今日もステファノは美味しかった
今日のランチは行きつけのリストランテ・ステファノへ。ここは毎週月曜日にランチのメニューが変わるのよん。
ランチ・メニューは3種類。ひとつのプレートにサラダ、パスタ、メインを盛り付けたワンプレート・ランチと、アンティ・パストとプリモにドルチェがついたパスタ・コース、そしてアンティ・パスト、プリモ、セコンド、ドルチェのフルコース。自分はいつも、その週のセコンド(メイン)がなにかを見て、そのセコンドがすごく食べたかったらフルコース、そうでもなかったらワンプレートを選ぶことにしてる。ほんとはアンティ・パスト+セコンドのコースとか、プリモ+セコンドのコースとかがあるといいんだけどな。
んで、今日はセコンドがチキンのグリルかスモーク・サーモンのミラネーゼ。サーモンが食べたかったのでフルコースにしました。アンティ・パストにはヴェネト産のサラミにセミ・ハードのチーズ(グラナ・パダーノかなぁ)のスライスがかかっているもの、セコンドは煮込んだチキンの入ったリゾットにしましたわ。そんでもちろん、グラスワインを1杯。銘柄忘れちゃったけど、Nino Negriの白でした。Nino Negriって、Valtellinaとかつくってる生産者だよね。てことはロンバルディーアの白なのかしら。
んん~ん、んまい! ステファノの料理はちゃんと「イタリアン」な味がするよなぁ。といっても、日本で一般的にイメージするトスカーナ以南のイタリアンというよりは、シェフのステファノさんがヴェネト出身だけあって、やっぱり北っぽい。しっかり、どっしりした感じのイタリアン。ちゃんと「食べた~っ」て感じがする。リゾットもきちんとお米がアルデンテだし(見習おうね、カンティーナ・フィレンツェ)、サーモンもすごく香りよくスモークされたものをミラノ風にフライにしてある。ワインもイタリアっぽい果実味とさわやかさがバランスよく感じられ、ランチのお供にぴったり。ここのグラスワインもはずれたことがないよなあ(ふたたび、見習おうね、カンティーナ・フィレンツェ。1回しか行ったことないけど)。
やっぱうまいのだわ、ステファノは。しかし、オフィシャルページはいつまでたっても本格稼動しないな。
そうそう、今日はBGMにかかっているCDもよかった。以前はEros Ramazzotti(エロス・ラマッゾッティ)とかもかかっていたのだけど、ここのところ小野リサばっかりだった気がする。でも今日は、とても落ち着いた女性ヴォーカルで、最初Alice(アリーチェ)かなと思ったんだけど、Aliceよりも渋い。聴いたことのある声で、というか、きっとうちにアルバムがある人だと思うんだけど、思い出せなくてたずねたら、Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)だった。そういわれるとたしかにFiorella。うん、やっぱりいい声だし、素敵なヴォーカルだね。Fiorellaは自分も好きです。
しかし、聴いてて気がついたのだけど、Fiorellaの声とか歌い方って、ドイツ出身でニューヨークに渡りアンディ・ウォーホールにかわいがられ、The Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)のデビュー・アルバムにも参加した、女優でシンガーのNico(ニコ)にちょっと似てる。Nicoが亡くなってずいぶん経つけど、好きだったんだよな、あの声と歌い方。だからFiorellaも好きなのかなと、ワインを傾けながらNicoのアルバムをよく聴いていた学生だった日々を思い出した今日のランチタイムなのでした。
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