夜ごとに太る女たちのために
邦題はたしか、こんなでしたよね。Caravan(キャラヴァン)の名盤『For Girls Who Grow Plump in the Night』です。
ひさしぶりに聴いたのですが、プログレッシヴ・ロックは「重い・暗い・長いの三重苦」といわれるなか(笑)、Caravanの奏でる軽やかでどこかのほほんとしたプログレッシヴ・ロックは貴重。
ヨーロッパの田園を思わせるのんびりした感じと、アメリカのカントリーやフォークソングにも通じるようなやわらかさ。だけどアメリカほど乾いてなくて、ちょっと湿ったあたたかさなのがやっぱりイギリス?
ヴァイオリンというよりはフィドルの音色で、でもメロディやフレーズはフィドルというよりはヴァイオリンな、だけど実態はヴィオラだったりする弦楽器も魅力。
そんなのんびりのほほんなCaravanですが、「A Hunting We Shall Go」はYes(イエス)の「Close to the Edge」と並ぶブリティッシュ・シンフォニック・プログレッシヴの最高のサンプルかつ名曲だと思います。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 「every little music in my life」最近の更新(2023.08.06)
- Matia Bazar / The Best Of (2022)(2022.11.27)
- Umberto Tozzi / Io Camminero(2022.07.24)
- Spectrum / Spectrum 6; SPECTRUM FINAL Budoukan Live Sept. 22,1981 (1981)(2022.05.22)
- RockFour / One Fantastic Day (2001)(2022.05.22)
コメント