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2004年7月11日 - 2004年7月17日

2004/07/16

KINGS OF METAL / MANOWAR

暑苦しいっ! ひさしぶりに聴いたんですが、アルバム冒頭でバイクのエンジンの爆音からスピーディなリフに入るところからして、マッチョで革ジャンな男の汗臭さがむんむん漂ってきそうな暑苦しさ全開です。

むかし、まだへヴィ・メタルをたくさん聴いていたころは、Manowar(マノウォー)って、暑苦しさのなかにブリティッシュ様式美メタルの要素を盛り込んだヘヴィでドラマティックで分厚いロックというイメージを持っていたような気がするのですが、いま改めて聴いてみると、たしかにヘヴィで分厚いんだけど、それほどドラマティックじゃないですね。

曲によってはほんのりクワイアっぽい男声コーラスも入るし、なんとなく大仰なバラードやスローな曲もあるんだけど、歌メロや構成がどれも単調で盛り上がりに欠けるため、ドラマティックになりません。なんか、見掛け倒しというか、張りぼてっぽいドラマティックさ。メロディメーカーとしての力量が少し低いのかな。スローな曲ではメロディが際立ってしまいますから、いいメロディが書けないと厳しいです。彼らは、スローな曲はあまり得意じゃないみたいですね。

スピーディな曲に関しては、ぶんぶんうなるベースや空間をぼってりと塗りつぶすディストーション・ギターが疾走して、ヘヴィ・メタルとしてかっこいいんじゃないかと思います。シャウト・ヴォーカルもいい感じに耳に突き刺さります。最近の自分はヘヴィ・メタルをほとんど聴かないから、聴いててちょっと体力的に疲れるところはありますが、若いころはこのくらいのパワーと熱さが心地よかったんだろうな。

しかし、歌詞はくだらないですねぇ。こんなこと、歌ってたんですねぇ。「Pleasure Slave」なんて間違いなく女性人権団体とかから抗議・非難をやまほど浴びそうです。あまりのばかばかしい歌詞に脱力です。ヘヴィ・メタルって、歌詞を聞いちゃいけないんですね、きっと。

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2004/07/15

素足にサンダル

もう、めちゃめちゃ暑い。なわけで、街を行き交うお姉さん方も薄着になって、それはそれで素敵なんだけど、薄着のきれいなお姉さんもやっぱり汗はかくわけで、混んだ電車の中でノースリーブから伸びた汗でべとついた腕とかがこちらに触ったりすると、やっぱりイヤンな気分なのだわ。

それよりも怖いのが、素足にサンダルで満員電車に乗ってるお姉さん。お姉さん自身はあまり気にしてないのかもしれないけど、まわりに乗ってるおじさんとしては、すごく気を使うんですけど。

電車が揺れたとき、もし足を踏んでしまったらどうしよう。靴の上からならまだしも、素足サンダルだとかなり痛いはず。ほんのちょっと軽く踏んでしまっただけでも、おおげさに「いたいっ!」とかいわれそう。

サンダルのつま先から少しはみ出ている足の指。もし電車が揺れたりしたときに足の位置をずらしたら、こちらの靴の横のでっぱりがお姉さんの足の爪に引っかかって、そのまま爪をはいでしまったりしたらどうしよう。踏んだ程度とは段違いに大騒ぎされそう。

そもそも、こんな混んだ電車に素足サンダルで乗り込んだらどんなアクシデントが自分に降りかかる可能性があるかなんて理解できそうなものだけど、それでも乗ってくるってことは、アクシデントが起きたときは自己責任と納得しているのか、それともアクシデントなんて起きるはずがない、考えたこともないのか。おそらく、それがどんなに危険な行為(笑)か、理解してない、気づいていないんだろうなぁと思うわけで。

理解してない、気づいていない、自分にはまったく悪いところはないと思っていそうだから、もしそんなケースに陥ったら、こういうお姉さん方は自分側の非なんて一切認めず、ひたすらに大騒ぎして加害者側を攻撃するんじゃないか、するんだろうな、きっとする……こわいこわい。近づかないようにしよう。と思ってしまう。

素足にサンダル。素敵なんですけどね。満員電車では勘弁してください。

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2004/07/14

MONA LISA / LE PETIT VIOLON DE MR. GREGOIRE

次作の『Avant Qu'il Ne Soit Trop Tard』と並んで名作・傑作といわれているサード・アルバム。

シアトリカルなヴォーカルが炸裂しています。パワフルにさまざまな歌い分けができている点で、このジャンルのトップ・グループであるAnge(アンジュ)に比肩する、ところどころで凌駕しているとさえいえるでしょう。

バンドの演奏力(というよりも、音づくりなのかな)がAngeにくらべるとかなりチープで、いくぶん粗くもあり、それゆえパッと見(パッと聴き?)で損をしているようにも感じますが、このチープさが身近感や世俗感をより強く生み出しているともいえそうで、悪くはありません。しかしこのキーボードのアレンジと音づくりの薄っぺらさは、もう少しなんとかしたほうがよさそうには思いますが。

意外とポップなメロディもあり、シアトリカル・ロックとしてはとっつきやすいかもしれません。しかし場面展開のヴァリエーションは豊富で、幻想的なフルートなども入り、シアトルカル・ロックの楽しみを存分に感じられる作品です。

