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2004/05/16

テキサス・チェーンソー

映画『テキサス・チェーンソー (The Texas Chainsaw Massacre)』を観てきました。

「怖い」「痛い」「途中で席を立ちたくなった」など、ホラー・ヴァイオレンス映画としては最大限の賛辞(?)があちこちで送られてるんですが……。

たしかに痛かったです。肉きり包丁で腕を切り落としたり、精肉用フックに兄ちゃんを引っ掛けたり、思わず「うっ」ってなるようなシーンは、たしかに多かった。始まってけっこうすぐに脳みそ吹っ飛んでるし。

でもなぁ、やっぱり「びっくり系」の怖さがメインなんだよなぁ。なんていうか、もっと「見えない怖さ」みたいなものが自分は好きなわけで、突然目の前に現われたり大きな音を出したりしてびっくりさせるのは、びっくりはするけど怖いとは思わないのよ。

もちろん、実話がモデルになってる映画ということで、こんな事件を起こした人たちが実際にいたという点での「怖さ」はある。でも、それはそれ。これは「映画」だから、やはり「映画」という世界での怖さを期待したい。

異常犯罪家族であるヒューイット家の面々に、あまり異常さが感じられなかったのが、この映画があまり怖くならなかったいちばんの原因だろうな。保安官役の人は充分にキチガイっぽさを出してたけど、ほかの人たちに異常さ、怪しさが足りない。それにレザーフェイス、動きがすばやすぎ(笑)。やっぱ、もっとのっそりと、だけどいつまでもしつこく追いかけてくるってなってないと。動きののろいやつなのに、どうしても逃げられないっていうのがあると、すご~く精神的にやられるんだよなぁ。

などといった点でちょっと残念には思うのだけど、途中に「笑い」の入らない純然たるホラー・ヴァイオレンス映画はひさしぶり。怖い映画に「笑い」はいらない。笑いを廃し怖さのみを追求したという点では、とても好ましい映画でした。

* Blogオープンに伴い、以前に使っていた掲示板を閉鎖したので、掲示板に最近書いたものをこちらに移行しました。

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