2018/04/22

アーネスト・ヘミングウェイ 『老人と海』

なんだろう。いまでは年老いて、漁もうまくなっている老人が、いつもより遠くの海にまで出かけ、これまでに出合ったことのない大きなカジキと数日にわたる戦いをし、ついには釣り上げたのだけど、港に戻る途中でサメに襲撃され、釣ったカジキをすべて食べられてしまったという、ストーリーとしてはなんということのない話だし、カジキとの戦いのなかでの回想は「むかしは俺もすごかった」という過去の栄光のフラッシュバックだし、なにより帰り着いたときには獲物はなしで漁としては大失敗で終わる物語なのに、読後感がなんか清々しいんだよな。だから、ときどきまた読みたくなる。なんかよくわからないけれど、また読みたくなる。





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2018/04/19

ベーコン巻きミートローフのグリル@W omotesndo(表参道ランチ)

存在自体はけっこう前から知っていたのだけど、最近まで入ったことのなかったW。以前はランチメニューが1種類だけで、しかも表にメニューが出ていなかったため、ずっとスルーしていたのだけど、いつのまにかランチメニューが日替わりで4種類くらいになり、その日のメニューが事前にTwitterでわかることを知り、いまではお気に入りのお店のひとつになっています。

今日は日替わりメニューの2番を注文。ベーコン巻きミートローフのグリルです。1000円。


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メインのほかに、サラダとスープバー、ドリンクバーがつきます。

それだけならまぁよくあることですが、この店のすごいところは、ドリンクバーにワインも含まれていることです。酒屋で1本500円くらいで買えるチリワインですが、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンが飲み放題。

平日の昼にワインが飲めるなんてすばらしい。会社に内緒で飲む背徳感もたまりません。

安いワインではありますが、赤も白も果実味たっぷりで味も悪くなく、昼に気軽に飲むには最適でしょう。午後の仕事のことを考えて1杯だけに抑えておきますが、仕事がなければおかわりしたいところです。


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サラダは別につきますが、メインのガルニにも野菜があるところも個人的にポイント高いです。生野菜は少し乾き気味だけど、グリルされた茄子、蕪、さつまいも、ブロッコリーは香ばしくておいしい。

メインのミートローフもジューシーです。まわりに巻かれたベーコンが、途中ではがれることもなく、最後までしっかりとミートローフに巻き付いているところに、ちゃんと仕事してるなと感じます。甘みのある照り焼きソースも、甘い果実味たっぷりのチリワインとよく合います。

調子に乗ってワインをグラスにたっぷり注いでしまったため、軽く酔いがまわってしまいました。会社に戻る前に酔いを醒まさなければなりません。タマネギのコンソメスープやアイスティ、ホットコーヒーなどで酔い醒ましをして、ごちそうさま。

この店、好きだ!


W omotesando The Cellar Grill
W omotesando The Cellar Grill
ジャンル:ワインと創作料理
アクセス:地下鉄半蔵門線表参道駅B2番出口 徒歩1分
地下鉄千代田線表参道駅B2番出口 徒歩1分
地下鉄銀座線表参道駅B2番出口 徒歩1分
住所:〒107-0061 東京都港区北青山3-10-6 青山パ-クスビルB1(地図
周辺のお店のネット予約:
大衆居酒屋 黒提灯のコース一覧
PORT OF CALLのコース一覧
渋谷 焼肉 富士門 ~ふじもん~のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 表参道・青山×居酒屋
情報掲載日:2018年4月19日


ダブリュー表参道 ザ セラーグリルワインバー / 表参道駅W omotesando The Cellar Grill
W omotesando The Cellar Grill
ジャンル:ワインと創作料理
アクセス:地下鉄半蔵門線表参道駅B2番出口 徒歩1分
地下鉄千代田線表参道駅B2番出口 徒歩1分
地下鉄銀座線表参道駅B2番出口 徒歩1分
住所:〒107-0061 東京都港区北青山3-10-6 青山パ-クスビルB1(地図
周辺のお店のネット予約:
大衆居酒屋 黒提灯のコース一覧
PORT OF CALLのコース一覧
渋谷 焼肉 富士門 ~ふじもん~のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 表参道・青山×居酒屋
情報掲載日:2018年4月19日

