2004年ドイツ旅行(5)
2004/10/20(水)雨のち曇り
7時30分起床。朝食をとり、9時半過ぎにホテルを出発。今日はエーベルバッハ修道院へ行く。
まずはヴィースバーデンまで行き、修道院へ行くバスの時間をチェック。しかし2時間くらい待たないといけないので、エルトヴィレまで移動。ここからだともう少し頻繁に修道院行きのバスがあるはずだし、バスがなくても歩いて1時間くらいで行けるらしい。
電車で移動中、どんどん雨が強くなってきたので予定を変更し、リューデスハイムへ行き、このあいだ入らなかったワイン博物館などの屋内施設を見物することにする。
11時ころ、リューデスハイム着。ワイン博物館へ。もともとはフレイザーという人(貴族)のお城を改装したもの。古い葡萄圧搾機や醸造用樽、1700年代から最近のワインのボトルやラベル、ワイングラスやカラフェなどといったものが展示してある。城の最上部は展望がすばらしいのだが、今日は雨のためあまり景色がよく見えずに残念。
ワイン博物館を出たあと、食事。つぐみ横町は観光客でどこもいっぱいな感じだったので、横町とは別の、リューデスハイムの街中にあるドイツレストランへ(と思ったら「Hotel Lindenwirt」のチェーン?店だった)。ドイツの伝統料理らしいローストポーク10.30ユーロと、ソーセージ7.70ユーロ、ラインガウ・リースリングのハルプトロッケン(中辛口)3.90ユーロを頼む。ローストポークは思いのほか巨大な肉の塊が出てきてびっくり。山盛りのザワークラウトとマッシュポテトもついていて、強力にお腹一杯。
レストランを出て、古い自動オルガンなどを展示してある博物館へ。ここは施設のシステム上、最低4人の見学者がいないと入れないとい入り口でいわれ、ちょっと困ったなぁと思っていたところ、幸いなことにすぐあとから欧米人の2人連れがやってきて、あわせて4人になったのでみんな入ることができた。
ロールペーパーを使った自動ピアノや、映画などでむかしのサーカスのシーンなどで見かける、さまざまな楽器が人形つきの箱に入ったからくりオルガン、手回しオルガン、蓄音機、オルゴールなど、さまざまなむかしの自動演奏楽器が展示してあった。それらのいくつかは現在でも作動し、実際に音を出して聞かせてくれた。
博物館を出たあと、リューデスハイムの街の背後に広がるぶどう畑のなかを続く道を散策。丘のかなり上のほうまで昇った。激しく降っていた雨もいつのまにかあがり、雨上がりの湿った空気が気持ちのよい散策になった。ぶどう畑のなかから見える街やライン川の景色はとても美しく、空気もよくていい気分。収穫直前であるはずの葡萄が木にいく房もなっている。内緒で一粒つまんで食べたが、甘酸っぱくみずみずしい味がして美味しかった。このへんでつくっているってことは、これはもしかしてリースリングだろうか。
ぶどう畑散策から街に戻り、カフェで紅茶を飲んで一休み。さらに街を1時間程散策してお腹をこなしてから、前にきたときにお昼を食べたつぐみ横町のお店「Bei Hannelore」で夕食。前回給仕をしてくれたおばちゃんがこちらを覚えていて、とてもフレンドリーな笑顔で迎えてくれた。
ポークのコルドン・ブルー(ポークにハムとチーズをはさんでカツレツ状にしたもの)12.50ユーロとサラダ・プレート8ユーロ、ラインガウ・リースリングのハルプトロッケン4.50ユーロを注文。コルドン・ブルー自体もかなりボリュームがあったが、付け合わせのポテト・フライも大量。ふたりで食べても充分な量。サラダ・プレートもでっかい皿に山盛りで、パンもつくので、これだけでも充分な食事になる。グラスワイン1杯では最後までもたず、途中でラインガウの赤ワイン4.80ユーロを追加。最後にコーヒーも飲んで、ふたりで47ユーロ強。まぁこんなもんかな。
21時11分の電車でマインツへ戻る。リューデスハイム駅の乗車券自販機が壊れていてチケットが買えなかったが、駅員に「今日はもう終わりだよ」と冗談をいわれてしまった。けっきょく電車内で購入。自販機故障のことは駅員が伝えていたようで、とくにトラブルなく買えた。
22時過ぎ、駅前の店で水とビールを買ってからホテルへ戻る。イタリア・RaiUnoのくだらない(でも楽しみにしてたりする)クイズ・バラエティを見ながらビールで今日の締め。今日も楽しい1日でした。
明日こそはエーデルバッハ修道院へ行けるか。
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