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2004/07/13

思わず笑ってしまった

「似ているよな。更新。」を読んで、思わず笑ってしまった。
親指って(笑)。

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2004/07/12

今日もステファノは美味しかった

今日のランチは行きつけのリストランテ・ステファノへ。ここは毎週月曜日にランチのメニューが変わるのよん。

ランチ・メニューは3種類。ひとつのプレートにサラダ、パスタ、メインを盛り付けたワンプレート・ランチと、アンティ・パストとプリモにドルチェがついたパスタ・コース、そしてアンティ・パスト、プリモ、セコンド、ドルチェのフルコース。自分はいつも、その週のセコンド(メイン)がなにかを見て、そのセコンドがすごく食べたかったらフルコース、そうでもなかったらワンプレートを選ぶことにしてる。ほんとはアンティ・パスト+セコンドのコースとか、プリモ+セコンドのコースとかがあるといいんだけどな。

んで、今日はセコンドがチキンのグリルかスモーク・サーモンのミラネーゼ。サーモンが食べたかったのでフルコースにしました。アンティ・パストにはヴェネト産のサラミにセミ・ハードのチーズ(グラナ・パダーノかなぁ)のスライスがかかっているもの、セコンドは煮込んだチキンの入ったリゾットにしましたわ。そんでもちろん、グラスワインを1杯。銘柄忘れちゃったけど、Nino Negriの白でした。Nino Negriって、Valtellinaとかつくってる生産者だよね。てことはロンバルディーアの白なのかしら。

んん~ん、んまい! ステファノの料理はちゃんと「イタリアン」な味がするよなぁ。といっても、日本で一般的にイメージするトスカーナ以南のイタリアンというよりは、シェフのステファノさんがヴェネト出身だけあって、やっぱり北っぽい。しっかり、どっしりした感じのイタリアン。ちゃんと「食べた~っ」て感じがする。リゾットもきちんとお米がアルデンテだし(見習おうね、カンティーナ・フィレンツェ)、サーモンもすごく香りよくスモークされたものをミラノ風にフライにしてある。ワインもイタリアっぽい果実味とさわやかさがバランスよく感じられ、ランチのお供にぴったり。ここのグラスワインもはずれたことがないよなあ(ふたたび、見習おうね、カンティーナ・フィレンツェ。1回しか行ったことないけど)。

やっぱうまいのだわ、ステファノは。しかし、オフィシャルページはいつまでたっても本格稼動しないな。

そうそう、今日はBGMにかかっているCDもよかった。以前はEros Ramazzotti(エロス・ラマッゾッティ)とかもかかっていたのだけど、ここのところ小野リサばっかりだった気がする。でも今日は、とても落ち着いた女性ヴォーカルで、最初Alice(アリーチェ)かなと思ったんだけど、Aliceよりも渋い。聴いたことのある声で、というか、きっとうちにアルバムがある人だと思うんだけど、思い出せなくてたずねたら、Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)だった。そういわれるとたしかにFiorella。うん、やっぱりいい声だし、素敵なヴォーカルだね。Fiorellaは自分も好きです。

しかし、聴いてて気がついたのだけど、Fiorellaの声とか歌い方って、ドイツ出身でニューヨークに渡りアンディ・ウォーホールにかわいがられ、The Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)のデビュー・アルバムにも参加した、女優でシンガーのNico(ニコ)にちょっと似てる。Nicoが亡くなってずいぶん経つけど、好きだったんだよな、あの声と歌い方。だからFiorellaも好きなのかなと、ワインを傾けながらNicoのアルバムをよく聴いていた学生だった日々を思い出した今日のランチタイムなのでした。

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IVAN CATTANEO / UOAEI

なんだかわからないけど、すごくいい!

Ivan Cattaneo(イヴァン・カッタネオ)は、ウェブで調べると結構な枚数のアルバムを出しているので、イタリアではそれなりの知名度があるカンタウトーレなんだと思います。でも、日本ではあまり知られていませんよね? 自分も聴くのははじめてです。

ほぼ100%裏声を使った、変なヴォーカル。幻想的なフルート。神経を逆なでするようなヴァイオリン。音楽のタイプとしては、アヴァンギャルド風味のあるサイケデリック・フォークに地中海風味がちりばめられた感じ、でしょうか。

いちおう歌詞はあるようだけど、歌詞の意味よりは言葉や発生の持つ「音」の面白さに重点を置いているような歌い方です。ちょっとふざけたような裏声ヴォーカルは、むかしのアヴァンギャルド系プログレッシヴ・ロック・グループにときどきありましたよね。ちょっと記憶があいまいですが、日本のAfter Diner(アフター・ディナー)やQuasimode(カジモド)、Katra Turana(カトラ・トゥラーナ。つづりこんなでしたっけ?)などのヴォーカルがこんな感じだった気がします。あるいはEduardo Artemiev(エドゥアルド・アルテミエフ。つづり間違ってるかも)の『Warmth of Earth』の中間部あたりでもこんなヴォーカルが導入されていたような。ちなみにM7では、自分は矢井田瞳を思い出しました(笑)。

なんと表現したらいいのかわからないんですが、ともかく変な、とても個性的なアルバム。変な声で変な曲で変な演奏。でもメロディそのものはやわらかくきれいだったりします。こういうのを楽しめるのは、やはりサイケがかった初期プログレとかを楽しんで聴ける人なんだろうな。このヴォーカル・スタイルがだめな人はぜんぜんだめでしょうけど、この声も含めて、すべてがとても魅力的に感じます。

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