1306/A130601/R9951/rstLst/">明治神宮前駅、外苑前駅

昼総合点-


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2018/04/08

池田理代子 『ベルサイユのばら』


ラブストーリー部分にはぜんぜん興味はないが、激動の時代を生きたオスカル・フランソワというひとりの若者の成長と死、生き方を描いた作品としては、やはり非常におもしろい。特にオスカルがフランス衛兵隊に行ってからは、物語自体にも厚みと躍動感が増し、また、オスカルが兵士たちに伝えようとする言葉にも響くものがたくさんあって、いっそうおもしろくなった。

あと、物語終盤の、マリー・アントワネットが行かれる国民たちに向かってバルコニーでお辞儀をするシーンも、心を打つものがあるな。そういえば、このシーンは、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』でも非常に印象的だった。





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刑事モース~オックスフォード事件簿~ Endeavour (TV series 2012~)

コリン・デクスターの小説に登場するモース警部が、まだ刑事になったばかりのころを描いたテレビドラマ。10年以上にわたって製作されたテレビドラマ『主任警部モース Inspector Morse』のスピンオフで、原作小説に登場するキャラクターをベースにつくられたオリジナル・ストーリーという点が、『オックスフォードミステリー ルイス警部 Lewis』と共通しています。

そして自分は、オリジナルの『主任警部モース』も嫌いではないけれど、どちらかというと『オックスフォードミステリー ルイス警部』と『刑事モース~オックスフォード事件簿~』のほうが好きなんです。それはたぶん、『主任警部モース』のモースのキャラクターが、あまり好きではないからなのかもしれません。いかにもイギリスといった感じの雰囲気や、落ち着いたストーリー展開はすごく気に入っているのだけど、主人公のキャラとしては『ルイス警部』のルイスとハサウェイのほうが好きだし、『刑事モース』の若き日のモースのほうが好き。たぶん、彼らのほうが『主任警部モース』のモースより、シャイな感じがするからなんだろうな。

特に『刑事モース』のモースは、シャイだけど空気を読まずに偉い人にも率直な意見を言ってしまうところがかわいらしい。目をかけて面倒をみているサーズデイ警部補も胃が痛いことでしょう。サーズデイさんが、あとから入ってきたモースのほうに目をかけるから、ちょっと拗ねて意地悪気味なジェイクス巡査部長も、ある意味でかわいいし、口の利き方を知らないモースに厳しく当たるブライト警視正も物語を引き締めます。主要な登場人物たちがみな物語を構成するうえで意味のあるキャラクターを持っていて、そのバランスが優れているところが、きっとこのドラマをおもしろくしている要因のひとつなんでしょう。

最新シーズンはWOWOWでの放送のみで、BSでの放送はシーズン2で終わりのようで、すごく残念です。AXNあたりで放送してくれないだろうか。






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2018/04/01

ブラックリスト The Blacklist (TV series 2013~)


シーズン1~2くらいまでは、緊迫感やスピード感があり、サスペンスフルでミステリアスなフィルム・ノワールのような魅力があったんだけどなぁ。FBIと大物犯罪コンシェルジュとの、おたがいに自分の利益のために行う極秘の協力関係や駆け引き、取引、FBI女性捜査官と犯罪コンシェルジュのあいだの隠された秘密など、重層的なストーリー展開もおもしろかった。

それがだんだん、エリザベス・キーンの出生の秘密に関するものの比率が高くなってきて、犯罪捜査ストーリーにおける犯罪者と犯罪コンシェルジュとFBIとの絶妙なパワーバランスが崩れてきてしまい、作品としてのおもしろみが低下してきちゃったように思う。

シーズン3でエリザベス・キーンを逃亡者にしたあたりから方向性に迷いが生まれたような印象を受け始め、シーズン4でレディントンとミスター・キャプランを敵対関係にしたことでとっ散らかり、しかもキャプランを死なせてしまったことで完全に方向性を見失ってしまったような気がする。その後のレスラー捜査官の殺人隠蔽も、トム・キーンの死亡も、新しい方向性を模索するための無理やり突っ込んだエピソードのように思う。

なんとなく、このままぐだぐだになってシーズン5を終えたあと、シーズン6はキャンセルになるような予感もする。おもしろいドラマだったのに残念だ。







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