以外ほとんど聴いてないのだけど、こういう音を聴くと、ロック・ファンとしての血がちょっと騒ぐな。彼らのアルバムが聴きたくなってきた。

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