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2004/08/23

GIANLUCA GRIGNANI / UGUALI E DIVERSI

Gianluca Grignani(ジァンルカ・グリニャーニ)もすっかり中堅どころのアーティストになりましたね。初期のころは土臭いストレートなロック・シンガーだった気がしますが、最近はほどよいポップさを備えた重厚なロックを得意としているように感じます。ミディアム・テンポの曲が増えたのも、最近の彼の傾向かな。

Gianlucaって、声がいいですね。太くて力強いのだけど、そのなかにそこはかとない頼りなさや優しさ、甘さが見え隠れしてる。この声がミディアム・テンポのメロウなメロディにとてもよくマッチします。また、美しいバラードもこの声の魅力を充分に引き出します。

この前のアルバムもそうだったと記憶していますが、ちょっと曲調が似通ったものが多く、メロディや構成にもある種のワンパターンさを感じる部分があることは否めません。それがGianlucaの曲の個性になっているともいえますが、もう少し曲ごとの個性というのも期待したい感じです。彼の場合はヴォーカルに個性があるので、曲調やテンポに変化をつけても声の個性で求心力を得られるでしょう。

むかしながらの土臭いストレートなロック、美しいロック・バラード、ほどよくポップな曲など、それなりにバラエティはあって楽しめます。あっさりめのオーケストレーションも雰囲気づくりに役立っています。自分の好みとしては、これにもう少しリズムの変化や緩急豊かな展開があればなぁとは思いますが、充分にやわらかなイタリアン・ポップ・ロック・ヴォーカルの魅力を感じられるアルバムだと思います。

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