Aphrodite's Child "Reflection"
Aphrodite's Child(アフロディテス・チャイルド)といえば、プログレッシャー(とニフティのプログレ隔離室では呼んでいたような)にはグリーク・ロックの傑作『666』なんですけど、今朝電車のなかで聴いてたのは『666』以前の、ユーロ・ポップなころの彼らのベスト盤。
ていうか、プログレ者以外の人には、ユーロ・ポップな彼らのほうがなじみがあるらしいですね。とくに自分らより上の世代の、現在40代なかばくらいな方たちにとっては。「Rain and Tears(雨と涙)」とか、日本でもヒットしたらしい。
このベスト盤(LP!をMDに録音しました)を聴くの、ひさしぶりなんですが、あらためて聴くと、なんだかいいです。「Spring, Summer, Winter & Fall」とか、名曲です。ユーロ・ポップスらしい、美しいメロディとなめらかで奥行きのあるアレンジが楽しめます。のちにグリーク・ポップの、というかユーロ・ポップのスターになった(らしい)デミス・ルソスのあたたかいヴォーカル(ふるえたような歌声が素敵)もじんときます。ヴァンゲリスのキーボードは……まぁ、こんなもんでしょう。
どれもメロディや展開が素直だよなぁ、このころの曲って。こういう曲って、誰かが仕掛ければリバイバルヒットになりそうに思うんですけど、どうでしょ?
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